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室内楽の季節

52863610_225 岩手山が雪をかぶった。そして、今朝はきれいに晴れている(昨夜は星がきれいだった)。仕事が山積しているのでどこにも出かけられないのが悔しい。

NHK-FMベストオブクラシックのことを前に書いたが、午後2時からのミュージックプラザも、かなりの「通」が選曲しているので、とても聴き応えがある。 今朝(昨日9日分の再放送)は、ドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」とフランクの「弦楽四重奏ニ長調」をエアチェック(死語!)した。

前者はトビュッシー最晩年の作品。ベルリンフィルのウォルフガンク・シュルツ(首席ヴィオラ奏者)が入っているウィーン・ベルリン・アンサンブル(ウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席奏者による室内楽団)の演奏。 ラジオから流れてくるヴィオラを聴いて、「おや、これは誰だろう」と思うとシュルツだったことが何度もある。昨日の午後、仕事をしながらこの番組を聴いていたときも「このチェロみたいな響きを出すヴィオリストは、もしかするとシュルツでは」と思ったら、そうだった。  

で、昨日は途中から聴いたので、今朝ちゃんと録音(エアチェックね)した。 この一風変わった編成は、しかし、定番になりつつあり、武満徹もこの編成による曲を書いている(名作です!)。

後者はフランクの最後の作品。録音が少なく、演奏会でもなかなか聴く機会がない。45分近いこの大曲は、漢字で大浪漫主義とあらわすのがわかりやすいかも。日本でも1960年代くらいまでは弦楽四重奏の傑作扱いを受けていたらしい。  

番組で使用したジュリアード弦楽四重奏団のCDはスメタナの「わが生涯より」(この曲はたくさんCDが出ていて不自由しない)とのカップリングで、実は私も持っていたはずなのに行方不明中なので助かった。

(番組では他にラフマニノフの交響曲3番がかかった。選曲家は、つまり、作曲家の最晩年の作品、あるいは最後の作品を選んだわけだ。ブラームス最晩年のクラリネット/ヴィオラ・ソナタという名曲を私は思いだした。)

晩秋から冬にかけて、私はこういう室内楽が聴きたくなる。 今日はこのMDを繰り返し聴きながら仕事をしよう。

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