何が好きかって
寝る前に酒を飲みつつ、CDを聴きながら、本を読む。いわゆる寝酒ですね。この時間が一番好きだ。
バーボン、シングルモルト、スコッチ、ウォッカ、ジンなどの常備酒のなかからその日の気分で選ぶわけだが、やはりバーボンとスコッチのことが多い。手のこんだ肴がいらないのは洋酒のいい点だ。
今夜のCDはアラン・コープランド・シンガーズの「イフ・ラヴ・カムズ・ウィズ・イット」。
ジャケットがよければ、中身もいいというのが70年代までの常識でした(笑)。CDになってから、ジャケットが持つ力が失せたので、この「定義」は通用しなくなった。
このアルバムはジャケット通り、大人の音楽。子供のころ、こういう音楽を聴いて「早く大人になりたい」と憧れたことを思いだした。映画館で育ったのでマセた餓鬼だったのです。
選曲が素晴らしい。「クラシカル・ガス」にのせて「スカボロー・フェア」を歌う(体位法というのでしょうか)一曲目から秀逸です。「ディス・ガイ」、「イエロー・リボンズ」、「ウィチタ・ラインマン」などをメローなコーラスと管楽器がメインのアレンジで聴かせる。 こういう音楽は安バーボンを二倍くらい高い酒に変えてくれます。
しかし、考えようによっちゃ、とことんWASPの音楽だなあ、とも思う(ジャケットも含めて)。1969年、この種の音楽が最後の輝きを放った宝石です。
本は「福澤諭吉を描いた絵師 川村清雄伝」(林えり子著・慶應義塾大学出版界)を少しずつ読んでいるのだが、これについてはまた改めて。
というように独り酒を楽しんでいるが、もちろん仲間たちとワイワイ飲むのも嫌いではないし、キャンプ場で星空や焚火を肴に飲んでいると「こんな贅沢な時間は他にないな」と思う。
要するに酒のからんだシチュエーションならどれも好きということか。アハハ。
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コメント
いやー渋いですねー。Wichita Linemanで検索してて、辿り着きました。このカバーは、聴いたことないんですよねー。うーん、聴いてみたい。
http://onban.exblog.jp
投稿: jay-graydon | 2005年7月14日 (木) 00時10分
jay-graydonさん、どうも。
アンディ・ウィリアムズも唄ってますよね。
投稿: 斎藤純 | 2005年7月14日 (木) 04時55分