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難波薫さん(フルート奏者)登場!

昨夏、岩手に感動の種を植えていったコンサートキャラバンの一員だったフルート奏者の難波薫さん(とてもきれいな方です)が、昨日のNHK-FM『名曲リサイタル』(毎週日曜日午前9時~11時)に出演されていた(ピアノ伴奏は加納麻衣子)。

コンサートキャラバンが終わってから、ヴィオラスペースや紀尾井シンフォニエッタ東京などでコンサートキャラバンの一員だった演奏家が活躍しているのを見る機会があった。何か身内のことのように嬉しかった。

番組のなかで難波さんは「オーケストラに入りたい」と盛んにおっしゃっていた。オーケストラは欠員が出ないと入団できないから、ご自分の努力だけでは進めない道だ。

でも、きっと思いが通じる日が来るに違いない。実現する日が一日も早くやってくることを祈っている。

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カシオペア映画祭

昨日はカシオペア映画祭に行ってきた。
お隣の二戸で所用をすませてから行ったので、一本目の『青春の殺人者』には間に合わなかった。二本目の『逃れの街』は公開当時、あまりいいと思わなかったので、今回どう印象が変わるか、半ば楽しみにしていたのだが、この種の作品とぼくは相性が悪いようで前よりも評価は悪くなった。名作の誉れ高いのですから、これはぼくのほうに問題があるのです。

ゲストの水谷豊さんの人気で、立ち見が出るほどの大入り満員。めったにトークショーなどには出ないという水谷さんを追いかけて名古屋や東京からもファンがいらしていた。

その水谷さんのお話がとてもシャープで、茶目っけがあり、内容も豊かで(←親父ギャグにあらず)一時間がアッという間だった。実は水谷豊さんはあまり好きではなかったのだが、180度転換して大ファンになってしまった(こんなことはたぶん生まれて初めてだ)。これからは出演されるテレビドラマも洩らさずチェックしようと思う。

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『サイクリング・ブルース』を読む

盛岡タイムスに連載中のコラム「自転車びより」で、忌野清志郎著『サイクリング・ブルース』(小学館)を紹介しています。

一日も早く、元気な姿を見せてほしい。

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『白鳥の湖』が来る

岩手県民会館大ホール(盛岡市)に『白鳥の湖』がやってくる。見どころは、黒沢智子バレエスタジオ(盛岡市)出身の齊藤亜紀さんがオデット/オディールを、佐々木洋平さんが王子ジークフリードを演じることだ。

キャストは新国立劇場バレエ団、齊藤亜紀さんがプリンシパルとして所属するベルギーロイヤルフランダースバレエ団に加え、黒沢智子バレエスタジオ、小柳玲子バレエ教室、藤原めい子バレエ教室からも出演する。指揮は堤俊作、演奏はロイヤルメトロポリタン管弦楽団。

世界中の人々に親しまれているチャイコフスキーの名作を、岩手ゆかりの出演者で見ることができるとあって、今から楽しみで、何だかもうドキドキしている。

8月7日(月)午後6時30分開演、8日午後2時開演の二回公演。

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自転車ワークショップ終了

昨日の第3回自転車ワーシクショップは大盛況だった。来年度に実施したいと考えている自転車社会実験をテーマに議論したところ、実現させたいアイデアがたくさん出されたし、ある方が「これはすぐに商売になるんじゃないの」と呟いた案もあった。

なお、総まとめの報告は8月28日午後6時半から岩手県公会堂でおこなう予定。

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ありがとう、紀尾井シンフォニエッタ東京

7月10日、矢巾町田園ホールで聴いた紀尾井シンフォニエッタ東京は本当に素晴らしかった。

Chall008_06 感想を岩手めんこいテレビWEBに連載中の「目と耳のライディング」第128回に書きました。

これ、仕込みは江戸京子さん(かつて国際的に活躍されたピアニストで、小澤征爾さんの最初の奥さんでしたね。岩手とは久慈アンバーホール館長というつながりがある)だったそうです。江戸京子さんが盛岡に来たときに囲んで飲む会の諸氏が受け入れに奔走してくださったおかげで実現したもの。(財)地域創造の助成金がついたので、なんとこの顔ぶれで3,000円と、かなりお得(ふつうはこの二倍くらいだろうか)だった。

