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アントニオ・ガデス舞踏団『カルメン』を観る

先週末、渋谷Bunkamuraオーチャード・ホールでアントニオ・ガデス舞踏団の『カルメン』を観てきた。デジタルARENA「デジタルな旅、アナログな道」に感想を記しました。

オルセー美術館展〉と〈異邦人たちのパリ 1900-2005 ポンピドーセンター所蔵作品展〉も観てきた。後者は、できたばかりの新国立美術館での開催だ。新しい建物への興味もあり、楽しみに出かけた。

新国立美術館が建った場所には、1928年(昭和3年)陸軍歩兵第三連隊兵舎及び近衛歩兵第七連隊兵舎があった(2.26事件の拠点)。これは、1962年(昭和37年)から、東京大学生産技術研究所として使われてきた。建築探偵で知られる藤森照信教授の研究室もここにあったという。

359675220_47 取り壊しのとき保存運動が起こった(当然ですね)。新国立美術館を設計した黒川紀章氏は「一部を保存した」と誇らしげだが、別館外壁として、ごくごく一部を残したにすぎない(写真左)。

〈オルセー美術館展〉の隣では、黒川紀章展が開催されていた。これは見応えがあった。都知事選とのタイミングもいい。

それぞれの美術展については、いずれ改めて。

たった三日間、盛岡を離れていただけなのに、帰ってきてから、とても寒く感じられる。風邪をひいてしまったのだろうか。

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「中央」について考える

25日のブログで、あえて「中央」という語を使った。それに関して。

昨年の盛岡文士劇には、北方謙三氏、内館牧子氏、井沢元彦氏、浅田次郎氏が友情出演してくださった。これを伝える新聞記事に、「中央から(作家を招いて)」という書き方をしたのは、地元の岩手日報だけだった。他の各紙(岩手版)では、単に「ゲスト」とか「特別ゲスト」といった表現が使われていた。

実は井沢元彦さんが、関係者のいる席上で「ここにいる作家はみんな『中央』の出版社から本を出している。われわれゲストを指して『中央』の作家というのはおかしい。しかも、文士劇は盛岡でしかやっていないのだから、文士劇に関しては盛岡が『中央』なのです」とおっしゃった。

後半は半分お世辞としても、井沢さんが暗に言いたかったのは「こういう発想を地方から変えていかなければならない」という思いだったようだ。

しばしば「中央で活躍している」という表現にも出会う。住んでいる場所に関係なく、「中央で活躍している」人はいっぱいいるのだが。

浅田次郎さんは「単に地理的な意味で関東地方を『中央』と称しているのではないか」とおっしゃっていた。

ぼくがFM岩手に勤めていたころ、「東京ローカル」という業界用語と出会って、驚いたものだ。東京ローカルというのは、東京だけで放送される番組のことだ。日本全体からみると、東京もまた一ローカルなのだと教わった。

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温度差、それとも感度差

23日のブログの続きです。

2月20日の朝日新聞の社説が、自転車に関する道交法改正の問題点を取り上げていた。結論部分だけを引用する。

〈いまこそ考えなければならないのは、車に偏った道路政策を転換し、自転車の走りやすい道を増やすことだ。

 自転車の専用道を新たにつくるのが望ましいが、それが難しければ、車道の一部を削って自転車を通すべきだ。車道が狭くて削れないというのなら、思い切って一方通行にして、自転車を走らせる部分を生み出すこともできる。そんな試行をしている地方都市もある。

 道路を削って歩道を広げることも考えられる。その場合には、自転車の走る部分をカラー舗装にするなどして、歩行者の通る部分と区別する必要がある。

 今回の改正案で心配なのは、自転車が我が物顔で歩道に上がることだ。いまでも自転車と歩行者の衝突事故は1年に2500件も起きている。高齢化が進めば、車いすやつえの人がさらに増える。事故の危険性はいっそう高まる。

 警察庁は、ルールが明確になれば指導しやすくなるというが、悪質な自転車は厳しく取り締まってもらいたい。

 歩行者の危険も考えずに、歩道を高速で走り抜ける。酔っぱらって運転する。道路の幅が十分あって走れるのに、わざわざ狭い歩道に上がってくる。こんな自転車を許してはいけない。

