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「和賀川学校」のち「12人の怒れる男」

■沢内村で「沢内和賀川学校」というシンポジウムにパネラーとして参加してきた。地域の財産である和賀川の魅力と、これからの活用のあり方について、鍔山英次氏(写真家)、村田久氏(釣り名人)という大御所の隅っこでアレコレ語ってくる。

この模様は10/15(土)午前9時25分からテレビ岩手「土曜、どこか行こうヨ!」のなかで紹介されるとのこと。

今春急逝された加藤昭男沢内村長は、私が卒業した城南小学校の担任の先生だった。今日の会場に未亡人がおみえになられていたが、言葉に詰まってろくにお悔やみの言葉も言えなかった。
その後を継いだ高橋村長は何と「わたし、高橋克彦のいとこです」とのこと。私は克彦さんの一番弟子だから、沢内村とは何かと縁があるようだ。

沢内村は来月、湯田町と合併して、西和賀町が誕生する。

■速攻で盛岡に帰り、プラザおでってメインホールでミステリー劇『12人の怒れる男』のゲネプロ(ゲネラルプローベ=最終総合練習)を観る。
これは第9回みちのく国際ミステリー映画祭恒例のプレイベントだ。

映画は演劇、美術、音楽などの総合芸術だ。だから、この映画祭では演劇とライヴにも力を入れている。他に類をみない企画といっていい。盛岡は音楽、演劇ともにレベルが高いのでこの企画が実現できた。

44031987_121 『12人の怒れる男』はシドニー・ルメット監督、ヘンリー・フォンダ主演の社会派映画の名作だが、実は演劇の映画化ではなく、映画が後に演劇化された(これは普通と順序が逆で、たいていは5年前に上演した『暗くなるまで待って』のように演劇で当たったものがを映画化される)。
盛岡版では陪審員を9人(日本で行なわれる陪審員制が9人なので)にし、オリジナルは男性だけだが、女性を加えて今日性を高めた。

出来はひじょうによかった。9人の個性が際立っていたのは、演出家浅沼久氏の手腕だろう。それに応えたキャストも素晴らしい。ことにオンシアター自在社の福地智恵子さんの役(映画ではヘンリー・フォンダが演じた)は、実直さと芯に秘めた正義感を求められる。これは癖のある悪役よりもずっと難しい役だが、さすがに演技派だけのことはある。みごとに演じきっていて、説得力があった(福地さんは2003年のミステリー劇『情婦』でもマレーネ・ディートリッヒ顔負けの凄い演技で観客を魅了している)。

緊張感のある推理劇を堪能した。
付け加えておくと、出演者はアマ劇団員と一般の方、アナウンサーである。

本番は明日。

■それにしても、「12人の怒れる男」や「スミス、都へ行く」などを、今、 藪大統領を含む多くのアメリカ人に観てもらいたいものだ。

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