復興支援センターから
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イーハトーヴ・トライアルのスタート地点である七時雨には、オートバイで何度も何度も行っている。ロードバイクに乗るようになって、「いつかここをロードバイクで訪れたい」と半ば夢として思っていた。
今日、その夢を実現させた。
盛岡から自走で行こうとするから「無理だなあ」と諦めてしまうのであって、輪行で行けばいいのである。
いわて沼宮内まで、IGR岩手銀河鉄道で行く。駅前でロードバイクをくみ上げ、11時ちょうどに出発。一方井へ向かう。一方井は富良野あたりを思わせる高原地帯で、アップダウンもきつくなく、とても気持ちがいいところだ。
八幡平市に抜けて、七時雨鉱泉を経て七時雨高原へ。エゾハルゼミが賑やかに鳴いていた。カッコーの声もコダマしていた。
七時雨山荘で休憩。カシオ・プロトレックは標高620メートルを示していた。ずいぶん登ったものだ。
帰路は来たルートを戻ることも考えたが、荒屋新町に抜けることにした。長い長い下り坂で時速57キロを記録。この速度で後輪のブレか、フレームのよれのようなものを感じた。チト怖かった。
花輪線荒屋新町駅に午後1時30分に到着。ここで自転車をバラして、電車で帰るつもりだったのに、電車時刻表を見ると、なんと次の上り列車は3時20分までない。盛岡までは57キロくらいあるのだが、自走で帰ることにした。
このルートには安比峠という難所がある。「2時間待って電車に乗るんだったなあ」としきりに後悔し、シクシク泣きながら峠をクリア。私は坂道にくると「ああ、もうイヤだ」と思いつつ、どうにか登りきるというパターンが多い。
安比を過ぎてしまえば、後は楽なものだ(←見栄っぱり)。午後4時30分。家に帰り着いた。結局、90キロ近く走った。
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復興支援サイクリングの終盤で太ももが痙攣したのはサドルの高さが合っていないせいかもしれない。と、素人ながら考えた。
で、計測したところ、標準より2センチも高いセッティングだった。好みとはいえ、ちょっと高すぎかもしれない。私のような素人はつい高ければいいと考えがちで、どんどん高くしてしまう。
サドルのセッティングの一般的な方法は、股下(計測の仕方があるのだが、省略)×0.870(この数値にも諸説あるが平均的なものを採用)で出す。私の場合、73.08センチとなった。好みでこれより高くしたり、低くしたりする。
この高さは、サドルの先端から14.5センチのところからボトムブランケットの中心までの数値だ。私は75センチにセッティングしていたので74センチにした。
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盛岡城跡公園の芝生広場でおこなわれたオープニングで県庁の戸館さん、市役所の大志田さんの挨拶があった。お二人とも「晴れ男」とのこと。助けられた。
五月晴れの空のもと快走。気温は15度から22度くらいまで上がった。私は先頭グループでスタートしたが、ペースが速いので「お先にどうぞ」とお尻につく。結局、単独走行となった。
とにかく上り坂の多いコース設定で、マイった(かなりの走り屋さんたちも音を上げていた)。田瀬ダム界隈の山岳コースを下りると、花巻温泉までは一見平坦路だが、実はゆるいゆるい上り坂。しかも、強い向かい風が吹いていて、踏んでも踏んでも前に進まない。ここでかなりの人たちが「気持ちがくじけた」ようだ。
私は赤信号で止まったとたんに両膝の上(太もも前部)が痙攣して、脚がまったく動かなくなった。自転車を下りることもできず、立ったまま呻いていると、運良くオフィシャルカーが通りかかった。エアサロンパスを患部に浴びせる。
こういうときは揉んでは駄目。筋肉を拳で叩くといい。スプレーの効果もあって、すぐに治った。一瞬、リタイヤを覚悟したので、本当に助かった。
実はそこはゴールまで1キロもないところだった。よろよろと走りだすと、やがてゴールの看板を持つ女性が立っていた。女神に見えた。
山菜豚汁とオニギリの提供があり、とてもおいしかった!
花巻温泉の入浴券ももらったが、お風呂に入ったらそのままダウンしてしまいそうだったので遠慮しておいた。
自走で帰る予定だったが、これは浅はかだった。もう体力が尽きている。
たまたま師匠のM松さんがクルマでうろうろされていて、ちょうど盛岡に帰るというタイミングの良さ。お願いしてクルマにロードバイクを積んでもらい帰って来ることができた。多謝!
およそ90キロを5時間30分ほどで完走できた。何度もくじけそうになったし、脚が痙攣したときはリタイヤも考えた。きつい上り坂では押して歩こうとも思ったが、よく走りきった。我ながらがんばったと思う。
コース図はhttp://
一昨日、友に別れを告げに行ってきてから、気持ちが前向きになれず、このサイクリングの出場も当日の朝まで躊躇していたが、思い切って参加して本当によかった。
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岩手めんこいテレビ・エンタープライズ専務取締役のKが、昨夜、亡くなった。あまりに突然のことで、今日はただただ呆然と過ごした。
私がFM岩手にいたころ、彼は広告代理店にいて、いろいろ一緒にイベントをやったり、番組作りに協力してもらった。その後、めんこいテレビ開局にともなって転職、系列会社のエンタープライズの重役に出世した。みちのくミステリ映画祭も一緒にやった仲だ。
昨秋、もりおか映画祭で飲んだのが最後か。このごろは「いずれ」と言いながら飲む機会がなかった。
酒の席では、16年前に一緒に行ったコニャック映画祭のことをよく話し合ったものだ。あれは本当に楽しい旅だった。
思い出が尽きない。
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5月14日の朝日新聞新に載っていた、日本フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督である指揮者アルミンクのコメント。
「スターに頼り、古典のプログラムでそこそこ客を入れていても未来は開けない」
これはオーケストラに向けての言葉だが、コンサートの主催者にもまったく同じことがいえる。私がアドバイザーをつとめている盛岡市文化振興事業団にも機会があるたびに上記の通りのことを提言しているのだが……。
一般的にクラシックファンは定番以外のプログラムに拒否反応を示す。ある面で、懐メロ・ファンと同じだと言っていいかもしれない。
ところで、土曜日夕方のNHK-FM で、N響定期公演が生中継されていた。デュリュフレの『レクイエム』は初めて聴く曲だった。名曲で、しかもこの日の演奏は「凄味」を感じさせるような名演だった。聴衆の反応も素晴らしかった。
この放送のおかげでデュリュフレを私は初めて知った。こういう曲を取り上げたことを解説者も高く評価していた。
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