 歩行者と自転車と車がどのように折り合っていくか。車にはもう少し遠慮してもらい、自転車にはマナーを高めてもらう。そんな工夫をしていきたい。〉

交通問題に関心を持つ人たちがこれまで主張してきたことを的確にまとめた内容と言っていいだろう。もっとも、ここで朝日新聞の社説を紹介したのは、それを言うことが主旨ではない。

今回の道交法改正案に関して、朝日新聞は東京版で特集を組み(したがって、首都圏の購読者しか読むことはできなかったが)、そして、今回の社説掲載となった。ぼくは見ていないのだが、毎日、読売も記事にしている。また、7日のブログでも紹介したように、テレビではNHKがクローズアップ現代で取り上げた。

このような「中央」のマスコミの動きに比べて、なぜか岩手のマスコミの動きが鈍い。ことに盛岡は自転車の利用率が全国平均を上回っており(そういう事実さえ知らないのかもしれないが、調べればすぐにわかることだ)、自転車の問題は身近なはずだ。

歩道を走る自転車に危ない思いをした方、怪我をされた方も決して少なくないと思う。

にもかかわらず、これまでのところ、独自の取材に基づいた報道をぼくは目にしていない。この温度差はいったいどこから来ているのだろうか。「中央」にまかせておけばいいということなのだろうか(報道があったら、ごめんなさい。見落としです)。

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警察庁が歩道点検を指示

12日のブログの続報です。

警察庁は19日、自転車が歩道を走行する際の危険性について点検するよう全国の警察本部に指示した。対象は「自転車通行可」となっている歩道の全5万区間(計約7万キロ)と、駅、商業施設、学校施設から半径約500メートル以内にある歩道で、危険箇所については歩道上に自転車走行部分を設けるなどして、歩行者と自転車の分離を進める

道路交通法上、自転車は車道通行を義務づけられ、歩道は「通行可」に指定されているところしか走れないが、実際には多くの自転車が歩道を走行している。その結果、交通事故全体が減少する一方で、自転車が関係する事故は増加傾向にあり、対歩行者の事故は10年前の4.6倍に上っている。

 「通行可」に指定されている歩道で、今回の点検で歩行者が危険にさらされていると判断されれば、歩道上に自転車通行部分を設けることや、指定の解除も検討する。また、指定されていない歩道については、車道走行や降車を求める看板を設置して指導を強める。

 4月末までには点検を終える方針で、自転車が車道走行した場合に危険な場所もあわせて調査を実施する。危険な場所については、国土交通省など道路管理者の協力を得ながら、車道上に自転車道などの自転車走行空間を確保する方法を検討するという。

自転車を歩道から車道に下ろそうと、警察庁は真剣に考えているようだ。ママチャリ族の猛反発がありそうだが(というより、大いに戸惑うに違いないが)、自転車を車道に下ろすためには、マナー向上と交通法規遵守を徹底させることが大前提であることは言うまでもない。

ところで、写真はイオン南前(本宮)の歩道だ。車道側の色違いの部分が自転車走行帯ということらしい。上記の黄色い文字部分にあてはまるのが、この歩道だ。

261483_104885930 一見、素晴らしいように思えるのだが、中央分離帯付きの4車線(一部6車線)もある広い車道に自転車レーンを設けず、本来は「走行してはいけない」と法律に定められている歩道に「自転車通行可能」という緊急避難的特例処置をしてまで、自転車通行帯を設けた理由がよくわからない。商業地域では「自転車は歩道に上げる」が、「自転車は車道を走る」より優先されるのだろうか。

警察庁は「自転車は車道を走る」ことを基本とし、そのための道路環境を整えると明言している。この方針に逆行していると思うのは、ぼくだけだろうか。

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Version4.00にて発生している不具合について

ニフティから お知らせ があった。

セキュリティ24アシスタントツールVersion4.00を導入した際、以下の現象が発生する場合があることを確認しております。

  • WindowsXP SP2をご利用で、フレッツ接続ツール・広帯域接続・TEPCOひかり接続ツールなどでPPPoE接続を行っている場合、インターネット保護を有効にしようとした時に「有効処理中(暗号化の準備中です)」で反応しなくなる

現在、修正作業を行っております。

お客様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、対応までしばらくお待ち下さい。

リリース前に充分なテストをしてほしいものです。

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@nifty常時安全セキュリティ不調

ニフティが月額420円で提供しているセキュリティ・ウィルス対策サービスに入っている。「バージョン4にバージョンアップ」したというお知らせがきたので、さっそくインストールしたら、これがヒドいシロモノだった。なにしろ、インターネットに接続できない。メーラーなどのソフトの起動が遅くなり、しばしばフリーズ(「反応がありません」のエラーメッセージ)する。
これは使えない。アンインストールして旧バージョンに戻そうと思ったら、旧バージョンはもう公開されていないのか、見つけられない。

