企画展講座(ルオー展・岩手県立美術館)
岩手県立美術館で開催中の『ルオー展』(観覧記は『目と耳のライディング』に)関連事業のひとつ、安井裕雄(学芸員)氏による企画展講座「ルオーの連作『ミセレーレ』と『受難』」を聴講してきた。
「ミセレーレ」と「受難」というシリーズものを制作することで、ルオーの画風には二度の大きな変化があったというお話を、作品の映像と共に、とてもわかりやすく解説してくださった。
ただ、欲をいえば、今回の内容はギャラリートーク(展覧会場で解説を聴きながら鑑賞する)っぽかった。
安井さんは冒頭、「ルオーは砲弾飛びかうパリ・コミューンの時代に貧しい家に生まれ、第一次世界大戦と第二次世界大戦を経験した。これらがルオーの芸術に大きな影響を与えている」と紹介したが、講座なのだから、ここ(つまり、制作の背景)をもっと堀り下げてほしかった。
無料の講座なのにいろいろ注文をつけるのは気がひけないでもないが、映像にも(ルオーの作品より)ルオーの生活や当時のパリのようすを伝えるものがあってもよかったと思う。
とはいえ、密度の濃い1時間半を過ごした。
| 固定リンク
「文化・芸術」カテゴリの記事
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 石神の丘から(2014.05.10)
- 旅の空から(2014.05.16)
- ヴァインベルクを聴きながら(2014.05.03)
- 健康診断(2014.04.28)
- 渋谷にて(2014.04.26)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント