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『トスカ』を観る

昨日、岩手県民会館前を通りかかったら、凄い人出だった。ハマショー(浜田省吾)のコンサートなのであった(なんと2日間!)。

で、ぼくは県民会館ではなく、盛岡市民文化ホール(←このセンスのない、前世紀的な名称もどうにかならないものか。行政特有の右ならえの典型なのだが)へ。

ぼくは決してオペラ・ファンとはいえない。ほとんど知識もない。にもかかわらず、そんな素人でさえもオペラという舞台芸術は魅了する(ハリウッド娯楽大作の19世紀版と考えれば、それも理解できる)。

「トスカ」はサスペンス・ドラマなので、ストーリーが面白いし、プッチーニの曲も「これでもか!」というくらい美しい。

第1幕、カヴァラドッシ(テノール:アッティラ・フェケテ)が歌うアリア〈妙なる調和〉が圧巻で、観客をがっちり掴んだ。ここでハズすと、全体がダレるから、大事なところだったに違いない。フェケテは最後の最後まで我々の気持ちを掴みつづけた。なお、第1幕後半に登場した子役たちは、キャラホール少年少女合唱団の選抜メンバー。彼らも素晴らしかった。

第2幕はスカルピア(バリトン:ベーラ・ペレンツ)のいやらしさ、淫靡な雰囲気がよかった。

が、全体を通してトスカ(ソプラノ:ガブリエラ・フェルバー)がキンキン叫んでばかりという印象で、「どうしてこんなヒステリックな女性に(美貌は大いに認めるが)惚れるのかなあ」と(笑)。最後まで感情移入ができなかった。ま、それがイタリア・オペラというものなのかもしれませんが(なにしろ、素人なので)。

昨日のオーケストラは、ヴァイオリンの響きが今ひとつなのが残念だった(その代わり、ヴィオラはとてもよかった)。

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