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河原泰則さんと『小さな星の王子さま』

27日のブログでお知らせしたように、コントラバスのヴィルトゥオーゾ、河原泰則さんのコンサートがあります。

7月7日(土) 盛岡市民文化ホール・小ホール

   開場13:30 開演14:00

   全席自由:前売り¥4000円(当日¥4500円)

河原さんは「小さな星の王子さま」の新訳を出されている。この物語については改めて述べるまでもないと思う。世界中で、子どもから大人まで幅広く愛されている物語だ。ぼくはこれを読むたびに宮沢賢治を連想する。そのテーマや語り口はもとより、この物語の底にある精神が、宮沢賢治と共通しているような気がするのだ。
これは多くの方が指摘している。


〈あとがき〉に翻訳は原作を正確に読み取り、それを自分のなかで熟成させ、そして熟成したものを自分の言葉で再構築して読者に伝えることだ。その過程で充分に時間をかけ、努力を惜しまない姿勢が求められる。これは演奏と本質的な部分で同じだ、ということを書かれている。
ずいぶん乱暴にまとめてしまったが、8ページに及ぶこの〈あとがき〉を、音楽を志す方、実際に演奏されている方にぜひ読んでいただきたい。

このような姿勢で音楽と向かい合ってきたからこそ、今の河原さんがある。演奏会が楽しみだ。

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コメント

河原泰則さんのリンクから松本伸弦楽器工房のページに飛んだんですが、意外な人の名を見つけて驚きました。

ロストロポーヴィチ氏が工房を訪れたことや、ヴィオロンチェロ・ダ・スパッラを弾く寺神戸亮さんのエピソードに混じって、東京シティフィルの首席チェリスト長明康郎さんの名前が。

東京シティフィルは高校時代の同級生が在籍していて身近なことと、最近驚くほど演奏が良くなったので、頻繁に定期に通ってるオーケストラです。
先日聴いた「シェエラザード」を弾く長明さんの演奏も素晴らしいものでした。

同楽団のほかのバイオリニストも、長明さんの紹介で東北にある工房に楽器を発注した、なんて話を二年ほど前に聞いていたので、「ああ、ここがあのときの話に出てた工房なんだ」と偶然に驚いたのです。

近場で機会があれば、河原泰則さんの演奏も聴いてみたいです。

投稿: Massie | 2007年7月 4日 (水) 16時41分

松本伸さんにはぼくのヴィオラのめんどうもみてもらっています。

伸さんは岩手で音楽活動をしているみんなの精神的支柱になっているとぼくは思っています。

投稿: さいとうじゅん | 2007年7月 5日 (木) 10時00分

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