この日の紀尾井シンフォニエッタ東京のような熱演を聴くと、脳ばかりでなく、体中の細胞が刺激を受けて活性化する。これも音楽の力だと思う。

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ウドーミュージック・フェス

冨士スピードウェイで開催されたウドーミュージックフェス2006に行ってきた。

ま、呆れられるのを承知で書きますが、物好きなことにオートバイ(R1150ロードスター)で行ったのです。行きはほとんど雨。しかも、ときおり前が見えなくなるほどの豪雨。雨の中を8時間以上も走ったので、さすがに疲れた。

コンサートについては9月発売の「大人のロック」に書きますが、思ったよりもコンパクトな野外会場だったので、濃密かつ親密に楽しむことができました。観客の年齢層も高く、「ロックフェス初心者」や「十数年ぶりのコンサート」という聴衆も多かったように思いました。これだけのメンツが揃えば、われわれの年代は血が騒ぐというものです。

コンサートはとてもよくまとまっていて、素晴らしかった。おかげで疲れはいっきに消え、翌朝(つまり、昨日)は650キロの帰路をいっきに(しかし、のんびりと)駆けぬけることができました。恐るべし、ロックパワー!

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第3回 自転車ワークショップ

今度の火曜日(25日)、 午後6時半から8時半の予定で第3回自転車ワークショップを開催します。これまでの2回にわたるワークショップを踏まえ、来年度に実施を計画している自転車社会実験(IGRに自転車を持ち込めるようにする/駅から市役所まで自転車レーンを設けるetc.)について話し合います。

これまでのワークショップの「まとめ」は盛岡自転車会議のホームページをご覧ください。自転車で買い物に来た方にはポイントサービスをするなどユニークな意見が続出しました。来年の社会実験に役立てていきたいと思っています。

中心地商店街のみなさんにもぜひ参加をお願いします。市街地活性化の鍵を握っているのは交通問題、そして自転車です。

場所は紺屋町の盛岡市勤労福祉会館4階401号室で、 参加無料 です。

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原敬生誕150周年記念特別番組

今年は原敬生誕150年です。

司馬遼太郎が岩手について「明治以降の日本における最大の人材輩出県」であり、「ぞろぞろと中央に出て日本の近代化を担当」したと書いています(『歴史を紀行する』文春文庫)。

その先鞭を切ったのが原敬ではないでしょうか。ぼくは原敬に「精神のダンディズム」を感じてきました。彼のダンディズムに焦点をあてた特別番組に、ナビゲーターとして出演します。

岩手めんこいテレビ:放送日 7月23日(日)16時30分~17時25分
 「一山百文」反骨の人・原敬~その生涯と紳士道~

原敬記念館の木村元館長から、興味深いお話をたっぷりうかがいました。また、原が社長をつとめた毎日新聞時代の話、わんこそば直利庵での話など、知られざる原のもうひとつの顔も。

060723hara02 これは原敬に扮して(貫祿不足は否めませんが)、岩手県公会堂地下の老舗レストラン多賀でローストビーフをちょうだいしている場面です。原は、武士の礼節を例にテーブルマナーを説いたのです。

ぜひ、ご覧ください。乞御高評。

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三崎ともやすノンストップ60ライヴ

7月7日、岩手県公会堂でおこなわれた三崎ともやすさんのアニバーサリーライヴの記事が盛岡タイムスに掲載された。

三崎さんは岩手でスローライフを実践するために横浜から移り住んでこられた。岩手県公会堂が取り壊されそうになったとき、「あんな素晴らしいものをどうして盛岡の人たちは残そうとしないの?」と保存を訴え、コンサートを開いたこともある。幸い公会堂が保存活用されることになったのは周知の通り。

その公会堂でのアニバーサリーライヴに、ぼくは残念ながら行けなかった。翌日、三崎さんのお店「モンドリアン」(←大学でグラフィックデザインを学んだ三崎さんにとって、抽象画モンドリアンは恩師シナトラと並ぶアイドル)で打ち上げパーティがあり、そちらに顔を出した。

