『河鍋暁斎』を読む
明治のお雇い外国人コンドル(上野博物館、鹿鳴館、ニコライ堂、旧岩崎邸などを設計、岩手銀行や東京駅舎を設計した辰野金吾らを育てた)が、河鍋暁斎の弟子だったことをこの本で知った。
英国人が書いたのだから、オリエンタリズムに満ちているのだろうと思いきや、まったくそうではない。
東洋的神秘(という言い方がオリエンタリズムという気がしないでもないけど)を西洋的合理主義で記録した本書は、河鍋暁斎のみならず、日本画を制作したり、鑑賞したりするうえで大いに役立つ。
お雇い外国人の多くがサッサと日本を引き上げたのに対して、コンドルは没するまで日本に居座った。そして、洋風建築ばかりか、こんな素晴らしい本まで残してくれた。感謝してもしきれない。
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コメント
こんばんは
明治の洋館は私も好きで、ぐるぐる周囲を回って細かいディテールまでチェックしてしまいます。コンドルの設計した建造物は、私もたくさん見てきましたが、河鍋暁斎という方は初めて聞く名前ですね。こんど読んで見ようと思います。
投稿: bikki | 2006年7月26日 (水) 21時31分
bikkiさん、どうも。
河鍋暁斎は幕末~明治期に活躍した日本画の巨匠です(ぼくの印象では、「変な絵を描く」画家)。
ですので、この本に建築のことは出てきません。
投稿: 著者 | 2006年7月27日 (木) 07時42分