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この夏、よく聴いたCD

7月は涼しかったのに、8月は大変な暑さだった。

暑いさなかに聴いたクールなCDがこれ。

改めて考えてみると、四六時中、こればかり聴いていた(聴くだけではなく、必死にコピーした!)のは、もう30年近く昔のことだ。何だか夢のような気がする。

スタッフ(バンドの名前ね)の一員として活動する以前のデュープリーは「知る人ぞ知る」マニア好みのスタジオ・ミュージシャンだった。
スタジオ・ミュージシャンには、主役に合わせて変幻自在というタイプと、「俺はこれしか弾けないもんね。それでもよければ使ってちょ」というタイプがいる。
デュープリーはもちろん後者であり、その代表格といっていい。それでもひっぱりだこだったのだ。
このアルバムで聴かれるギターも、難しいことは全然やってなくて、テクニシャンとは思えません。

ところが、それが大きな罠で、この通りに弾こうとしてもまずできない。というか、そんなことをしても無駄なんですね。デュープリーはワン&オンリーのギタリストなのですから。

演奏はきわめてクールだが、内にホットなものを秘めていることがちゃんと伝わってくる名盤です。

もう一枚、クールなCDを。

これはバート・バカラックの作品のカバー(という言い方はそぐわないような気がするが)集。
A&Mから出ている「ベスト・オブ・バカラック」(本CDのライナーノーツで小西康陽氏もすすめている)と本CDは、ぼくにとって心のビタミンだ。
このCDをかけたとたんに部屋のなかには清潔で涼しげな風が吹く。
「ジス・ガイ」(この曲自体が名曲なのだが)を歌うスパイラル・ステアケイスが秀逸。本CDで初めて聴いた。

バカラックやフランシス・レイの音楽をリアルタイムで聴くことができたのは幸運だったと思う(モダンジャズは残念ながら後追いになったわけだが)。

しかし、これは今の季節(夏の終わり)にも似合うなあ。

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コメント

コーネルデュプリー懐かしいです。
高校生の頃デュプリーが参加していたスタッフというバンドのレコードを毎日聴いてました。
バックで地味ながら確実にカッティングを刻むサウンドが心地よかったです。
あの頃は少ない小遣いで買うレコードですから1つの音も逃さない気持ちで聴いてましたね。
最近ではi podをはじめとして音楽がデーターの1つとして扱われる時代になりましたね。
それはそれで便利なんですが,ちょっと寂しい。
それとリスナーがCD,MD・・・と媒体に振り回されている?気もします。
ステレオの前で腕を組んで音楽を聴いている父親ってちょっとカッコよかったんですが・・・そんな時代もありました。

投稿: 博多のモモ | 2006年9月18日 (月) 10時01分

博多のモモさん、どうも。
スタッフはライヴで二度聴いています。あ、違った。スタッフじゃなくて、ガットギャングでした(メンバーがダブッているので記憶が混乱します)。

空から降ってくる音楽には興味がありません。といいつつ、アナログはもう再生装置もレコードも持ってなくて、CDとMDなんですが。

投稿: 著者 | 2006年9月18日 (月) 10時15分

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