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伊藤奏子のブラームス

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宮古市出身でカンザスシティ交響楽団のコンサートミストレル(コンサートマスター)をつとめる伊藤奏子と、バーク大学音楽部教授のマーティン・ストーリーによるブラームスの二重協奏曲の演奏会が8月16日岩手県民会館大ホールで行なわれる。

昨夜、その練習を見学してきた(実はコンサート実行委員会の一人なので、その打ち合わせもかねて)。

ブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲(ドッペルコンチェルトと呼んだりします)」は、ぼくの大々々大好きな曲だ。
もともと交響曲にしようとしていた曲だけあって、協奏曲ながらオーケストラがとても充実していて、ソロとあわせて聴き応えがある。
ブラームスはときどき素晴らしい「すすり泣き」の旋律を聴かせるが、この曲ではその本領が存分に発揮されていて、甘くとろけさせてくれる。
しかも、「20世紀の作曲家」といっても通用するような新しい響きも持っている(ぼくはそういうところに一番惹かれているような気がする)。

昨夜の練習では、伊藤さんとマーティンの夫婦ならではの息のあったところが聴けた。オーケストラは盛岡の弦楽合奏団バディヌリを中心に、県内のアマチュアで特別に組まれたオーケストラ・アンサンブル 2007だ。ときおり「もっと盛り上げて」と指導しながら、オーケストラとも 気持ちよさそうに演奏していた。

伊藤さんと指揮者の寺崎巌さんのやりとりをみていて、ふとコンサートキャラバンのときのロストロポーヴィチさんと小澤征爾さんの姿を連想した。お互いに尊敬し、信頼しあっているのだ。決して「仲良しクラブ」ではなく、音楽に向き合う厳しさがある。

伊藤さんもさることながら、マーティンのチェロが素晴らしかった!

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