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『いのちの食べかた』を観る

いのちの食べかた』(映画の詳細はタイトルをクリックして公式サイトをご覧ください)を試写会で見てきた。

牛肉、鶏肉、豚肉の生産現場を伝える映像に感銘を受けた。

当然、「屠殺」場面もあるのだが、衝撃的という感じではない。僕自身がこの手の映像に衝撃を受けるほどウブではないせいもあるが、この作品、ひじょうに抑制が効いている。
ことさらセンセーショナルな映像で、飽食社会を糾弾しようという作品ではない。ぼくたちは「他のいきものの命をもらって生きている」という事実を淡々と伝える(「淡々と」というには映像がある意味で美しすぎるかもしれない。徹底してフロンタリティを追求している)。「他のいきものの命をもらって生きている」のは何も現代社会に限った話ではないのだが、この作品ではオートメーション化という「現代」を徹底的に描いている。

食のグローバル化を扱った秀逸なドキュメンタリー『ダーウィンの悪夢』とはそこが違うが、ぜひセットで見てほしい。

ぼくには意味がわからないところもあった。日本とは機械や方法は違っても、基本的には同じだろうから、いつか専門家にお話をうかがわなければならないと思っている。

強烈にノックアウトするパンチではないが、後できいてくるボディブローのように、静かながらも確かな影響を刻みつける作品だと思う。19日(土)から盛岡フォーラムにて上映。

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