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カラスの死闘

勉強部屋(一般的には仕事部屋という)の窓から、カラスの死闘が見えた。1羽を4羽がかりでやっつけたのだ。
「ひどいことをするなあ」
そう思いながら、我々人間にカラスを残酷だと言う資格がまったくないことに気がついた。
karasu16  カラスの死骸はまだ屋根の上にある。共食いはしないらしい。
やられたカラスに同情しつつ、もしかするとそいつは「カラス界の悪の帝王」で、勇気ある連中が団結して反乱を起こしたのだとしたら---などとも思った。

二戸市の駅駐車場では、クルミの実をくわえて高いところから落とし、割ろうとしているカラスがいた。何度やってもクルミは割れない。見るに見かねて僕が割ってあげた。
我が家の近くでは、車の通るところにクルミの実を置き、轢かせて割ろうとしているカラスを見たことがある。クルマという道具を使っているわけで、感心した。

前に住んでいた家からはカラスが電柱につくった巣が見えた。巣は電力会社によって撤去された。その日は一日中、悲痛な声でカラスが鳴いていた。

カラスは都市の嫌われ者だが、カラスを悪者にしているのは我々人間だ。

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コメント

そうですよね。カラスを悪者にしているのは人。カラスだって一生懸命に生きようとしているのに。。

投稿: がこ | 2005年7月12日 (火) 20時00分

がこさん、どうも。
ゴミの出し方のひどい所にカラスが集まります。それなのにカラスを駆除しようなんて話をしているんですから。

投稿: 斎藤純 | 2005年7月12日 (火) 23時19分

品川には歩道橋で待機していて、そこを通りかかる女性だけを襲うカラスが居ました。都市のカラスは、より進んでるかも。

投稿: ベガ | 2005年7月13日 (水) 09時29分

僕の職場でも、きれいに割られた木の実がたくさん落ちています。最近は、広い自転車置き場にたくさん落ちています。中身がきれいに出せていますね。上手です。
ところで、価値観は人間が決めるものですね。僕らは動物を見て、その動物にとって良い道を選んでいる(遺伝子がその動物を選んだ)のだ、と、肯定するのみです。
ところが、人間を見てそうは思わないので、文学も生まれるのでしょうか。

投稿: kajipa | 2005年7月13日 (水) 09時32分

ベガさん>近くに人気のない小さな神社があるのですが、そこに近づくとカラスに攻撃されます。子育ての最中なのかもしれません。

kajipaさん> ところが、人間を見てそうは思わないので、文学も生まれるのでしょうか>う~ん、わかりません(笑)。

投稿: 斎藤純 | 2005年7月14日 (木) 04時52分

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