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『シンプルに使うパソコン術』を読む

昨年末にパソコンを買い換えた際、Vistaにしなくてよかったと思っている。本書を読んでその思いを強くした。これを読むと、Vistaがいかにも不自由というか、いらない機能ばかり付いているかがよくわかる。
つまり、本書はタイトルの内容を隠れ蓑に、Windows批判を展開しているのである。

紹介されているフリーソフトのうち、すでに使っているものもあった。ほかにも魅力的なフリーソフトがいっぱいあるものだ、と勉強になった。
ただ、それらをインストールすると、ますますシンプルから遠ざかる。手動でできることは手動でやってしまうので、この本を読んで新たにインストールしたフリーソフトはない。


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街かど美術館

昨日、花巻市東和でアート@土沢『街かど美術館』が開幕した(写真はこちら)。
ぼくは参加作家4人にお話をうかがうシンポジウムのコーディネイターを仰せつかった。
この件、当初はいささか荷が重いと思ったが、「専門的な内容にならないようにしたい」という意向だと知り、それならばとお引き受けした。

現地制Pa270038作の意義と苦労、制作の裏話、土沢への想いなどをお話しいただき、僕自身、おもしろかった。会場から「こういうものに感動する自分がいることを新たに発見できたことが嬉しかった」とか「沢村澄子さんの作品がわたしの心に入ってくるのは、心で書いているからだと思います」など作家冥利に尽きると言っていい言葉をたくさん聴くことができたのも収穫だった。さすがに萬鉄五郎を生んだ土地だ。何かそういう風土を強く感じた。

充実した展示内容なので、ぜひ足を運んでみてください。土沢のみなさんがいろいろ工夫をこらしてお迎えしています。

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『パフューム』を観る

香りと愛をめぐる壮大なファンタジーだ。

ファンタジーといっても、近年主流の現実逃避のそれと同列に語ることはできない。
オスマン市長によるパリ大改造以前の「汚くて、臭い」パリの描写が素晴らしい。こういうリアリズムに支えられているから、物語が上滑りしない。
原作も優れていたということか。

でも、あの香水が男性ばかりでなく、女性にも愛を感じさせるのは不可解。大切なところなので、そこんところを納得させる何かがほしかった。

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中津川の鮭

WEBマガジンあそびすとに中津川の鮭のことを書きました。

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秋田県増田町(横手市)の取り組み

IAT岩手朝日テレビの「学びの旅倶楽部」で秋田県の増田町へ行ってきた。
県道沿いの町並みは、田舎の小さなありふれたそれである。だが、建物のなかに入ってみると……。

リンク先の説明にあるように、かつてこのまちは豪商で栄え、競い合って豪奢な漆蔵を建てた。増田町の蔵が変わっているのは、それを「さや」(平泉金色堂を覆っている建物と同じようなもの)で覆ってしまっていることだ。
だから、表からは蔵があることさえわからない(写真はこちら。写真集を買ったので、蔵の写真はあまりありません)。ガイドさんの説明もとてもおもしろく、ためになった。

まちの人々が自分たちの「宝」に気づき、活用しようとしている姿は、盛岡の鉈屋町が町家を見直している活動と重なるところがある。

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江戸の極楽とんぼ

Posterh0707thumb 昨夜、県民会館中ホールで『江戸の極楽とんぼ』観劇。初日ということもあって、盛岡の演劇人が客席を埋めていた。
演出の立花一男さんと脚本の上田次郎さんは、盛岡一高演劇部の同期生なのだそうだ。

上田次郎さんの本名は阿部正樹さん。つまり、岩手放送の社長である。 阿部さんはず~っと前にNHKの脚本コンクールで優勝(?)している。今回、「公私混同したくない」という理由で、岩手放送社長阿部正樹の名前を出すことを禁じていた。 同公演は今日盛岡で、明日は奥州市で、22日は久慈市を巡業する。 ぜひご覧ください。

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ありがとうございます

父・斎藤五郎が盛岡市市勢振興功労者賞を受賞しました。これからもご贔屓のほど、よろしくお願い申し上げます。

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知るを楽しむ

タイミングの遅い情報で申し訳ないのですが、NHK教育テレビ『知るを楽しむ』の「ニッポン近代化遺産」が面白い。これは来年度も第二弾をやってもらいたい。

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満員御礼!

