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ヒノテルを聴く

昨夜の一関ベイシーでの日野皓正クインテット・ライヴは、定刻7時より15分早くスタートした。 普通は定刻より遅くスタートするものだ。相撲で制限時間前に取り組みがはじまるより珍しい。
「もう始めちゃうの?」というマスターの菅原さんへのヒノテルさんの返事がふるっている。

「(ベイシーでのライヴだから)朝からムラムラしてたんだもの。早くヤラせてくれ

場内大笑いの後、一転して緊張感あふれるステージへ。 そして、後半の終盤にコトは起こった。

ヒノテルさんが菅原さんをステージに呼び、ドラムスの和丸さんと交代させた。これはある程度予期していたことだ。
次に起こったことはまったく予想外のことだった。お店に常に置いてあるトランペットをヒノテルさんが菅原さんに渡したのである。
ここからが凄い。
菅原さんはしっかりと一緒に吹いたのである。
「何十年ぶりかで吹いたよ」
ステージから降りてきた菅原さんが苦笑した。

これには伏線があった。
ライヴがはじまる前にヒノテルさんはそのトランペットの手入れをした。動かなかったバルブが動くようになった、と菅原さんも嬉しそうだっ た。キングのハリー・スィーツ・モデルというトランペットである。ちなみに菅原さんは一関一高時代は吹奏楽部でトランペットを吹いていた。
ヒノテルさんは菅原さんに吹かせるつもりで手入れをしておいたに違いない。

凄い一夜だった。

日野皓正クインテット
日野皓正(tp)/多田誠司(sax)/石井彰(pf)/金澤英明(b)/和丸(ds)

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『レンブラントの夜警』を観る

http://eiga.com/official/nightwatching/

『夜警』には隠された意味があった、というストーリー。

といってもイコノロジーとは異なり、殺人事件の陰謀をレンブラントがこの絵で告発しているというミステリー劇。 ここであえて「劇」と書いたのは、まるで舞台劇を観ているようなつくりだったからだ。徹底的なフロンタリティ(佐々木英也岩手県立美術館館長によると、真っ正面からの構図のこと。ルネサンスからバロックの時期に好まれた)ゆえである。

ストーリーはけっこうエンターテインメントなのだが、描き方がまったくエンターテインメントじゃないので、この映画は歓客を選ぶだろう(実際は映画は観客を選べないわけだが←これは小説も同じ)。 同じストーリーでハリウッドがつくった映画を観てみたい。

*音楽が素晴らしかった。サントラを手に入れようと思ったのだが、どうや出ていないようだ。

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早川式シャープペンシル

美術館や博物館でメモをとる際、万年筆やボールペンなどインクを使う筆記具は使用が禁止されているから鉛筆を使う。だから、ぼくは鉛筆を持ち歩いている。
シャープペンシルのほうが便利なのだが、なかなか気に入ったデザインのものがなかった。たまたま見つけたのがこれ。日本で最初のシャープペンシルの復刻版だ。繰り出し式とあるから、昔のクルクルまわして芯を出していく方式と思ったら、そうではなくて、回転クリック式(?)なのでノック式とほぼ同じ(片手で操作できないのが難点といえば難点か)。
Img1031619175



以下、プラチナの紹介文。

大正4年、日本で最初のシャープペンシルが発明されました。
当時製作され、「シャープ株式会社歴史館」 に保存されている1本をもとに、早川式繰出鉛筆を このたび複製しました。

重量感、手触り感、デザインは 古きよき時代の 大正ロマンの神髄を受け継いでいます。
もちろん 現代の最新技術を取り入れ 現代好みの0.5mm芯、そして新しい芯繰出し機構を採用しました。

ボディは黄銅に銀メッキ仕上げ   螺旋柄銀チラシ仕上げ
回転繰出し式。(クリックタイプ)
桐箱入り。
サイズ:全長131mm  最大径8mm  重さ25g

ズシリと軽い持ち味がいい。芯はスケッチにも使えるように3Bを入れている。

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夏至

夏至は過ぎたけれど、やはり日が長い。
午後8時なのに東の空がうっすらと明るかった。

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温暖化対策でコンビニ深夜規制、21自治体で「検討」

以下、読売新聞(6/21)から

地球温暖化対策の一環として、コンビニエンスストアなどの深夜営業の規制を検討する動きが全国の自治体に広がりつつある。14都府県と7政令市が深夜規制を検討中か、検討を予定していることが読売新聞の調査で分かった。

