ベルリン・フィル12人のチェリスト
■昨夜は『ベルリン・フィルの12人のチェリスト』コンサート(マリオス大ホール)。CDで聴いているのとまったく同じ音が大ホールに響いたときは、ざわざわっとした。
第一部
ユリウス・クレンゲル :12人のチェロのための《讃歌》
ボリス・ブラッヒャー :12人の独奏チェロのためのブルース、 エスパニョーラ、 ルンバ・フィルハーモニカ
ガブリエル・フォーレ :パヴァーヌ
グレン・ミラー :ムーンライト・セレナーデ
オラシオ・サルガン :ア・フエゴ・レント(とろ火で)
アストル・ピアソラ :リベルタンゴ/フーガと神秘
第二部
ジョルジュ・ユルメール :ピギャール
クロード・ドビュッシー :月の光
ドミトリ・ショスタコーヴィッチ :リリック・ワルツ
モーリス・シュヴァリエ :パリの花
ミシェル・ルグラン :女は女である
エルヴィス・プレスリー/ヴェラ・マトソン :ラヴ・ミー・テンダー
エディット・ピアフ/ルイ・グリェーミ :ばら色の人生
ジョージ・ガーシュウィン :クラップ・ヨー・ハンズ
三枝成彰 :ラグタイム
デューク・エリントン/フアン・ティゾール :キャラヴァン
アンコール
ピンクパンサーのテーマ
荒城の月
一口で言うと、趣味のよいコンサート。趣味のよいコンサートには、ときとして「厭味」な感じがすることもあるが、それがまったくなかった。希有なコンサートである。
ブラッヒャーがよかった。
アンコールの「荒城の月」は、拙著『銀輪の覇者』 (ハヤカワ文庫)で主人公が弾いている曲なので、嬉しかった。
■しかし、客の入りは半分。東京ではチケットが売り切れるコンサートなのだが。
■ちなみにチェリスト12人の移動には24人分の旅費が必要。チェロが一人分の座席を必要とするからです。
■ベルリン・フィルのコンサートが11月に東京でひらかれる。指揮はサイモン・ラトル。
E席 16,000円
D席 21,000円
C席 26,000円
B席 31,000円
A席 35,000円
S席 40,000円
これでは買えないなあ、と溜息をついているうちに即日完売。値段にも驚いたが、これにもびっくり。
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コメント
半分が空席とは驚きです
でも本当に音楽を愛する方々が集まるのでしょうね
基本的に電車なので階段しかない古い駅は泣きます下北沢の階段からチェロだけ滑って落ちたことがある(^_^;)
チェロを弾く私も移動はしんどいです
投稿: ジュリア | 2008年7月16日 (水) 08時25分
泣きそうになったり、笑みがこぼれたり、小さな音を逃すまいと息をひそめたり。そうそう、踊りたくなったりもした。
演奏している皆さんも、客席の反応を楽しんでいるみたいで、とってもいいコンサートでしたね。
空席の分までと、力いっぱい拍手をしました~。
投稿: 日和下駄 | 2008年7月16日 (水) 12時55分
ジュリアさん>そうなんです。いい客層だったと思います。やたら「ブラボー」と叫ぶベラボーな人もいませんでした。
日和下駄さん>ぼくもいつも以上に拍手に力を込めました。
投稿: 斎藤純 | 2008年7月16日 (水) 19時22分