ロックの生き証人、アル・クーパー
30年振りのソロ新作を発表したアル・クーパー氏がプロモーションのため来日した。
季刊『大人のロック』(日経BP社)のOさんから「会ってみませんか」というお話があったとき、「そんなおそれおおい」といったんはお断りしたが、こんな機会はもう二度とない。意を決して、お会いすることにした。
「気難しい方だ」という噂も耳にしていたが、実際にお会いしてみると、シャイなニューヨーカーだった。
アル・クーパーはユダヤ系だ。アルの名盤『フィルモアの奇蹟』などで有名なフィルモア・イーストとフィルモア・ウェストを経営していた故ビル・グレアムもユダヤ系だ。ジャズではブルーノート・レコードを創設したアルフレッド・ライオンがユダヤ系だし、クラシック界を牽引したレナード・バーンスタインやアイザック・スターンもユダヤ系だ。アメリカ(ひいては世界の)音楽シーンをつくったのはユダヤ系のミュージシャン(アーティスト)たちだったのではないか、と訊いたところ、「そんなことはないよ。僕が若い頃はユダヤ系とイタリア系と黒人が音楽界をリードしていた。他の人種もたくさん加わっていた。決してユダヤ系だけではなかった」とおっしゃった。つまり、その雑多な人種の混合が「アメリカ文化の象徴だ」という意味だった。
詳細は10月発売の『大人のロック』をお読みいただきたい。
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