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ロハス(LOHAS)ねえ

LOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)というのが流行らしい。これは、「地球環境保護と健康な生活を最優先し、人類と地球が共存共栄できる持続可能なライフスタイルと、それを望む人たちの総称です」なのだそうだ。

スローライフが「反都市的」な傾向(本来はそうじゃないはずなのだが、「スローライフ=田舎に住もうぜ」みたいになってしまったのは残念)なのに対してロハスは都市型で、広義アート(音楽や美術)を大幅にとりこんでいる点も特徴といっていい。もっとも、スローフードがイタリア本国では「食もアートだ」という運動(日本では地産池消のみに偏ってしまった)だったことを思えば、本家帰りの感もあるが。

「環境知性の時代」という言葉があったが、ロハスが提唱しているのは「環境美学の時代」といったところだろうか。

「環境にいいライフスタイルは、健康にもいい」というのは、実践してきた人たちの生の声だ。あたりまえのことなだが、こういう形でムーヴメント(流行と言ってもいいと思うが)になるのは悪いことではない。

ロハスは別として、私が日々、やっていることをここに挙げておきます。

[自宅では]
〇テレビ、ステレオ、レンジなど待機電力を消費する家電製品のプラグをいちいち抜く(タイマーを使用する場合は別として)。
〇電気ポットを使わない(というか、うちにはない)。
〇合成石鹸、シャンプー、合成洗剤をなるべく使わない。
〇冷暖房を節約する(夏は薄着、冬は厚着)。

[外出時は]
〇近距離(半径2~5キロ)の用足しは自転車を使う。天候の悪い日はバスを使う。遠いところはスーパーカブを使う。クルマは(遠乗りを除いて)一人での移動や荷物が多くないときは基本的に使わない。
〇クルマは5年前にスポーツカーからエコカー(プリウス)に乗り換えた。
〇飲み物が必要だとわかっている外出の際には、ポットに飲み物を入れて持ち歩く(ペットボトルの飲料をなるべく買わない)。
〇トイレでペーパータオルを使わない。だから、大判のハンカチ、バンダナを持ち歩く。また、これは風呂敷代わりにも使うこともある。

[買い物時は]
〇大型ショッピングセンター、コンビニをなるべく使わず(コンビニさん、ごめんなさい)、地元の商店で買い物をする。
〇マイバッグを持ち歩き、袋(レジ袋)はもらわない。書店ではブックカバーを断る。

というわけで、まあ、大したことはやっていない。細かいことは習慣にしてしまうと何ともなくなる。それと、義務感などではなく、「楽しむ」とか「遊びのつもりでやる」という気持ちのありようがコツかと思う。

ドイツの環境教育では子供たちに「便利なものを疑う。不便なほうを選べば環境にいい」と教えているそうです。

ちなみにタバコは30歳でやめました。コークはこの十数年間で500ccくらいしか飲んでいません(決して嫌いなわけじゃないけど)。缶コーヒーは飲みません(関係ないですね)。特筆したいのは、今シーズンのツーリングの距離を前年比50パーセント程度に抑えたことだ(他にやることがあったせいもあるが、雨で断念したツーリングも数知れず)。

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コメント

純さんこんにちは
ちょっと無茶苦茶ECOじゃないですか?
すごいですね。
地元を重視しているのも純さん
らしくてすごく良いです。

読んでいると日常がゆっくり流れている
感じがしますよ。。。

投稿: BONZO | 2005年11月21日 (月) 13時36分

いや~、この程度ではまだまだ(笑)。

地球温暖化市民セミナーを受講していたとき、講師の先生は「うちにはエアコンがありません。車も持っていません」という方でした。

盛岡の知人にも、マイバッグはもちろんのこと、マイ箸、マイカップを持ち歩いている方がいます。

自分にできること(小さなことでも)からはじめることが大切だと思っています。一人の100歩より、100人の一歩といいますから。

投稿: 本人 | 2005年11月21日 (月) 14時08分

1年ちょっと在籍したドイツの大学では、カフェでマイカップ持参者はコーヒーが2割引きでした。
あと、ビールは「ビン」ばかり。その保証金も少し高めで「捨てるくらいなら、その辺の店に返しに行こう」と思わせる絶妙な設定でした。(笑)
しかし、タバコのポイ捨ては日本以上です。

投稿: 小林麦酒 | 2005年11月21日 (月) 15時41分

フライブルクでは大学生らがマイカップをぶらさげて歩いているよ、と演奏旅行に行ってきた知人から聞きました。
それが「カッコいいことなんだ」というブームを起こせばいいんですよね(テレビにはその力があると思うのですが)。

投稿: 本人 | 2005年11月21日 (月) 15時46分

どうもお久しぶりです。
日本、なんか環境保護ブームがものすごいですね。もうブームじゃなく国で勧めているとか。それに比べてアメリカはダメですね。環境との問題どころか人間同士の戦いが中心で。毎日のように戦争のニュースです。ニュースはそれがいやでほとんど見なくなりました。

