ブレーキなし 問題なし
渋谷にこんな広告があらわれ、すぐに撤去された。ここに登場している自転車はピストといって、競輪に使われるものだ。競技用なのでブレーキがついていない。
また、普通の自転車と違い、フリーホイールを用いていない。つまり、子供用の三輪車と同じようなもので、クランク(ペダル)を逆にまわせば、タイヤも逆にまわる。
これに乗ることが東京ではやっている。シンプルなところが受けているのだろう。しかし、ブレーキが付いていない状態で乗るのは道路交通法に違反する。
修善寺の競輪学校の生徒がピストで山道をぐいぐい上がっていく光景を目にして驚いたことがあるが、彼らも公道を走るときはブレーキを装着している。プロを目指す彼らでさえそうなのに、ド素人がブレーキなしで「問題なし」とは笑止千万、片腹痛い。
いや、それよりも、そもそも広告の倫理規定に反するのではないだろうか。
「クールだ」という評価もあったようだが、さすがに抗議が殺到したらしく、撤去された。これはNIKEの広告だ。いったい、どういうつもりだったのだろうか。
局地的な話題だったせいか、この問題はニュースにも取り上げられていない。
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コメント
しばらく前から読ませて頂いております。
全くおかしな広告ですね。
純ピストの公道乗車も愚です。
ただ最近はワンウェイのフリーホイルの付いたシングルギアもありますので、前後ディレーラー無しのピスト風情クロモリロードというのは(当然ブレーキ付き)エクササイズと自転車趣味として理解できます。
投稿: ふ゛り | 2007年4月11日 (水) 17時20分
ぶりさん、どうもありがとうございます。
ピスト風のシングルギア自転車はちょっと物欲を刺激されます(ぼくは乗りこなせないと思いますが)。
投稿: 斎藤純 | 2007年4月11日 (水) 21時12分
何年か前、都内でブレーキ無しの自転車を乗っている人を見ました。
ファッションで乗っているのでしょう。本人もかなりファッショナブルな方でした。
あれ?どうやって止めるのだろう?と疑問に思ったのですが、やはり止まらないのですね(笑)
投稿: 小林麦酒 | 2007年4月12日 (木) 10時15分
渋谷の近くに住んでいますが、この広告は目にしませんでした。倫理規定というよりも、それ以前の広告主・広告制作者としての基本的な見識の欠如と思います。“ブレーキなし 問題あり”という視点で面白い広告を作ることも出来たはず。ですね
投稿: e g u c h i | 2007年4月12日 (木) 14時53分
e g u c h i さん、どうも。おっしゃるとおりです。広告はピストではなく、スケボーに変わったそうです。
投稿: 斎藤純 | 2007年4月13日 (金) 06時51分
小林麦酒さん、どうも。
この広告には、プロの選手らも憤慨しているようです。
投稿: 斎藤純 | 2007年4月13日 (金) 06時53分