 深夜規制の動きに対して、コンビニ業界は防犯機能や災害時のライフライン機能などを主張して猛反発している。年中無休、24時間営業のコンビニは消費者のライフスタイルに定着しているだけに、規制の妥当性を巡って今後、議論を呼びそうだ。

 読売新聞が全国47都道府県と17政令市を対象に行った調査によると、埼玉県と京都市、東京都と神奈川県、横浜市の5都県・政令市がすでに深夜規制を検討中、宮城県、福島県など11府県・5政令市が規制の是非を含めた検討を予定している。

 検討中の自治体のうち、埼玉県はすでにコンビニに24時間営業の自粛を要請することを表明。神奈川県も「環境負荷の少ない販売方法という趣旨は条例に盛り込みたい」(環境農政部)としている。

これは盛岡市もぜひ検討してほしい。
1970年代のオイルショックのときはテレビの深夜放送も自粛し、飲食店の深夜営業も自粛した。これも検討してほしい。
ちなみにテレビが深夜放送をやめ、飲食店が早仕舞いすると、出生率が上がるらしい(嘘か本当か)。
そういえば、休日にガソリンスタンドがあいてなくて、引っ越しのときに不自由したことを思いだす。

今夜はアイーナで「100万人のキャンドルナイト」イベント。

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こころ鎮める

ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集を聴いている。
講演などのイベント、会議や打ち合わせなど(本業以外のこと)で慌ただしい日々を送っているせいか、常に追われているような切迫感があり、息苦しい。そんな気持ちをベートーヴェンの弦楽四重奏曲は和らげてくれる。
そして、「よし、もう少しがんばってみるか」という前向きな気持ちにさせてくれる。第九のような大声援ではないところがいい。

あさって日曜日の夜、アイーナで「100万人のキャンドルナイトinいわて2008夏至篇」がおこなわれます(こちらは全国情報)。みなさんもおうちで電気を消して、キャンドルの灯で二時間過ごしてみてください。きっと素敵な思い出になりますよ。



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アースキャラバンスクール盛岡中止

アースキャラバン・スクール盛岡は中止になりました。

応募していただいた小学生のみなさんへ。

ごめんなさい サイクリングは中止になりました

 

622日(日)に中津川のほとりでサイクリングをする予定でしたが、中止になりました。

その理由は、先日の土曜日に岩手県内で大きな地震があったからです。岩手県やおとなりの宮城県でも亡くなった方や行方不明になった方もいます。

 

昨日も小さな地震がありましたが、大きな地震の後には、続けて地震が起きることもあります。川のそばで地震にあうと、とても危ないです。

この行事を楽しみにしていたみなさん、本当にごめんなさい。

行事を企画してきた大人の人たちも、みなさんと一緒に楽しい時を過ごすことが出来ずに、とても残念に思っています。

私たちはいつかみなさんと一緒に、自転車に乗ったり、環境についてのお話しをしたいです。

子ども達が参加して楽しい行事を次にやるときには、必ずみなさんには連絡しますので、ぜひその時に参加をしてください。

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小泉ニロさんの記事

3月に自転車のフリーペイパー「ふたつの輪」取材のために来盛された小泉ニロさんの活動が、産経新聞で紹介されました。ボサノヴァでエコといえば、アントニオ・カルロス・ジョビンがアマゾンの保護活動に熱心だったことを思い起こします。

音楽を愛する人は自然も愛します。そこが創造の源(もっと言うならば、人間の源)であることを、音楽を通して実感しているからです。

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今週も忙しい

840230459_63 ■昨日は北上で講演
講演中にも余震が4回ほどあった。震源地に近いためか、盛岡よりも有感余震が多い。地震が大嫌いなので、講演に集中できず、何を話したのかあまり覚えていない。聴いていた人にとっては、はちゃめちゃな内容だったのではないか。ごめんなさい。