ところで、今冬やっと時間と予算ができ、日本へ顔を出しに行きます。1ヶ月ほどの滞在ですので一度お会いしてお話できるといいですね。

それでは。

大村。

投稿: koji | 2005年11月21日 (月) 18時35分

大村さん、どうも。
藪大統領になってから、後退しているようですが、やはり環境先進国であることに変わりはないように思いますが。

こちらでぜひゆっくりお会いしましょう。

投稿: 本人 | 2005年11月21日 (月) 20時20分

>「便利なものを疑う。不便なほうを選べば環境にいい」

この判断基準に感銘を受けました。かならずしも正確ではないとおもうけど、非常に分かりやすくて、しかも大きくはずすことはない感じですね。

わたしは発泡スチロールのトレイがいやです。リサイクルとかしてますが、それ以前にあれは全く不要なものではないですか。

でも日常的に買い物できる範囲で肉を買うとどうしてもトレイがついてくるので...。

と勢いよく否定したわりに実践できていません。反省してトレイを使わない店でしか肉を買わないことにしようかな。

投稿: こじま | 2005年11月21日 (月) 21時50分

僕の存在自体が反エコといった感じの僕です。
最近「もったいない」という言葉を世界中に浸透させようという試みがあるそうですが、この言葉を直感的に受け入れられる事ができる日本人でよかったとつくづく思っています。

僕の場合はエコというわけではないのですが、ペットボトルの飲み物に150円払うのならば通勤で使っているエイプが1リットルで30キロ以上は知るのだからもったいないとか、コンビニで袋をもらうよりもそのままでもらった方が結局ゴミを持ち帰らなくてすむのだから、必要がなければいらないという程度です。
あんまり貢献していませんね。
でも貢献ではなくて、ちょっともったいないなぁという気持ちでいればそれが一番いいんじゃないでしょうか
あぁ・・・今日のご飯も残すのがもったいないもったいない

こうしてまた・・・・

ほな

投稿: D | 2005年11月21日 (月) 22時06分

こじまさん、どうも。
買い物をすると「ゴミが付いてくる」というのが現状です。消費者だけの一方的な努力では限界がありますよね。

Dさん、どうも。
「モッタイナイ」は、スモウ、ソニー、トヨタに次ぐ共通語になりそうだとか。

投稿: 本人 | 2005年11月21日 (月) 22時22分

はじめまして。TANTANMENさんのブログから流れてきました。わたしもいくつかエコロジカルなトピックを書いたので、(LOHASという言葉についてはかなりシニカルなのですが)TBしたつもりなのですが、なんだか出来てないみたいです。いつも失敗します。

めんこいTVさんからは一度どなたかがオフィスにいらっしゃってご案内したことがあります。斉藤さんのプロフィールを拝見して、狭い世間よ!と思いました。

日本の分別ゴミの出し方や、ごみ焼却炉のフィルター、ハイブリッド車の普及などは世界でもトップを行くと思います。反面、過剰包装やエアコンの過剰使用なんかは、もっと考えてもいいことですね。殺虫剤や化学肥料も空気や大地を汚染して健康にも悪いので、高くても有機のものを購入しています。そういうオーガニックショップでは、果物や野菜は山積みされていて、昔ながらの紙袋に自分でいれるようになっています。紙袋はりさいくるしてもいいし、コンポスにもなります。色々小さなことをつみかさねていきたいですね。また遊びにこさせてください。

投稿: Lady Ellington | 2006年4月20日 (木) 02時44分

Lady Ellington さん、どうも。
あたりまえかもしれませんが、ロンドンでも読むことが可能なんですね(と、シンプルに驚いています)。

ロハスという言葉、アメリカ生まれですが、アメリカではほとんど知られていないそうです。ということは、イギリスでもそうですよね。

ロハスがブームになるといいな、とは思っているのです。中身は決して悪いことではないので。

投稿: 本人 | 2006年4月20日 (木) 08時41分

イギリスでは、この頃、各政党がGREEN化しています。使われる用語は、ecological, environmental friendly, Green, ethicalかな。「ロハス」の精神はよいと思うのですが、ややもするとその言葉だけが先走りしてしまい、商業ベースにのせられたブームになりがちなのが日本で、それをちょっと残念に思ったりもします。どうでしょう?

もちろん、イギリスでも読めますよ!日本の今を知ったり、遠く離れていながら見知らぬ方々と友好を暖められる、素敵な手段です。

投稿: Lady E | 2006年4月21日 (金) 05時48分

Lady Eさん、どうも。
確かにご指摘の商業的(雰囲気だけ)の兆候はありますね。雑誌のロハス特集はロハスに名を借りた買い物カタログとグルメ案内が多いです。

投稿: 本人 | 2006年4月21日 (金) 06時57分

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