水原洋追悼コンサートのこと
盛岡タイムスの〈記者の見たこの1年〉に、水原洋追悼コンサートが選ばれた。
今でもときどき「あのコンサートに行ったよ、とってもよかったよ」とか「感動しました」と声をかけられる。丁寧なメールもいただいた。こういうことは珍しく、たくさんのコンサートを見聞きしている記者の印象に残ったというのが何となく頷ける。
このコンサートは盛岡市内のヴァイオリン製作家である松本伸さんが中心になって、故水原洋さんの友人たちで企画・運営をした。水原さんは郷里での先駆者である松本さんをいろいろな意味で心の支えにしていたことだろう。コンサートが成功したのも、その松本さんのリーダーシップのおかげだと改めて思う。
関わったものの一人として、この記事に感謝したい。
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コメント
初めまして。斉藤さん、ラクラでいつも読ませて頂いています。追悼コンサートでも司会、大変に感激しました。
随分と時間の経った出来事に対してのコメントで失礼します。水原さんが亡くなったと電話が来た時に水原ギターが割れました。
今年、水原さんの命日が近くなった一日前に、水原ギターが割れました。不思議な話しですが、私の家宝であり、財産である2000年に品評会用に作られた、水原さん渾身の二本の一つを所有しております。
http://www.blogiwate.jp/cgi-bin/myblog/saga/ms.cgi?t=sketch&blogid=&ShowDiary_file=/guiter/1170133650
私は水原さんに惚れた一人です。
盛岡の音楽関係者として、工房を持つ職人として、とても尊敬していましたし、影響を多大に受けて、私も工房を作ったんですが、水原さんに見せれなかった事が最大の悔やみです。彼の為に弾く場所を作ったのに・・・・と。
投稿: 高橋と申します。 | 2007年9月10日 (月) 12時10分
高橋さん、どうも(共通の友人たちから、お話はうかがっています)。
今年(07年)も追悼コンサートを企画中です。ぜひいらしてください。
投稿: 斎藤純 | 2007年9月11日 (火) 09時01分