今朝、サポート窓口に電話をして、上記の処理をおこなった。
ユーザーからのクレームが続々寄せられているそうで、「改善のため」といろいろきかれた。何よりもまず、バージョン4の公開をいったん延期するべきだと思うが。

教訓:出たばかりの新バージョンには飛びつくな。

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国有天然林を環境省に移管しよう

日本の天然林を救う全国連絡会議が、署名活動を行なっている。その発端となった、国有内のブナ林などの天然林の無計画な伐採について、林野庁による国有天然林破壊の歴史と現状(ファイルが重いので、ご注意)にまとめられている。これを見て、驚いた。国民の目の届かないところで、なんとひどいことが行なわれていることか。

「天然林破壊」では言葉が足りない。これは「国土破壊」である。

そもそも、国有林って、我々国民の共有財産だろう。便宜上、林野庁に委託しているにすぎない。国有天然林の的確な維持・管理をする能力がないのは、これを見ても明らかだ。当然、手を引いてもらうべきである。

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お知らせ

デジタルARENAに連載している「デジタルな旅、アナログの道」にフラメンコ・ギターと三味線のことなど書きました。似ていると思いませんか?

岩手めんこいテレビ公式サイトに連載している「目と耳のライディング」第143回には、盛岡バッハ・カンタータ・フェライン30周年記念ヨハネ受難曲演奏会
のことを書きました。これは本当に心に残る名演奏会でした。

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文化サロンの記事

盛岡タイムスに文化サロン記事が掲載された。自転車の交通問題については、12日のブログもあわせてお読みいただければ嬉しい。

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「不都合な真実」と安倍首相

15日の文化サロンでは小説のことから、自転車にまつわる交通問題やまちづくり、さらには地球温暖化問題についてもお話をした。その中で、「二酸化炭素排出削減は国民の義務」であり、「京都議定書発効前と同じ生活をしていたら、それは国際条約違反」というお話をした。そして、我々にできることとして自家用車から公共交通機関や自転車への乗り換え、レジ袋の廃止、マイ箸を持つなど、すぐに取り組める事柄を紹介した。

昨日、安倍晋三首相がドキュメンタリー映画「不都合な真実」を観賞したそうだ。

鑑賞後、「京都議定書の目標達成に全力を尽くす。あきらめては駄目だ」と訴えた。また、ブッシュ政権が議定書を批准していないことに関しても「省エネや環境の技術を生かしてどう温暖化に取り組んでいくか、米国とよく話をしたい」と強調したという。

そのブッシュ大統領は、地球温暖化問題に背を向けていると批判されてきた。ところが、先頃の一般教書演説でエネルギー政策の再編に言及し、再生可能燃料(とくにエタノール)利用へいっそう力を注ぐことと、乗用車と小型トラックの燃費基準の強化を訴えた。

乗用車の燃料基準に関連した規制を強化することによって、2017年までに全国で最大85億ガロンのガソリンを節約できるという。また、ガソリンに代わる再生燃料と代替燃料の供給を350億ガロンにすることを支援する新しい規制に言及した。

これらの政策によって、向こう10年間でアメリカ合衆国内のガソリン消費量は20%削減される見通しだ。
かつて大気汚染が深刻な問題となったとき、アメリカは世界一厳しい排ガス規制をし、世界中の自動車メーカーから「不可能」と批判を浴びた。しかし、その厳しい規制をまっさきにクリアしたのは日本の自動車メーカーだった。その事実を思いかえし、地球温暖化防止を進める上で政府は強力な指導(それには規制も伴う)力を発揮すべきだろう。
ブッシュ大統領のガソリン政策は、中東から輸入される石油への依存を劇的に改善するという目的が主らしいが、地球温暖化問題について、ある意味で安倍政権よりも先を行っているような気がする。もしかすると、アメリカのほうが日本よりも大幅な二酸化炭素排出削減を実現するかもしれない。 

