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久々のツーリング

Fded 八幡平界隈をツーリングしてきた。幸い好天に恵まれ、ぼくにしては珍しく、二日間、雨に濡れることがなかった。写真はこちらに。

詳細は来月発売されるツーリング専門誌「アウトライダー」をご覧ください。写真はいつものようにクマさんこと小原信好さんだ。彼とぼくは「岩手から地元の素晴らしさを全国に発信」をコンセプトに北東北を走りまわっている。

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NTTの事故について

日経BP社のデジタルARENAに、5月15日のBフレッツ不通事故のことを書きました。

自然災害による不通ならともかく、自社のミスによる人的事故なのに、利用者にはお詫びの言葉もない。ホームページや新聞の「謝罪広告」はお詫びとはいわない。なぜ料金を引くなど具体的な処置をしないのだろうか。

Bフレッツは値上げをしたばかりだが、不信感を抱いている人は少なくない。

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ストラディヴァリウスを聴く

岩手めんこいテレビ公式サイトに連載中の「目と耳のライディング」第150回に、ストラディヴァリウス・サミット・コンサートのことを書きました。

ストラディヴァリの名器11台が一堂に介し、重厚なストリングスで知られるベルリン・フィルのメンバーが奏でるというのだから、まさに「聴かずに死ねるか」的コンサートだった。

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自転車祭り終了、息つく暇もなく……

おかげさまで、自転車祭りを無事に終えることができました(盛岡タイムスの記事)。お天気も何とかもってくれました。

明日から二日間、盛岡出身のフォトグラファー小原「クマさん」信好さんと旅に出ます。ツーリング専門誌アウトライダーの取材です。八幡平と周辺を紹介したいと思っています。岩手の素晴らしさを地元から全国に発信。これが小原さんとぼくのコンセプトです。

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明日から自転車祭り

Jitematu  盛岡自転車会議を発足させて、およそ1年が過ぎようとしている。
 盛岡自転車会議が単なる自転車愛好会ではないことはこれまでこのブログをお読みくださってきた方には理解していただいていると思う。
  小さな市民団体だが、自転車を取り巻く諸問題(交通政策、駐輪場などまちづくりに関すること、自転車乗りのマナー向上・啓蒙)について、ワークショップを開催したり、ほかのNPOと社会実験を行なうなど、さまざまな活動をしてきた。今年度からは岩手県立大学と共同研究もはじまっている。
 こうして振り返ってみると、いささか固い内容の活動に偏っていたような気がしないでもない。
 自転車愛好会ではないとはいえ、私たちは自転車に乗ることが好きだ。自転車に対する想いが、これらの活動を支える原動力になっている。
 でも、私たちは「自転車は楽しい」ということを伝える活動をしてこなかった。これを反省し、明日から二日間、〈自転車祭り〉の開催となったしだい。
 ざっと内容を紹介しよう。

○ロードバイクやMTB、木製自転車、リカンベント、二輪駆動自転車など珍しい自転車の展示(リカンベント、二輪駆動自転車は試乗もできます)。
○自転車何でも相談室(お持ちの自転車の簡単な点検、優良自転車店の紹介、購入相談)。
○自転車クイズ(マナー、法律問題に挑戦して、景品をゲットしてください)。
○盛岡駅からおでってまで、クルマと自転車のどっちが早くつくか当てて景品をゲットしてください。


とき:2007年5月26日(土)~27日(日)午前11時~午後5時
ところ:盛岡市中の橋通プラザおでって広場
主催:盛岡自転車会議(019-646-6524)

2wd  この写真は東京理科大学と日本ロボティクスが共同開発したフルタイム2WD(二輪駆動)自転車。前輪も駆動することで安定性が増している。もちろん雪道での走行にも力を発揮する。ぜひ試乗していただきたい。
 また、仰向けに体を伸ばした状態で乗車するリカンベントにも試乗できる。
 自転車祭りで新しい自転車の魅力を発見していただければ嬉しい。

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菅生雅文『どうせ一度の人生だ』

ツーリング専門誌アウトライダーの菅生雅文編集長のブログがはじまった。いかにも彼らしく、男臭いなかにナイーブさを感じさせる。

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『今宵、フィッツジェラルド劇場で』を観る

今宵、フィッツジェラルド劇場でを観た。

ロバート・アルトマン監督は自分の死期を悟っていたのだろうか。そうとしか思えないような、あまりに暗示的な遺作。

エドワード・ホッパーの〈ナイト・ホークス〉を想わせる食堂のシーンから、いかにもアメリカ人が好きそうなファンタジーがはじまる。探偵の名前がガイ・ノワールというのもニヤリとさせる。(ガイはタフガイ、ノワールはフィルムノワールやセリノワールからとっている)。

