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弔い

ツーリング中、しばしば動物の死骸に遭遇する。市街地では猫、田舎ではタヌキ、テン、キツネなどだ。クルマに撥ねられて死んだのである。

私はできるだけ弔うようにしている。できるだけ、というのはペシャンコになってしまった死骸は気持ちが悪くて触れないからだ。それと、ヘビが苦手なので申し訳ないが素通りする。

撥ねられただけの死骸は案外きれいなものだ(ハラワタがはみでたりしているのは、その後、轢かれたためだ)。ライディング・グローヴをしているので、死骸に触るのはさほど気持ち悪くない。

別にいいことをしようと思ってやっているわけではない。放っておくと次に通ったクルマに轢かれて無残な姿になる。そうさせたくないから、道の傍らの草地に隠してやる。お経をとなえてあげることはできないから、手を合わせるだけ。

子供のころ、野良犬や野良猫にずいぶん悪さをした。その罪滅ぼしの気持ちもあって、これまで十数体の動物を弔った。ずいぶん立派なタヌキや、毛並みのいいテンが記憶に残っている。

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コメント

ええ話しや……

投稿: トモノリ | 2005年6月 7日 (火) 10時37分

8月に釜石に着てから1万5千キロは走りました。
ほんと、さまざまな亡骸に遭遇します。
狸はしょっちゅう。はねられて蹲る鹿も見ました。
狐は見たことないですが、いつも狐につままれています。

投稿: おおた | 2005年6月 7日 (火) 19時52分

それで、まず死体を解剖して死因を調べたうえ、なぜそこで動物が轢かれたのかを考え、行政に、交通事故の起こる仕組みと改善策を一人で提案している人がいます。野生生物の死は、道路行政(工事、施工)のちょっとした工夫で減らせます。

投稿: kajipa | 2005年6月 8日 (水) 01時05分

トモノリさん>いや、お恥ずかしい。

おおたさん>そんなに走りましたか。五葉山には鹿が多いんですよね。ところで釜石のガソリンが高いのは驚きました。

kajipaさん>高速道には獣道がつくってあって、けっこう効果があるようですね。

投稿: 斎藤純 | 2005年6月 8日 (水) 07時35分

いい話ですが、ちょっと心配になったので書かせてください。
野生動物なので皮膚等に寄生虫や微生物等いるかもしれません。
この点、どうぞご注意を。
# 説教臭くなってスミマセンでした。

投稿: YH | 2005年6月13日 (月) 23時00分

YHさん、どうも。
北海道でキタキツネをお弔いしようとしたとき、エキノコクスに感染するから触らないほうがいいと注意されました。
素手では触らないようにしているんですが、危ないでしょうか。

投稿: 斎藤純 | 2005年6月13日 (月) 23時09分

斎藤純様、こんにちは。
素手でなく、グローブ越しということなのですよね。
あいにく私は素人で判断できず、ご期待に添えません。

# 使い捨てのビニール手袋でもあれば良いかもしれませんね。
# でも それでは触感が生々しすぎますよね。

投稿: YH | 2005年6月14日 (火) 06時22分

YH さん>よく手を洗うようにします(笑い)。

投稿: 斎藤純 | 2005年6月14日 (火) 08時54分

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