一方、京都市で開かれている「気候変動に関する世界市長・首長協議会」(13カ国の18都市が加盟)は、17日の会合で、「京都気候変動防止宣言」を採択した。宣言は、2013年以降の「ポスト京都議定書」枠組み交渉で、温室効果ガスの排出量を20年までに1990年比30%、50年までに同80%削減する目標を立てるよう各国政府に呼び掛けるとしている。

宣言はさらに、(1)各国に化石燃料への依存体質から脱却することを求める(2)自治体レベルでも連携を連携を強化し、効果的な気候変動対策を講じ対策を共有していく-ことをうたった。

京都議定書のお膝元である日本が、その指導的役割を果たしていかなければならないときに、京都議定書を(現実的でないとして)批准しなかったアメリカに先を越されるようでは、いささか情けない。 

しかし、いずれにしても、我々一人ひとりが覚悟を決めなければならないのも事実だ。地球温暖化に関しては、ぼくたちが加害者であり、それと同時に被害者でもある。自分の生活を足もとから見直していかない限り、問題の解決にはならない。

今、多くの市民が「覚悟を決めている」と、ぼくは思う。政府も覚悟を決めるときが来ている。

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出てきた!

今冬、長いあいだ捜していた手袋が出てきた。

261483_2857419506 これは渋谷パルコにあったオートバイ・ウエア屋さんのバーゲンセールで買った。もう十年も前のことだ。裏地のおしゃれな模様がいかにもイタリア物らしくて、気にいっていた。

長いこと行方不明になっていて諦めかけていたのだが、「もう着ることはあるまい」とクロゼットの奥に仕舞いこんでいたライディングジャケットのポケットに入っていた。だいぶ汚れていたので、クリーニングに出したら、生まれ変わったようにきれいになった。

SRやW650に乗るときに、この手袋を使ったから、かなりハードな使い方をしている。けれども、革の部分に経年変化が見られる以外は、あまり痛んでいない。オートバイに乗るときはもう使わない。そうすれば、この分だと一生使えそうだ。

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文化サロン終了

昨日はいわてシニアネットが主催する文化サロンの講師をつとめてきた。

前日からの雪にもかかわらず、熱心な方にお越しいただいたが、やはりぼくの講演は悪天候と重なる確率が高い。昨年の盛岡城跡公園(岩手公園)100年まつり記念シンポジウム講演をした日も、ひどい嵐にみまわれた。

もちろん、ぼくのせいではないのだけれど、なんだか申し訳ない。

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アントニオ・ガデス舞踏団

アントニオ・ガデス舞踏団が来日します。『デジタルな旅、アナログの道』に書きましたが、来日公演に行きたいです!

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ご協力ください

〈行方不明の滝村君を捜して下さるように近隣の農家にお願いして下さい〉というメッセージがきましたので、転載します。

お願いしていただきたい方々
○りんごや野菜などを農地の小屋や農地内の車に置いている方
○2月6日以降その小屋や車などの中を子どもがいないか見ていない方
○盛岡市から30Km以内に農地がある方

探すもの
○本人または帽子などの持ち物

探す場所
○農地にある小屋や車の中
○見つけた場合は、盛岡西警察署 019-645-0110まで

備考
滝村君は歩くのが好きで、時速5Km×6時間=30Kmあたりまで行ける。
たとえ腐りそうでも食べられるものがあれば生存できる。
障害があるので、迷ったままそこにいる可能性がある。

以上、よろしくお願いします。

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映画『六ヶ所村ラプソディ』in遠野

知人から下記の案内をいただいた。転載の許可をもらい、ここに掲載します。

現在、アクティブ試験というものを実施している六ヶ所村核再処理工場。

ここで出される放射性廃棄物は、低レベルのものは空と海へ排出され、三陸の海や岩手の空にも流れてきます。

同じような工場のあったイギリスでは、周辺海域の子供の甲状腺ガンや白血病の発生率が著しく高くなっています。

一方、もっと高レベルで危険な放射性廃棄物は、ガラス固化体という形にして地中奥深く埋め、10,000年以上保管しなければなりません。
このガラス固化体は、人がそばに立てば20秒で死んでしまうぐらい非常に危険なものです。

この処分場に関する地質調査が、市民の知らない間にいつのまにか遠野市附馬牛で行われようとしていました。

いったい、六ヶ所村核再処理工場とはどんなものなのでしょうか。六ヶ所村の人々は、この工場によって、どんなふうに暮らしが変わったのでしょうか。

そして、これからの岩手県での生活には、どう関わりがあるのか・・・?

