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本は見つかったけれど

マーヴィン・ゲイを聴いていたら、ネルソン・ジョージが『リズム&ブルースの死』のなかでマーヴィン・ゲイのことをどう書いていたのか気になって(ということは、どう書いてあったか忘れてしまったわけですが)本棚を探した。

見つからない。

この本はピーター・バラカンの『魂(ソウル)のゆくえ』と並べていたはずなのに、そこにはなかった。どこか別のところにまぎれこんでしまったようだ。文庫本を収めているところを片っ端から探した。
結局、探しきれなかった。

『リズム&ブルースの死』(1990年、早川書房)は、タイトル通り「リズム&ブルースは死んだ」と書いているし、『魂(ソウル)のゆくえ』(1989年、新潮文庫)もソウル・ミュージックは「自然に消滅した」と書いている(リズム&ブルースはソウル・ミュージックの前身だが、クロスオーバーが後にフュージョンと呼ばれるようになったのと同じようにとらえていいだろう)。

けれども、どちらの本も黒人音楽についての素晴らしい評論だし、黒人音楽入門書としても読める。幸いぼくたちはCD(レコード)で、死ぬ前のリズム&ブルースや、自然消滅する前のソウル・ミュージックを聴くことができる。それは、決して古き良き時代などではなく、黒人にとっては厳しい闘いの時代だった(そういう時代背景をエネルギーに、黒人音楽は花開いたわけだが)。

話を戻そう。
後日、『リズム&ブルースの死』を見つけた。それは、ジャズ関係の四六版ハードカバーを収めている本棚にあった。てっきり文庫本だと思いこんでいたのだが、ハードカバーだったのだ。
これも「ボケ」のはじまりなんでしょうか。

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コメント

読みたい本が見つからない、結構腹が立ちますよね。
昔作家さんの孫と親しかったとき遊びに行くとその書庫の大きさに吃驚させられました。(実際はその爺さんの書庫ではなく父親のでした)

なぜかその爺さんに気に入られ、本の話になったときに、買う量が読む量より多くて積読になって困ってしまうといった話になったことがあり、結局は無くなって後悔するよりもそっちの方がいいと言われてうれしく思ったことがあります。
今はぐっと買う本の量は減ってしまったのですが雑多な部屋の中にある本を見つけるのはホント大変です。
探さなくなったときに見つかる
マーフィーの法則ってそんなときに感じます。


ほな

投稿: D | 2006年2月20日 (月) 20時43分

Dさん、うちでも積ん読状態です。
でも、本は見つけたときに買っておかないと、すぐに消えてしまいますから。

投稿: 本人 | 2006年2月21日 (火) 12時36分

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