ゲストヴォーカリスト東郷輝久の爆笑トークと、西直樹ピアノ・トリオをバックに唄った「デイ・バイ・デイ」などスタンダードナンバーに酔った。

[爆笑トークの一例]
東郷「水戸黄門見ると、泣けちゃうんだよ」
純「え? あれに泣けるところなんてありますか」
(横から)三崎「泣ける、泣ける。あんなに泣けるものはない」
東郷「だろう」
三崎「ありゃあ、痛いからね。大のおとながボロボロ泣くんだ」
東郷「おまえ、なんの話をしてるんだ?」
三崎「痔だろ。肛門は末梢神経が密集しているから、痛いんだよ」

たぶん、岩手県公会堂でライヴと違って、こっちのほうが大人向き(笑)。
客席の3分の2は関東関西からわざわざいらした人たち(7日と連チャン)だった。 三崎さんの人気ぶりがわかる。

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『河鍋暁斎』を読む

明治のお雇い外国人コンドル(上野博物館、鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸などを設計、岩手銀行や東京駅舎を設計した辰野金吾らを育てた)が、河鍋暁斎の弟子だったことをこの本で知った。

英国人が書いたのだから、オリエンタリズムに満ちているのだろうと思いきや、まったくそうではない。
東洋的神秘(という言い方がオリエンタリズムという気がしないでもないけど)を西洋的合理主義で記録した本書は、河鍋暁斎のみならず、日本画を制作したり、鑑賞したりするうえで大いに役立つ。

お雇い外国人の多くがサッサと日本を引き上げたのに対して、コンドルは没するまで日本に居座った。そして、洋風建築ばかりか、こんな素晴らしい本まで残してくれた。感謝してもしきれない。

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中村善郎ボサノヴァ・ライヴ

ボサノヴァの名手、中村善郎さんのライヴがあった(盛岡市大通りのスペイン倶楽部で7月14日、午後7時30分開演)。なんと盛岡は22年ぶりだという(22年前のライヴを企画した方、聴いた方が顔を揃えるあたり、盛岡のライヴの凄いところだと思います)。

いやあ、よかった。深みのある低音のヴォーカル(もちろん、ポルトガル語も完璧)、ジョアン・ジルベルトを受け継ぐ正統派ギター。
「ジザフィナード」や「ジンジ」などボサノヴァ・スタンダードにオリジナル曲(ポ語)、「私の青空」(正式タイトル失念、昔の日本歌謡)のボサノヴァ版などをたっぷり聴かせてもらいました。
ジョアンと同じように、その日の気分で曲をやるそうで「歌いはじめてから、よく覚えていないことに気がつくこともある」なんて笑ってました(もちろん、歌詞など見ないで歌います)。
アンコールに「エスタテ」をリクエストしたら、「覚えてるかな」と言いながらもちゃんと応えてくださいました。「ワン・ノート・サンバ」も聴きたかったんですが(笑)。
ヴォーカルとギターだけとは思えない音楽のひろがりに酔いました。

使用ギターは、アントニオ・ロペス(新しいギターのようです)。マイク内蔵ではなく、ブームスタンドで拾ってました。
クラシックギターと違って右足に「台(?)」を使ってました。

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温泉ソムリエ

「温泉ソムリエ」という制度(というよりも、観光イベントですね)を妙高高原赤倉温泉がやっていて、これがなかなか評判らしい。

盛岡も温泉に恵まれているのだから、ブランド推進のひとつとして実施してはいかがだろうか。

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名演奏会のプログラム

盛岡市民文化ホール(←いい加減、この名称も何とかならないものでしょうか)展示ホールではじまった『故池野権治氏「音楽会プログラム」コレクションと事業団ポスター展』が面白い。

Image これはクラシックファンだった故池野権治氏から盛岡市に寄贈された「音楽会プログラム」150点余りを展示しているもの。一部はカラーコピーで複製をつくり、手にとってみることができる。