関心がありましたら、ぜひ見てみてください。

主催:「六ヶ所村ラプソディ」遠野上映実行委員会

後援:遠野市地域婦人団体協議会、遠野青年会議所、遠野市老人クラブ連合会、遠野市社会福祉協議会、遠野地方農業協同組合、遠野地方森林組合、遠野市PTA連合会、遠野市青年団体協議会、環境フロンティア遠野、上猿ヶ石川漁業協同組合、NPO法人遠野山里暮らしネットワーク、エフエム岩手、IBC岩手放送、岩手朝日テレビ、岩手めんこいテレビ、NHK盛岡放送局、テレビ岩手、朝日新聞釜石支局、岩手日報社、河北新報社盛岡総局、毎日新聞盛岡支局、読売新聞盛岡支局(順不同)

上映日:3月4日(日)
場 所:遠野市民センター 大ホール
時 間:10:30~、13:30~、18:30~
それぞれ30分前から開場

入場料:大人 前売り1,000円、当日1,200円 高校生以下無料


プレイガイド:遠野市内各所、花巻、釜石など
お問い合わせは事務局 flyise@yahoo.co.jp(伊勢崎さん)まで

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自転車は車道を

2月5日のブログの続報です。

警察庁がパブリックコメントを募集したところ、多数の(おそらく予想を遥かに上回る)意見が寄せられ、しかも、改正案への合理的な反対意見が大半を占めたようだ。

これを踏まえて、2月7日、衆議院第一議員会館第一会議室で開かれた自転車活用推進議員連盟の総会の席上、警察庁ならびに文部科学省への質疑がおこなわれた。

まず、警察庁による今後の自転車対策の考え方をご覧ください。質疑の模様は動画でご覧いただけます。

警察庁は、「自転車は車道を走るべき」だと主張する多くの自転車乗りや、歩行者が「安全に歩ける歩道」にしようと主張する人々が抱いている改正案への不安や心配は「誤解である」という認識を示した。

その上で警察庁はこれまでの「安全上、自転車を歩道に上げる」という暫定処置を大幅に見直し、「自転車の車道通行の徹底に取り組んでいく」と、かなり大胆な方針を示したのだ。つまり、自転車を歩道から車道に下ろすという我々の主張が通ったことになる。

これは自転車にとって、いや、日本の道路交通にとって、革命的な宣言といっていい。

もちろん、これを実現するのは時間がかかる。警察庁はじっくり腰を据えて取り組むと明言し、

○国土交通省と連携して自転車走行帯の整備を進める

○文部科学省と連携して学校での交通教育を充実させる

と説明した。

いずれにしても、今回の法改正が歩行者にとっても自転車乗りにとっても、大きな転換期となることは明白だ。今後はますます自転車交通教育と自転車に乗る我々の意識の向上が大切になってくる。

盛岡自転車会議は、岩手県立大学と共同で、自転車交通教育について研究していくことになった。いずれ、正式に発表できると思う。

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暖冬はありがたいが

昨日の午後、トレック300の調整をかねて、10キロばかり走った。ポカポカ陽気で、まるで3月の感じ。帰路はウィンドブレーカーを脱いでいた。

暖冬は世界的傾向のようだ。エルニーニョ現象の影響で、1月の世界の月平均気温は平年より0.45度高く、1891年以降、最も高かったとのこと。12月の平均気温も過去最高を記録していたから、2カ月連続の更新。日本の平均気温も平年より1.44度高く、統計を始めた1898年以降4番目の高さだったそうだ。

こんなふうに異常に暖かいと「何か凶事の前兆じゃないのか」と思ってしまう。そう思うのはぼくだけじゃないみたいで、会う人がみんな同じようなことを口にする。

それはともかく、このままでは春以降の水不足の心配だ。気温のことばかり報じられるが、降雨量も少ないのではないのだろうか。

今日は雪になるそうだが。

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ウソ

Photo_5 いえ、本当です。

うちの近くのサクラの木に、ウソがたくさんとまってました。首というか顎の赤っぽいのが♂、そうじゃないのが♀。

ヒィ-と、口笛に似た声で鳴いていました。

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クローズアップ現代

2月5日のブログ に関係する番組が、今日の午後7時30分からNHK総合で放送された。

歩道を我が物顔で走る「自転車という凶器」を誕生させた原因、つまり、「自転車が悪者になったのはなぜか」という問いから、その解決策までを探る内容だった。

自転車の通行帯をめぐる各地の取り組みを紹介していたが、やはり簡単ではない。大きな鍵を握るのは「住民の理解、協力」ということのようだが、これは「まちづくり」について考えるときに常々触れてきた「覚悟」と相通じるものがある。もちろん、「犠牲を覚悟しろ」というような簡単な意味ではない。むしろ、「時間をかける覚悟」というほうが近い。

