(ニセ)アカシアの花の下で
ニセアカシアが盛大に花をつけている。この木の下を通ると、自転車のときはもちろんだが、オートバイで走り抜けるときでも葡萄のようないい匂いがする。
河原や国道沿いなど日射しのいいところにどんどん繁殖し、しかも成長も速いようで、毎年増えているような気がする。今では北東北を代表する樹木と言っていいほどの繁栄ぶりを呈している。
もともと明治時代に日本に入ってきたそうだが、ほかの樹木の生態系に影響を与えないのか、こんなに大繁殖してもあまり問題にされない(あるいは問題になっているのかもしれませんが、ぼくの耳には届いてこない)。
ニセアカシアは歌にもうたわれている。が、アカシアってことになっている。西田佐知子の『アカシアの雨がやむとき』は「ニセアカシアの雨にうたれて、このまま死んでしまいたい」が本当だし、石原裕次郎の『赤いハンカチ』も「ニセアカシアの花の下で」というのが本当だ。でも、それじゃヒットしなかっただろう。
ところで先日、朝日新聞(岩手版)に書いた「みちのくつれづれ」について、いろいろな方から「読んだよ」とか「あれはよかった」といわれる。わざわざお手紙をくださった方もいた。こういうことは珍しい。
ぼくが所属する田園フィルハーモニーオーケストラの定期公演があります。
2007年6月24日(日)14:00開演
矢巾町 田園ホール
チケット(一般800円、中高生400円)。おまちしています。
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コメント
風雅な香りのニセアカシア。夜に犬に連れられてのお散歩の時には、ジャンプして枝を少し手折って、くんくんしながら歩くのが、この季節のお愉しみです。今年は咲き始めが遅いなあと思っていたら、急な暑さで花の期間は短めでしたね。実はてんぷらにすると美味しいです。香りはそのまま、甘さたっぷり!つゆや塩を付けずにそのまま召し上がれ....来年ですね。
投稿 かおりん | 2007年6月18日 (月) 12時33分
かおりんさん、どうも。
秋田のほうがちょっと先に咲きましたね。盛岡ではもう終わりでしょうか。
ニセアカシアの天麩羅、噂はきいてましたが、まだ食べたことがありません。
投稿 著者 | 2007年6月18日 (月) 14時10分
近頃はニセアカシアを意識的に伐採するところも増えているようです。(確か高松の池はそうだったような…)
たんぽぽなんかもそうですが、どうして外来種に負けてしまうんでしょう。
『やまとなでしこ』だから?(まさかねぇ)
投稿 s | 2007年6月19日 (火) 03時35分
sさん、どうも。
日本にもってくるときに、痩せ地に強いとか、繁殖力が強い(手間がかからない)という条件に合うものをもってきたこともひとつの要因だと思います。
日本は樹木が育つ環境がいいので(ヨーロッパでは自然林を皆伐すると、はげ山のままなのに、日本では二次林が自然に構成される等)、そういう木は「もっけの幸い」とばかりに繁栄してしまうのかもしれません。
木に限らず、ブラックバスもそうですよね。
投稿 斎藤純 | 2007年6月19日 (火) 06時32分