その後、岩手めんこいテレビの面々とともに一関ベイシーへ地震見舞いにうかがう。地震による惨状を予想していた(場合によっては片づけを手伝うつもりでもいた)が、いつもと変わらず(ただし、それは表面上のことだそうで……)。
驚いたのはマスターの菅原正二さんが、発売されたばかりの季刊ステレオサウンド夏号の連載「聴く鏡」に、〈受難、災難、さんざん〉と題して、地震の話を書いていること。まるで、今回の地震を予知していたかのような内容なのだ。

■今週は原稿の締め切りが4本。ゲラの返しが1本。これらが終わりしだい、岩手日報随筆賞の候補作10本に目を通さなければならない。

■今週末はアースキャラバンもある。 体がいくつあっても足りない……。

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地震見舞い

幸いなことに、うちは何の被害もありませんでした。 10日のツーリングで通ったところやその近くが大変なことになっていて、ただただ驚いています。

まだ余震がつづいていますが、被災地のみなさんに心からお見舞い申し上げます。

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地震

盛岡で震度4。

今日はチャグチャグ馬こ。出発地点の蒼前神社までサイクリングに行ってきて、「ただいま」とドアをあけたとたんに大きく揺れた。うちはCDが何枚か棚から落ちただけで被害はなし。

長い地震だった。

8時55分現在、ドコモの携帯電話は不通。メールは通じている。一般の電話も不通。
9時ごろ、余震があった。

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NHK盛岡からのお知らせ

      NHKから下記のご案内をいただきました。ご活用ください。
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NHK 盛岡放送局では、開局70周年にあたり「盛岡局の紹介DVD」(15分)を作りました。現在、このDVDを視聴していただき、皆さんからNHKへのご意見 やご要望をお伺いする「ふれあいミーティング」を実施しています。皆さまの地域や街で、この「ふれあいミーティング」実施のご希望がありましたらご連絡く ださい。こちらから出かけていくことだけでなく、NHK見学を兼ねてNHKにおいでいただいても結構です。10人から20人くらいの人数がまとまれば実施 いたします。アナウンサーや制作者と話し合う場にすることもできます。ご検討ください。
NHK盛岡放送局
℡ :(019)626-8811 Fax:(019)625-7660

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栗駒界隈ツーリング

〈コース〉東北自動車道・秋田自動車道で十文字~国道398号小安街道大湯温泉を経て栗駒道路~須川湖を経て栗駒山荘~ちょっと戻って国道342号~国道 397号を右折~胆沢ダム工事現場経由県道37号~県道13号(この道は国道4合のバイパスと化してしまい、混雑)で帰宅。

栗駒山荘周辺のブナ林では残雪が見られ、タムシバが花盛りだった。

Img_8690 胆沢ダム工事現場の巨大さに驚く。国家プロジェクトというのは、こういうのを言うんだなあ、と妙に納得。


県道37号は県道1号(沢内を通る道)と並んで、ぼくの好きな内陸道(とはいえ、高原のムードたっぷり)だ。

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あらえびす文章講座

紫波町の野村胡堂あらえびす記念館の文章講座の詳細が発表されました。
詳しくはこちらhttp://kodo.or.tv/bunsho/index.htmlをご覧ください。

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ご来場ありがとうございました。

■練習不足のまま本番を迎えてしまったことを大いに反省しつつも、いい演奏会だった。
堂々たる名演を披露してくださった馬場雅美さん(ヴァイオリン)、存在がフルートそのものの鈴木かなえさん、血を吐くような猛練習をしな がらも我々の前では終始笑顔を見せていた遠藤幸一さん(オーボエ)、そしてゲネプロ終了後「今までの練習は忘れて、本番を楽しんでください」と、素人集団 をまとめあげた指揮の寺崎巌さん。
こういう素晴らしい仲間たちと音楽の悦びを分かち合うことができた。身に余る幸福であり、贅沢の極みである。

■パンフレットに第一ヴァイオリン奏者の熊谷奈々子さんが団員を代表して「ごあいさつ」を書いている。その文章がまた素晴らしい。ぼくは演奏前に読んで涙してしまった。こういう仲間がいることを誇らしく思った。