番組でも指摘していたが、交通事故を減らす目的で実施した「自転車の歩道通行可能」という施策は、時間をかけようとしないで結果を急いで失敗した例だ(警察庁は「失敗」とは認めないだろうけれど)。

なお、番組の結びで「自転車をどう位置づけるか」が問題だという指摘があった。試しに「自転車は歩行者の仲間か、自動車の仲間か」と質問した場合、おそらく「歩行者の仲間」という回答が多いに違いない。まずはその間違いを正していかなければならない(自転車は軽車両であり、自動車の仲間だ)。

時間はかかるが、すべてはそこから始まる。

2月7日(水)放送予定
歩道が危ない

~相次ぐ自転車事故~

歩道上で歩行者と自転車が衝突する事故が急増。件数は10年で7倍、年間1千件を越え、死亡事故も起きている。本来、軽車両である自転車は車道を走るのが世界的に一般的だが、日本では昭和45年の交通戦争の際、自転車が車道上で車に轢かれる事故が多発したため、“自転車通行可”の標識があるところに限り、歩道通行が認められた。現在の事故の一因は、歩行者の安全確保のための「歩道の車道寄りを徐行」「歩行者の通行を妨げる時の一時停止」などのルールが徹底されていないこと。警察庁は30年ぶりの道路交通法の改正作業に着手。自転車が走るのは歩道か車道か、議論が続いている。こうした中、自転車専用のレーンを整備する取り組みも始まった。歩道上での自転車事故、その実態と対策を考える。
(NO.2364)

スタジオゲスト 古倉 宗治さん
  (土地総合研究所理事)

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読み物

岩手めんこいテレビ公式サイト連載中の「目と耳のライディング」第142回に津軽三味線の佐藤通弘コンサートのことを書きました。

デジタルARENA(日経BP社)の「デジタルな旅、アナログの道」にはぼく自身のギター歴のことなどを書いてます。このごろは「音の出る楽譜」をインターネットでダウンロードできるので便利ですね。

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警察庁の方向転換

1月15日のブログに、警察庁が募集しているパブリックコメントについて書いた。これに関連して、盛岡タイムスに連載している「自転車びより」(2/3)にも今回の道交法改正(改悪)案の問題点を書いたのだが、この件に深く関心を寄せてオピニオンリーダーとして活動してきた疋田智さんから最新情報が入った。それによると、どうやらこの道交法改正(改悪)案は、大幅に修正されることになったようだ。

P1300018 詳細は正式に発表されてから、ここに書くつもりだが、ぼくが(というよりも、多くの方が)指摘した箇所が法案から削除されているうえに、さらに驚くべき内容が盛り込まれている。それは歩行者ならびに自転車にとって、とても明るい材料であり、これまでの「いきあたりばったり」的な交通対策から脱皮し、基本に戻って考え、実施していこうという姿勢が見える。

いずれにしても、正式な発表後に改めて記すことにしたい。

(写真は上の橋通りの車道で。この字が逆さに見えるように走っていれば、右側通行をしているわけで、道交法違反。こういう表示をどんどん増やしてほしい。簡単なこれだけのことでも効果は高いはずだ)

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トレック300(1985)

12月29日のブログに書いたロードスポーツ(トレック300)のレストアを終えた。ベアリング交換など、ぼくの手には負えない作業が多かったので、いつものサイクル・オダシマさんにお願いした。もちろん、TS マークもつけてもらい、防犯登録もした。

167045208_109 作業の段階で、27インチのタイヤを履いていることが判明した。現在は700Cが主流なので、27インチのスポーツ用タイヤというのは珍しい。調べてみると、かつてイギリスとアメリカではポピュラーだったらしいが、フランス、イタリア勢におされて27インチは消え、現在の700Cになった。

(写真は中津川にかかる歩行者・自転車専用の富士見橋で。河原にハクチョウが見える)