物語はファンタジーだけれど、音楽(カントリー&ウェスタン)は徹底したリアリズムに貫かれている。この映画がゆるまず、最後まで「みせる」のは、その音楽に支えられているからだ。

ついでに、ヴァージニア・マドセンの声がマドンナに似ている(彼女は歌うシーンはないので、話し声です)ことを発見した。そういえば、顔も似ているかもしれない。

それにしても、昨年から今年にかけて音楽映画が豊作だ。

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自転車祭り

18399537_166 今週末、盛岡自転車会議の主催で、自転車祭りを行ないます。これまで盛岡自転車会議はワークショップ主催や社会実験に参加など、固い活動ばかりでしたが、これは楽しいイベントにしたいと思っています。

おでって広場にぜひ足をお運びください。

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平井邸見学会

文化地層研究会の勉強会。紫波町日詰の平井邸を見学させていただく。

日詰はかつて郡山と呼ばれ、130を超える外来の商人や職人が軒を連ね栄えた場所。そこに、今も当時の面影を残す建物「平井邸」がある。今回、邸内を特別に見せていただいた。
この建物は、元和年間(1615年~)創業の平六商店(現・菊の司酒造)12代目平井六右衛門氏が大正10年に、当時の総理大臣原敬の来訪を願って建てた。当時、3年の歳月と10万円の巨費が投じられた。
原がここを訪ねたことは原敬日記に綴られている。

平六商店は、酒造、醸造業、金山、銅山を営む豪商だった。

材は北上市和賀町の綱取銅山などの持ち山から貨車二両をつないで運ばせたという。旧家・文化財などを見慣れている文化地層研究会のメンバーもただただ圧倒され、「県内一の質と規模ではないか」との声も聞かれた。

写真はフォトアルバムに。

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原田智子リサイタル続報

来週末(26日)に盛岡でリサイタルをひらく原田智子さん。盛岡に先立って行なわれた東京(近江堂)でのリサイタルを、ギタリストの高田元太郎さんがとても褒めていらした。

なんでも、原田さんの活動拠点である金沢で、高田元太郎さんとデュオの演奏会をひらく予定らしい。高田さんは故水原洋さんがつくったギターを愛用されていて、水原さんのギターを用いたコンサートも盛岡で行なっている。

不思議な縁だ。金沢のデュオ・コンサートをできれば聴きたいものだが。

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『美しきボサノヴァのミューズ』を聴く

最近、ちょっと落ち込みがちだった。

ちまたには「元気出して」という、いわゆる「人生の応援歌」風の曲が多いが、そういう曲はぼくの中には入ってこない。

このアルバムで聴けるナラ・レオンの歌声は孤独だ。ナラは自らの孤独をボサノヴァのスタンダード曲で表現し、聴くものの孤独に救いの手をさしのべる。快活に「元気を出して」と声をかけてくるのではなく、ただひっそりと寄り添う。孤独を共有する、あるいは分け合うと言っていいだろうか。

当然、ナラ・レオンを聴いて「よっしゃ、イッチョやったるで」と意気盛んになるわけではない。かすかに涙した後、無闇に溜息をつくのをやめている。ほんの少し顔を上げる。それだけだ。でも、ぼくにとっては大きな前進だった。

このアルバムは以前も紹介している。

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『善き人のためのソナタ』を観る

善き人のためのソナタ』を観た。

救いのない物語の最後の最後に小さな(しかし、とても暖かい)光が射す。
エンドロールが終わっても、なかなか座席を立つことができなかった。


以下雑談。
ナチス以降に半分になったドイツだが、片方はある意味で何も変わっていなかったわけだ。

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ヤコブ・リンドベルイのリュートをFMで

今日、午後7時30分からのNHK-FMベストオブクラシックはヤコブ・リンドベルイ演奏会だ(2007年3月2日 神奈川・フィリアホールでDAT収録)。リュートの演奏会は盛岡ではめったに開かれないので必聴。共演者もユニークだ。このプログラムならクラシックファンあるいは古楽ファンじゃなくても楽しめるだろう。