プログラムは戦後から1975年までで、シゲティ、メニューイン、コルトー、フルニエ、レオニード・コーガン、ベルリンフィルなどの名が連なってる。この時代、クラシック音楽がひとつの頂点を迎えていたことがわかり、見ているだけで目眩がしてくる。

故池野氏は足繁く東京のコンサートに通い、その感想を記したノートも残っているという(いつか拝見したいものです)。

映画のポスター、パンフレットの展示は珍しくないが、こういう試みは初めて知った。資料の複製制作など担当者の熱意が伝わってくる好企画だ。観覧無料なので、盛岡駅界隈にご用の際はぜひ足を運んでみてください(23日まで)。

追記:16日の盛岡タイムスに紹介記事が出ました。

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ふるさと自慢

■今日、お昼の「おもいっきりテレビ」で岩手大学構内にある農業教育資料館(旧盛岡高等農林学校本館)の歴史が、短いながら丹念に紹介されていた。これは宮沢賢治が学んだ校舎である(ぼくの義父もここで入学式、卒業式を経験したそうだ)。
この建物を修復する際に中心となった渡辺敏男さん(渡辺さんとは八幡町の番屋保存活動以来の仲だ)もあった。
13年前の今日、重要文化財に指定された。その記念日に合わせての紹介だった。
テレビはめったに見ないのに、「呼ばれた」のかもしれません(笑)。

■「おもいっきりテレビ」の高橋佳代子さんは岩手出身。ぼくがよく聴いているNHK-FM「気ままにクラシック」のパーソナリティ鈴木文子さんも岩手出身で、しばしば岩手の話題が出る。
9日の放送では、盛岡のリスナーからのお便りが紹介され、メインパーソナリティでギタリストの鈴木大介さんが、ギター製作者の故水原洋さんの思い出話をされた。

■今月はツーリング専門誌アウトライダーで「遠野」を切り口に、岩手自慢を(あまり自慢にならないように)書いています。

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自転車交通ワークショップ

明日、自転車ワークショップの第二回をおこないます。明日だけの参加も歓迎します。

前回出されたさまざまな問題点について、具体的な対策を考え、提言としてまとめたうえで各関係機関にお渡しする予定です。また、盛岡自転車会議としても実践を働きかけていきます。

7/11 午後6時半から8時半 紺屋町 盛岡市勤労福祉会館4階401号室 参加無料

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『雪の女王』を観る

キャラホール・ファンタジーシアター〈アンデルセン生誕200周年記念企画〉『雪の女王』企画制作:世田谷パブリックシアター)を観た(これ、テレビでアニメをやっていたそうですが、ぼくは観たことがない)。
上演時間も1時間と短いし、どうせ子供向きだろうとタカをくくって行き、ドギモを抜かれた。
アヴァンギャルドなのである。官能的でもある。
1時間、客席の子供たちはヒシと舞台を見据えていて、まったく倦むことがなかった。芝居の力も凄いが、子供たちも凄い(大人は寝てたゾ!)。

カーテンコールのときに初めて出演者が6人とわかって驚いた。1人6役くらい兼ねているのである(しかも、キャラクターのまったく違う役を!)。これに音楽の打楽器奏者と篳篥奏者の2人が加わる。この音楽も含めて、わずか8名による舞台とは思えなかった。

役者のひとつひとつの動きが「鍛練された技」に支えられていて、実にみごとだった。雪の女王がスローモーション(もちろん、演技なのだが、衣装までゆっくり動いているように見えて驚いた)で出てくると、ホールの温度がいっきに下がって(そんな気がして)「ザワザワ」と寒けを覚えた。

篳篥と打楽器による音楽(効果音)も素晴らしかった。特に篳篥があんなに表現力が豊かな楽器だったとは。

なお、世田谷パブリックシアターでも15日から19日まで公演される。

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バズル(岩手日報創刊130周年記念企画)

岩手日報創刊130周年記念特別企画パズルに、ぼくの「地下道のシャコンヌ」がアップされました。 このショートショートを完成させるのは、読者諸氏です。ふるってご応募ください。