ロードスポーツというには、やや太めのタイヤだが、日常使うには、これくらいが安心かもしれない。

1985年製の古い自転車だが、うまく再生できたので、あと20年は使えるだろう。つまり、ぼくにとっては一生ものというわけだ。

Photo_6 フレームになんだりかんだり貼らさってますが(盛岡弁で「いろいろと貼ってありますが」の意味)、防犯登録、マンション駐輪登録証、TSマークです。

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盛岡市からのお知らせ

盛岡市は,行財政構造改革の推進にあたり,広く市民の皆さまから改革に対するご意見・ご提言をいただくため,「盛岡市行財政構造改革推進会議」を設置しています。

現在の委員の任期が,今年度末までとなっていることから,公募の委員3人について次のとおり募集します。

なお,委員は地方行財政の運営に関し識見を有する方など,公募委員を含め15人を予定しています。

詳しくは
http://www.city.morioka.iwate.jp/17gyoukaku/gyoukaku/topics/070124iinbosyu.html

この委員会が設立された当初から、ぼくは委員をつとめています。権限は限られているが、委員会の意見がきちんと反映されるので、決して形だけのものではないと思っています。それだけに重責でもあるのですが。

会議が平日に開催されるため、会社勤めの方には難しいと思いますが(先進的な企業では、就業時間中にボランティア活動やこの種の会合への参加を認めている。そういう会社が増えることを願っている)、一緒に市政のありかたを考えてくれる方の参加を心から待ち望んでいます。

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「祈りの絵」展

戦没画学生慰霊美術館無言館所蔵作品展が、今日からマリオス(盛岡市民文化ホール)展示ホールではじまった。今日は同小ホールで、館主・窪島誠一郎氏の記念講演があり、聴講してきた。

無言館には行ったことがある。

1998年、立山登山を無事に終えたぼくは、立山登山の長野側の拠点である大町から長距離バスで長野市へ移動し、長野市からJRで上田市へ、上田市から上田電鉄(単線で一両電車が走っていた)に乗って塩田町駅まで行き、そこから歩いて信濃デッサン館とその姉妹館で前年にオープンしたばかりの無言館を訪れた。

森に囲まれた教会のような静謐な美術館だ。とてもきれいな場所で、訪れた人たちが口々に「いいところだねえ」と感嘆しつつ、にこやかに無言館に入っていく。そして、出てくるときは目を真っ赤に腫らしている。

ぼくもその一人だった。

志半ばで戦地に散った画学生が残した作品や遺品が展示してある。絵は確かに無言であり、静かにそこにあるだけだ。しかし、観るものの心の奥深くに語りかけてくるものがある。

今日も展示ホールでは、あちこちから鼻を啜る音が聞こえていた。

窪島館主の講演について、ここでダイジェストする気は起きないが(そう容易にまとめられる内容ではなかったし、そんなことをしてはいけないような気もする)、ぼくは今日うかがったお話をこれからたびたび思いかえすだろう。また、そうでなければいけないとも思う。

ちなみに、講演には、小ホールに収まりきらないほど大勢の方が集まった。たぶん、マリオス史上初めてのことだろう。多くは年配の方々だった。20代とおぼしき女性たちが、人生の先輩たちに座席を譲るのを見て、いい集まりだなあ、と思った。

以下蛇足。

あの年の旅は、厄払いのつもりで出かけたのだった。寝袋などをつめた大きなザックを背負っていたので、バックパッカーのような気分だった。いつもはオートバイで旅しているから、電車やバスの乗り継ぎに不慣れで、「この線で間違っていないだろうか」という具合に緊張のしどおしだった。

立山頂上の神社で「ここまで無事にいらしたのだから、もう厄払いはすみましたよ」とおっしゃっていただいたときは嬉しかった。

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仏ドラマ『ドルメン』

スカイパーフェクTVのミステリチャンネルに、今月、興味深い番組が登場する。『ドルメン 血の伝説』というフランスのミステリ・ドラマだ。

このドラマの舞台であるブルターニュ地方はフランスでも異色の土地で、ケルト文化が濃厚に残っているという(フランス人ではなく、ブルトン人というそうな)。風光明媚なことでも知られているから、ストーリーはもちろんだが、風景も楽しめそうだ。

ドルメンなどの巨石文化はケルト人がその土地に入る以前からのものだが、ケルト人はそれを自分たちの文化と融合させて活用した。それで、こんにちではケルト文化と切っても切れないものとして認識されている。

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