9/29のブログに書いた盛岡文士劇のチケットは、10月11日の発売日に完売したそうです(我々出演者も入手できません)。
毎度ごひいきにありがとうございます。

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近代化遺産とアート

P9260039 朝日新聞(岩手版)に連載しているコラムに、近代化遺産とアートのことなど書きました。関連したことを7日12日のブログにも書いてます。

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『日本の青空』を観る

現在の日本国憲法ができるまでの秘話を描いた映画『日本の青空』を見た。

鈴木安蔵らの草案が、憲法のもとになっていることをこの映画で知った。「女性に参政権を与えると戦争は反対される。だから、女性の参政権は認めなかった」というやりとりが印象に残った。

憲法改正(改悪)を主張する安倍前首相はたびたび「中身で判断すべきであるという声もあるが、やはり成立過程が大事。押しつけられた憲法である」と発言してきた。
しかし、その自民党もこの憲法が押しつけではないことを過去に確認している。

この映画の上映会は10月以降、県内各地でひらかれる(上映日程はこちらをクリック)。ぜひ、ご覧いただきたい。憲法についてより理解が深まる。改憲派の方々にとっても必見だろう。

ちなみに『ベアテの贈り物』のベアテも当然登場しており、重要な役割を果たしている。

追記:朝日新聞(岩手版)に連載しているコラムにもこの夏に書いた。

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公会堂アートショーを観る

公会堂アートショーに行ってきた。写真はこちら

アートは美術館のなかでみるもの、という既成概念を公会堂アートショーはひっくりかえしてくれる。岩手県立美術館が残念ながら「壁の内側」にとどまっているのに対して、いろいろな意味でひらかれている。
公会堂そのものがひとつの美術品たる資質と品格を備えているだけに、参加したアーティストたちの苦労は並大抵のものではなかっただろう。
イベントもいろいろあるので、ぜひ足を運んでみてください。

なお、今年は公会堂80周年を記念して、地下のレストラン多賀では毎月8のつく日(8日、18日、28日)に名物ハヤシライスが500円になる。

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さようなら、三川基好さん

翻訳家の三川基好さん(早稲田大学助教授)が9日、亡くなられた。食道ガンと闘っていたが、力尽きた。

同じ盛岡に暮らしていながら、淡いおつきあいだった。ジャズクラブやジャズのライヴでしばしばお目にかかり、短く言葉を交わす程度だったが、残念だ。
ご冥福をお祈りします。

訳書がこんなにあるのを知って、改めて驚いている。

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盛岡市自転車条例

盛岡市が自転車条例を制定するにあたり、パブリックコメントを募集している。

一読したところ、網羅的によくまとまった条例になっている。
先進事例(京都にかなり高度な自転車条例がある)をよく研究しているし、盛岡自転車会議が主催したワークショップの結果なども参考にしてもらっていることがわかる。

ただ、惜しむらくは「努める」という表現にとどまっていることだ。「各々の努力にまかせますよ」というのでは消極的すぎないだろうか。

もっとも、具体的なことは条例下の施策で補うことができる。具体的施策では数値を掲げた努力目標を設定するなど、もっと踏み込む必要があろう。それがなければ、条例とて「絵に描いた餅」にすぎなくなる。