今朝の岩手日報朝刊にも掲載されました(しかし、ごちゃごちゃしていて、よくわかりませんな)。

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『聴く鏡』を読む

オーディオとジャズの世界で、岩手県一関市のジャズ喫茶ベイシーのことを知らない人はいません。本書は菅原正二さんの『ジャズ喫茶ベイシーの選択』に続く待望の第2作です。

が、本書はただのジャズ/オーディオ本ではありません。もちろん、ジャズ/オーディオ本としても超一流ですが、前著同様、随所に鋭い文明批評が散らばっており、生き方の指南に満ちています。これを名著といわずして何といいましょうか。

クラシックが小物評論家による「演奏批評」に終始し、狭い領域から抜けだせないまま落ち目に向かっている今、ジャズは、小さく狭いかもしれないけれど、確かな成熟をもたらした。本書にそれが集約されています。

前著では〈今はまずいものを年中食える便利な世の中になった〉と現代社会を斬ってみせた。この感性は少しも衰えず、ますます進化(深化)し、本書では〈30年以上もたないものを、ぼくはモノとして基本的に認めないことにした〉と言い切る。痛快ですね。日ごろ、ぼくも「10年もたないものを売ったり買ったりしてるようじゃ駄目ね」と言ってるのだが、菅原さんは「30年」である。「壊れタイマー付き」などと揶揄されるソ〇ーの社員にこそ読んでいただきたいものです。全編、この精神がバックボーンにあるように思いました。

オーディオに関して、ぼくはメカニズムには興味がありませんが、出てくる音については多少ウルさいかもしれません。といっても、「紙が素材のスピーカーから、どうしてシンバルやハイハットの金属音が出るのか」不思議がっているというレベルですが。

ところで、菅原さんはあちこちに出かけません。職業柄、そうなのです。ところが、全国から(いや、世界から)菅原さんのところにいろいろな方がやってきます。
こちらから訪ねるのではなく、「いながらにして、大切な人を引き寄せる」のが菅原さん流です。これを菅原さんは「(イスラム原理主義ならぬ)居座る原理主義」(危ない!)と称しています。

「国家の品格」よりも、こういう本にぼくは共鳴します。

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自転車取り締まり強化の前に

自転車の悪質運転を減らすため、警視庁は5月に重点取り締まりを行なった。自転車の運転者にも罰金刑など刑事処分の対象となる交通切符(赤切符)による取り締まりを積極的に適用するよう全国の警察本部に通知したのだ。その結果、大阪府四条畷市内で警察官の再三の警告を無視して2人乗りを続けた高校1年生の男子(16)など33件を検挙したという。

また、無灯火や2人乗りに対して警察官が注意したうえで渡す指導警告票の交付は14万6877件で、昨年同期より3万2002件多かった。

5月の交通事故発生件数(自転車が関係したもの)は1万5181件で昨年より859件少なかったが、自転車乗車中の死者は65人で昨年より9人多かった。警視庁は「自転車の悪質運転は社会問題化しており、今後も厳しい姿勢で取り締まる」方針だという。

27日に開催した自転車ワークショップ(盛岡自転車会議主催・盛岡市後援)では、自転車に関する道路交通法について知らない人が多いことが明らかになりました。 違反した場合、自転車も軽車両なので、罰則罰金もけっこう重いのですが、それさえ認知されていません(盛岡タイムスに連載中の「自転車びより」にワークショップの感想を記しました)。

啓蒙・教育活動に力を入れず、取り締まりにだけ力を入れても根本的な解決策にならないと思います。

一方、盛岡タイムスの記事によると、盛岡西警察署では「自転車の盗難に遭った被害者が、困って自転車を盗難するケースが多い」ことから、被害者対策として自転車貸し出しをはじめた。警察は犯罪予防には消極的と思われがちだが、こういうユニークな試みは高く評価されていいと思う。

なお、盛岡自転車会議では関係機関と協力して、市内の学校などで「自転車に関する道路交通法」がどれだけ知られているか(あるいは、知られていないか)アンケート調査をする予定です。 これをもとに、どのような教育活動が必要か考えていきます。

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