マンドリン&リュート:ヤコブ・リンドベルイ

弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ(a)
四弦琵琶:フェイ・ジャンロン=費堅蓉(b)
ポジティフオルガン:今井奈緒子(c)

モーツァルト:ディヴェルティメント・ヘ長調(a)
リュウ・ホンジュン=劉宏軍:マンドリンと四弦琵琶のためのデュオ「ざくろの丘」(b)
アリゴーニ :マンドリン、ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ハ長調(a,c)
ヴィヴァルディ:マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲RV425(a,c)
ダウランド:ジョン・スミス卿のアルメイン/いつもダウランド悲しむ/ミニャルダ/ エリザベス女王のガリアード/エセックス伯のガリアード/ファンタジア/ラクメリ(涙のパヴァーヌ)/タールトンの復活/ 靴屋の女房/レディー・クリフトンの心/ウィンター夫人のジャンプ/ 前奏曲/ファンタジア

この日、リンドベルイが後半のプログラムで使用したリュートは1590年ごろに制作されたアウグスブルグのSixtus Rauwolfで、現役のリュートとしては最古の楽器だという。これも興味深い。

追記:今、放送が終わりました。

やはり、ライヴはいいですね。緊張感や客席との呼吸のようなものが伝わってくる。

レコーディングならとりなおしたり、修正したりするような箇所もライヴではそのまま流れる。別に「キズ」を聴いて喜んでいるわけではなく、そういうところも含めて音楽だとぼくは思っているので。

アンコールにビートルズとスコット・ジョプリンのナンバーを演奏するあたり、いわゆる「オーセンティック」を標榜する一派とは一線を画していると思った。たぶん、現代で古楽を演奏する意味というものを、いろいろと考えているのだろう。

古楽の音楽放送はまだ少ないので、ベストオブクラシックにはこれからも大いに期待したい。

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野村胡堂・あらえびす記念館文章講座

今日から19年度の「野村胡堂・あらえびす記念館文章講座」がはじまった。今年度から、講座回数を月一回から月二回に増やし、初級コース(前期)と中級コース(後期)を設けた。

昨年度は50名の定員のところに申し込みが殺到し、すぐに定員に達した。今回も41名の方が受講される。前回の受講者にはなるべく後期の講座を受けてもらうようにしたので、ほとんどの方が初心者だ。今回は松田十刻さんとぼくの二人で講師をつとめる。

これは紫波町の事業なのだが、久慈、遠野など遠方からの受講生もいらっしゃる。「まるで岩手県の事業のようです」と担当者がおっしゃっていたが、同感だ。

文章講座を受けたいと思っている方は潜在的に多くいるようだ。沿岸、県北の自治体も実施すれば喜ばれるに違いない(もちろん、講師として招かれれば喜んでお手伝いするつもりだ)。

前回の講座で「生まれて初めてエッセイを書いた」という方が、講座の終了後、「腕試しに」と、競争率の高いことで知られる岩手日報の「ばん茶せん茶」に応募して採用されたと教えていただいた。嬉しかった。受講生はもちろん、講師のぼくも励みになる。

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さようなら、三好京三先生

作家の三好京三先生が今朝亡くなられました。76歳でした。先生が好きだったキジの声が盛んに聞こえる季節に旅立たれました。

3月末に脳梗塞で倒れ、昏睡状態がつづいていました。二カ月昏睡していて復活した方を知っているので、奇跡を信じていましたが、あの豪快な笑い声を聞くことはもうできません。

昨年のお正月に遊びに行って飲んだ日のことが、昨日のことのように思いだされます。

ご冥福をお祈りします。

追記:5/19の朝日新聞岩手版に追悼文を書きました。

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『ゴッホは欺く』を読む

絵画が絡むミステリーは、どうしても蘊蓄が多くなりがちだが、さすがにアーチャーはツボを心得ている。蘊蓄は最小限かつ効果的に、そしてサスペンスに重きを置いて物語をスピーディに進める。

決して目新しさはない。先が見える展開なのに、グイグイ読ませるのはアーチャーならでは、である。

しかし、我々はすでに『大統領に知らせますか』のジェフリー・アーチャーを知っている。これがほかの誰かの作品だったら、手放しに褒めることもできたのだが。

この作品の長所は(アーチャーの作品はどれもそうだが)脇役に魅力的な人物が配されていることだ。だが、それが欠点にもつながっている。脇役が魅力的すぎるため、主人公の影がちょっと薄い。アーチャーは主人公の人物造形にもう少し筆を費やすべきだったと思う。