832954412_218 フルーティスト鈴木かなえさんの右奥でヴィオラを弾いてるのがぼくです。

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いよいよ明日は本番

■今日は田園フィルの練習。もうじたばたしてもしょうがないので、音楽を楽しむという態勢に切り換える。バッハ、ヴィヴァルディのなんと素晴らしいことか。こんな名曲を演奏できるということが、なんだか信じられない。
指揮者の寺崎巌さんも「十年前なら想像もできなかった。それだけみなさんが努力して成長したということです」と嬉しそうにおっしゃる。

その寺崎巌さんをはじめ、チェンバロの長谷川恭一さん、フルートの鈴木かなえさんら、尊敬する方と一緒のステージに上がれるということも僕にとっては身に余る光栄だ。

田園フィルの金管セクションと木管セクションには中高生が参加している。世代を超えて、ひとつのことに挑戦することも田園フィルならではの経験といえるだろう。

明日の本番が楽しみだ。

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田園フィルハーモニーオーケストラ・コンサート

第5回田園フィルハーモニーオーケストラ・コンサート

平成20年6月8日(日)  開場13:30 開演14:00 矢巾町田園ホール

【第1部】 
  ◆ヴィヴァルディ:フルート協奏曲二長調「ごしきひわ」
   (フルート/鈴木かなえ)

  ◆バッハ:オーボエとヴァイオリンのための二重協奏曲
    (オーボエ/遠藤幸一・ヴァイオリン/馬場雅美)

【第2部】 
  ◆ 高橋信哉:Jalan-jalan ~神々の島の幻影~(矢巾中学校吹奏楽部)

  ◆ 内藤淳一:ブライアンの休日 ほか (盛岡南高等学校吹奏楽部)

【第3部】 
  ◆ ヘンデル:水上の音楽 (トランペット/牛腸和彦)
     賛助出演/矢巾中学校吹奏楽部 バディヌリジュニア弦楽オーケストラ
            北上吹奏楽団  盛岡南高等学校吹奏楽部

■全席自由 
■一般 800円 中高生 400円(当日各200円増)
  ※小学生無料 

ぼくはヴィオラで参加します。バッハがまだ弾けませんげっそり
チケットあります。ほしい方はメッセージをください。当日、受付で清算できるように手配しておきます。

出演者など詳細はこちら

Photo

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「街もりおか」6月号ができました

「街もりおか」6月号ができました。

小々特集の材木町「よ市」には、地元の方と「よ市」に出店しているベルボさんのエッセイを掲載。
また、渓流釣りエッセイをはじめ、山菜取りの際のクマ対策、盛岡城跡公園の樹木などネイチャーライティングも充実しています。

そして、今月の白眉はIBCの大塚富夫アナウンサーの闘病記です。大塚さんは甲状腺癌を克服し、アナウンスの現場に復帰しました。「街もりおか」でしか読めない内容です。

市内の各地方銀行本店、。花月堂、まつばや、矢巾町駅前のカフェ・アンダンテ、東大通(桜山神社前)のカフェNi-juなどに置いてます。

定期購読も受け付けています。
一冊 250円×12ヶ月に送料込みで 一年3800円です。
郵便振替番号02210-9-54909

電話番号&ファクス
019-625-5835

メールアドレス  morinomiyakosya@yahoo.co.jp

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自転車の売れ行き好調

首都圏の自転車ブームとは傾向こそ違うものの、盛岡でも自転車販売が好調とのこと。
詳しくは盛岡タイムスの記事をご参照ください。

動機はどうあれ、結果的に二酸化炭素の排出抑制に役立っているのは確かなこと。さらに、経済的な理由で自転車に乗りはじめた人が自転車の楽しさに目覚め、のめりこむことも期待できる。
実際、ぼくの知人は「雨の日も乗りたいから」と高価なゴアテックスのレインスーツまで買い込んだ。今ではぼくよりも年間走行距離が長い。

自転車は「乗るクスリ」と呼ばれるほど健康にいい。ドイツでは医療費の削減につながるとして、健康面から自転車の普及に力を入れている。日本の医療界もこ自転車に目を向けてほしいものだ。

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バッハのカンタータを堪能する

昨日のバッハ・カンタータ・フェラインの演奏会は本当に素晴らしかった。
何か「凄味」のようなものが漂っていることに気がついた。アマチュアの演奏会で、これはあまりないことだ。
後で『目と耳のライディング』に書きます。

さあ、今週末は田園フィルの本番だ!

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