また、放置自転車を撤去できるという権限に対して、駐輪場設置については「設置に努める」という努力目標にとどまっているのはいかがなものか。
自転車利用者にとって便利な駐輪場を設置せずに、路上駐輪の自転車を強制的に撤去して「まちの美観を保っている」などというのはエゴイズム以外のなにものでもない。盛岡自転車会議が主催したワークショップでも、自転車利用者から最も多かったリクエストは「自転車レーン」ではなく、「便利な駐輪場」(これは駅前地下駐輪場は不便だという意味である)だった。

仙台では駐輪場付置義務を条例化している。これも条例化されてから実現に至るまで十年以上かかっているのだから、早い時期にちゃんと定めておくほうが後々のためになる。こういう先進事例を活かし、せっかく新たにつくる自転車条例なのだから、将来を見据えたものにしてほしいものだ。

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マイルズのほかに神はなし

ipod shuffleのCDをだいぶ入れ換えた。ジョアン・ジルベルトをアルバム単位ではなく、好きな曲だけ残し、マイルズ・デイヴィスのコロムビア時代の作品を入れた。 どれも「たった今、生まれたばかりの音楽だ」と聴かされても何の疑問も生じないだろう。


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今日は一日ハードロック・ヘビーメタル三昧

NHK-FMで特番を放送中だ。聞きおぼえのある声の主は、ロック評論家&DJの伊藤政則さん。ぼくはセーソクさんと呼んでいる。

セーソクさんは岩手県花巻市出身。彼がまだ大学生だったころ、岩手放送でアルバイトをしていた。そこでぼくは初めてお会いした(ぼくも高校時代から岩手放送でアルバイトをしていた)。後にぼくはFM岩手に入り、セーソクさんには何度か番組に出ていただいた。安いギャラだったが「純の番組なら仕方ない」と。実はとても男気のある方なのである。

もうあまりロックは聴かなくなったが、今日はたっぷり楽しもう。

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岩手のアートシーンが熱い! その2

■バス(ループ200)で岩手県立美術館(通称:県美)に行ってきた。共同企画展を実施中の先人記念館遺跡の学び館も歩いてまわった。
先人記念館はとてもいい施設でぼくは好きだ。内容も充実している。遺跡の学び館は、規模こそ小さいが、「日本最大級の縄文土器は盛岡で発掘された」など新発見があり、いい刺激を受ける。県立博物館規模の展示内容だと文句なしなのだが。

■県美の企画展『アート・記憶・場所』は個々の作品がそれぞれ個性豊かで、見応えもあった。
だが、この企画展のコンセプトを作家たちは共有していただろうか。あるいは、この人選でよかったのだろうか。作品を堪能する一方で、そんな疑問が生じてきた。
おりしも、岩手県公会堂ではアートショーを開催中だし、月末には花巻市東和でまちかど美術館アート@つちざわがはじまる。コンセプトに重なる部分が少なくないだけに、比較されることは避けられまい。来場者は果たしてどのような判断を下すだろうか。

■多くの文化施設が集中している県美前の通りを「美術館通り」という愛称にしようという動きがある。大いに賛成だ。名前負けをしないように、周辺のパブリックアートの充実や看板類の撤去(設置禁止など)も検討が必要だろう。

■それにしてもバスの不便なこと、このうえない。

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よみがえる立原道造

今年はじめに、復刻された立原道造ノートのことを書いた。今年は、全集が刊行されるなど、静かなブームになっているようだ。
発売中の『芸術新潮』10月号に〈立原道造 色鉛筆で綴る盛岡〉という特集が掲載されている。これはぜひご覧いただきたい。
盛岡名物として南部せんべい、お茶餅を紹介している。冷麺、じゃじゃ麺じゃないところが芸術新潮らしくていい。

期せずして、今月15日からもりおか啄木・賢治青春館で『立原道造と盛岡』展が開催され、11月23日には立原道造記念館の学芸員を招いてギャラリートークが行なわれる。これも楽しみだ。

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パット・メセニーを聴く

パット・メセニー&ブラッド・メルドーカルテットの仙台公演の感想を、デジタルARENAに書きました。

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信じられません

もう10月……溜息。



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