とはいえ、一級のエンタテインメントであり、読んで後悔することはない。

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原田智子リサイタル

8cb493c82b382f181i90v81j 盛岡出身のヴァイオリニスト原田智子さんのリサイタルが5月26日に行なわれる。待ちに待ったこのリサイルは、東京オペラシティ近江楽堂、金沢市アートホールとまわった後、盛岡で開催されるもの。

会場となるもりおか啄木・賢治青春館の二階展示ホールは、今年2月にここで演奏をされた寺神戸亮氏も「ヨーロッパの古い教会のような響きが素晴らしい。ぜひまたここで演奏したい」と太鼓判を押していったところだ。

曲目にも注目していただきたい。バッハの代表作、というよりもヴァイオリン音楽の最高傑作が並んでいる。原田さんが満を持して演奏するバッハ・プログラムを、ぼくも楽しみにしている。

5月26日(土)  開場18:30,開演19:00  もりおか啄木・賢治青春館(全席自由 120席)  ¥3000円(前売・当日共)

主催:盛岡市 (財)盛岡観光コンベンション協会 日本弦楽指導者協会岩手県支部

盛岡公演プレイガイド:もりおか啄木・賢治青春館、 プラザおでって(019-604-8900)、松本伸ヴァイオリン工房(019-651-8862 メールでのご予約は右記アドへ ) info@m-stringshop.com 

〈原田智子さんのプロフィール〉 盛岡市出身。盛岡第一高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。1989~1990 年、国際ロータリー財団奨学生としてRoyal College of Music に留学。在学中に最優秀の成績にてA.R.C.M.Honours を取得。第3回日本室内楽コンクール入賞。1997 年東京文化会館でのリサイタルは「音楽の友」誌上でも好評を得る。
 1998 年よりオーケストラ・アンサンブル金沢の団員となる。
2000 年、金沢での初めてのリサイタルを開催。2001年、「平成13 年度文化庁派遣芸術家在外研修員」としてドイツに1 年間留学。帰国後はオーケストラ活動の他、ソロ、室内楽の分野でも活躍中。

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アンケート調査集計

盛岡市のいせ志穂議員が政務調査費でおこなった〈安心して歩ける歩道/安全に走れる自動車道のためのアンケート〉集計結果が、いせ議員のホームページで公開されています。

この調査には盛岡自転車会議も協力しました。おそらく、日本全国、どこでも同じような結果になると思います。これらをもとに、交通教育や交通政策について考えていきたいと思っています。

P3030025_1 それにしても、自転車の歩道通行可能を示す標識の認知度が43パーセントというのは低すぎるように思いました。なかには「見たことがない」という方もいて、驚かされました。見たことがないわけがないのですから。

この標識のない歩道を自転車で走行することは道交法違反です。

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JR運賃の怪

昨日の輪行の際に経験したのですが、不思議なことがあるもので、盛岡・大館間の運賃が行きと帰りでは違っていた。

往路、盛岡から大館まで2520円。復路は二ツ井から奥羽線で大館まで行き、大館で花輪線に乗り換えた。二ツ井から大館までの近距離キップは買ってあったが、大館までの遠距離キップを花輪線車内で求めたところ、2580円だという。

車掌の説明では、二ツ井・盛岡間の運賃が3150円、そこから二ツ井・大館間の570円(ぼくが持っていたキップの料金)を引くと2580円になるのだそうだ。

同じ区間で60円の差がある。

「では、いったん大館で改札を出てキップを買い直していれば2520円だったのでしょうか(乗り継ぎ時間が3分間だったので、その余裕はなかったが)」

「そういうことです」

納得できないのは、ぼくだけだろうか。

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秋田県の取り組み

輪行で大館~二ツ井をサイクリングしてきた。

1157341376825_1157340937009_image2 自転車のまち二ツ井の駅でこんなポスターを見かけた。秋田では昨年度、エコ交通の日を実施したんですね。実際の実施状況を知りたいものです。

自動車などの排気ガスが、地球温暖化や大気汚染の大きな原因として国際的にクローズアップされる中で、次世代が安心して暮らせる自然・環境を保全するためのさまざまな取組が行われています。
秋田県でもこの取組の一環として、毎月第4金曜日を「エコ交通の日」とし、関係機関・団体とともにノー・マイカーデーを推進するためのキャンペーンを展開しています。
通勤などの際にマイカーを利用している方は、自転車や徒歩、あるいはバスや鉄道の公共交通機関を利用してみてはいかがでしょうか。
県民一人ひとりが実行することで環境面だけでなく、交通渋滞の緩和や交通事故の減少、さらには健康増進など幅広い効果が期待できます。

