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自転車は車道を

2月5日のブログの続報です。

警察庁がパブリックコメントを募集したところ、多数の(おそらく予想を遥かに上回る)意見が寄せられ、しかも、改正案への合理的な反対意見が大半を占めたようだ。

これを踏まえて、2月7日、衆議院第一議員会館第一会議室で開かれた自転車活用推進議員連盟の総会の席上、警察庁ならびに文部科学省への質疑がおこなわれた。

まず、警察庁による今後の自転車対策の考え方をご覧ください。質疑の模様は動画でご覧いただけます。

警察庁は、「自転車は車道を走るべき」だと主張する多くの自転車乗りや、歩行者が「安全に歩ける歩道」にしようと主張する人々が抱いている改正案への不安や心配は「誤解である」という認識を示した。

その上で警察庁はこれまでの「安全上、自転車を歩道に上げる」という暫定処置を大幅に見直し、「自転車の車道通行の徹底に取り組んでいく」と、かなり大胆な方針を示したのだ。つまり、自転車を歩道から車道に下ろすという我々の主張が通ったことになる。

これは自転車にとって、いや、日本の道路交通にとって、革命的な宣言といっていい。

もちろん、これを実現するのは時間がかかる。警察庁はじっくり腰を据えて取り組むと明言し、

○国土交通省と連携して自転車走行帯の整備を進める

○文部科学省と連携して学校での交通教育を充実させる

と説明した。

いずれにしても、今回の法改正が歩行者にとっても自転車乗りにとっても、大きな転換期となることは明白だ。今後はますます自転車交通教育と自転車に乗る我々の意識の向上が大切になってくる。

盛岡自転車会議は、岩手県立大学と共同で、自転車交通教育について研究していくことになった。いずれ、正式に発表できると思う。

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自転車」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
疋田智さんのメールマガジンを通じて、関心を持っていたニュースでした。
パブリックコメントもしましたし、結果は期待していた方向にまとまったようです。
しかし、これからは自転車乗りにも覚悟が必要と考えています。
無灯火、右側走行など、これまでの甘えは許されないでしょう。
自転車は歩行者に近いのではなく、軽車両だという事実をきちんと理解して、走りたいと思います。自戒も込めて。

投稿: KAZZ | 2007年2月12日 (月) 22時00分

KAZZさん、どうも。
3/11に疋田智さんをお招きして、シンポジウムをひらきます。
詳細は改めて記載します。

投稿: 斎藤純 | 2007年2月13日 (火) 08時30分

斎藤さん、こんにちは。
以前ご紹介いただいた「歩道の会」の松尾亜矢子です。
昨年に引き続き、来る10月にも香川県高松市の自転車フォーラムで講演させていただくことになりました。
今回は中高生をたくさん呼んで聞いてもらおうというのがプロデューサーの狙いでもあるようです。

今、原稿書きの真っ最中。
何か訴えるべきことがあれば、どうかご意見くださいませ。

投稿: 松尾亜矢子 | 2007年8月16日 (木) 13時08分

松尾さん、どうも。
いえいえ、ぼくなどが付け加えることなど……ただ、中高生につきそってくる教師、親に「子どもは大人の鏡だ」と釘をさしておいてください。

投稿: 斎藤純 | 2007年8月17日 (金) 09時34分

斎藤さん、こんにちは。
つい先日、歩道の会HPにも掲示板を作りましたので、どうぞご利用ください。

http://9015.teacup.com/julietomato/bbs

また先月行われた高松での自転車ワールドフェスタにも、昨年同様自転車活用推進研究会代表・事務局長の小林成基さんが基調講演をされました。

投稿: 松尾亜矢子 | 2007年11月17日 (土) 15時27分

お知らせありがとうございます。

12月10日にNHK新書から『ペダリスト宣言』という自転車本を出します。
自転車の入門書というより、交通問題や環境問題に重点を置いた本です。

投稿: 斎藤純 | 2007年11月18日 (日) 22時41分

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僕が自転車で日本縦断の旅に出て一年... 当時の記録を残しておこうと思いこのサイトを作りました。 日記を基に旅の記録や情報を載せてゆこうと思います。 そして、これから旅を始めようとしているチャリダーやライダーの方々 役にたってもらえればとても嬉しく思います。... [続きを読む]

受信: 2007年2月25日 (日) 19時38分

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