去年は何度も秋田県に行っているが、このポスターは今回初めて目にした。それはともかく、負けてるぞ、岩手県。

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負の遺産

オーロパーク(盛岡競馬場)に行ってきた。

連休中なので、さぞ混雑しているに違いないという予想は外れた(この程度の予想も外れるので、ギャンブルには向いていない。したがって、馬券を買ったこともない)。

今どきの公共施設にしては珍しく、館内はタバコの臭いが強い。一応禁煙エリアは設けてあるが、分煙とはほど遠い。外観は先進的な建物だが、一歩中に入れば……。

P5030086 このブールデルのブロンズ像も売りに出されているのだが、買い手がつかない。建物もそうだが、これも(語弊を恐れずに言うなら)猫に小判、豚に真珠。誰もがそう思っているのに、誰も言わない。

帰り際、オーロパーク向かいの雑木林をカモシカが三頭、駆けていくのが見えた。これこそ、岩手県が誇るべき財産だ。

間違った舵取りで遠回りをした分を、この先、どうやって縮めるか。まず、まっさきにやるべきことは責任の所在を明らかにすること。そのためにも、知事が競馬組合のトップを兼ねている現在のシステムは改めなければなるまい。

「改革しますので、融資してください」と頼む側のトップと「わかりました、融資しましょう」と許す側のトップが同じ人間だなんて、世間の常識から逸脱している。

ところで競馬擁護派はしばしば「岩手の馬文化」ということを口にする。

しかし、競馬はもともとイギリスから持ってきたものだ。岩手県が誇る南部駒の歴史文化とは関係がない。「軽々しく『岩手の馬文化』などと言ってもらいたくない」とは毎年チャグチャグ馬コに馬を出している方の言葉だ。

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『クィーン』を観る

クィーン』を観た。

王室に興味はない。英国にかぎらず、日本の皇室にも特に興味はない。

が、ダイアナ元妃が亡くなられたときは「そんな馬鹿な」という思いがし、悲憤に襲われた。

その悲しみと怒りの深さゆえ、あのときの英王室の対応のまずさとそれに対するバッシングについては、もうどうでもよかった。

これは(ぼくにとっては)どうでもよかったことを描いた映画だ。

が、おもしろかった。もとになった事実を離れて、映画としての出来が素晴らしい。ヘレン・ミレンはハマリ役。

以下雑談。

ご自分の領地内とはいえ、SPもつけずにご自分運転するローヴァーで走りまわる女王の姿をみて、日本とのあまりの違いに驚いた。
そのうち、ダイアナの側から描いた映画もできるんだろうなあ。

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『ラブソングができるまで』を観る

ラブソングができるまで』を観た。

冒頭、ワム!を彷彿させる80年代ポップスターのMTVが笑える。

実は観る予定ではなかったのだが、映画通の知人が「観るべき。予告と邦題で損をしているが、いい映画だ」と激賞していたので、内心おそるおそる観ることに。

いや、観てよかった。この種のアメリカ映画、このごろ好調ですね。

みなさん、吹き替えではなく、ご自身の歌! これも素晴らしかった。

重要な役割だった(好みのタイプではないが)コーラ役のヘイリー・ベネットがよかった(でも、ブッディストからクレームが来るんじゃないかとちょっと心配)。

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『フーコーの振り子』を読む

購入時には読みだしてすぐに挫折した『フーコーの振り子』を、改めて読んだ。今回は面白くてどんどん引き寄せられた。いえ、書いてあることの半分も理解していませんけど(爆)。

これを読んでいるときの幻惑されるような陶酔感は、ウィリアム・ギブスンの『ニューロマンサー』を読んだときのことを思いださせた。全然違う小説なのにネ。

主人公が「生まれはミラノでも、先祖はれっきとしたヴァルダオスタの出身なんですからね」というセリフがある。

そうか、ヴァッレ・ダオスタはイタリア国内ではそういう風土として受け入れられているのか。4年前の真冬に訪れた、あの谷間のまちアオスタ市のことが懐かしく思いかえされた。

それはともかく、この本から『ダ・ヴィンチ・コード』と『風の影』が生まれた……と言っては言い過ぎだろうか。

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