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文化の日・観覧料無料のお知らせ

岩手県立美術館からのお知らせです。

11月3日[月・祝]は文化の日につき
企画展および常設展を無料でご覧いただけます。

※1F受付カウンターにて無料観覧券をお受け取りください。


ある日本人蒐集家の秘蔵コレクション公開 ヨーロッパ絵画展-バロックから近代へ-

盛岡ではなかなか観る機会のないバロック絵画を中心に、決して有名作家の作品ではないが、今日までちゃんと受け継がれてきたヨーロッパ美術の数々を観ることができる。ぜひ、足をお運びください。

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今週末は

弦楽合奏団バディヌリの第12回定期公演が、11月1日午後7時から、岩手県民会館大ホールでひらかれる。今回は小澤征爾&ムスティラフ・ロストロポーヴィチ・コンサートキャラバンなどで縁のある演奏家をゲストに迎える。
とても楽しみなコンサートだ。

08 また、これも毎回素晴しい芝居を見せてくれる「おでってリージョナル劇場」も今週末にある。ぼくは2日の夜の公演に行く予定だ。

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一戸町ジャズ映画祭のお知らせ

萬代舘(ばんだいかん)生誕百周年
    記念イベント第一弾

一戸町本町にございます萬代舘(ばんだいかん)にて
11月8日(土) ジャズ映画祭を開催いたします。

映画監督 和田誠氏をお招きし、まずは代表作2本上映

 午後1時より『快盗ルビイ』(1988年 主演・小泉今日子)

 午後3時より『真夜中まで』(1999年 主演・真田 広之)

その後

 午後6時より 和田監督のトークショー

休憩をはさみましてラストは

 午後7時から(8時30分終了予定)JAZZライブ!

        メンバーは ピアノ:佐山雅弘
          ベース:小井政都志
          ドラム:井上功一
          ギター:道下和彦 
          テナーサックス:三木俊雄

08movie メンバー4人のうち3名が、当日上映の『真夜中まで』に
俳優として出演もされています。二度楽しめます。

全部「通し」で楽しめるチケットのお値段は

  前売券 3000円
  当日券 3500円 です。

映画ファンの方 ジャズ愛好家の方 11月8日(土)
たくさんの方々のご来館をお待ち申し上げております。

なお お問い合わせは

教育委員会 生涯学習課内『萬代舘 ばんだいかん』委員会
電話番号 0195-33-2111までお願いいたします。

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もりおか映画祭終了

もりおか映画祭」が終わった。
実際に準備に入ったのがもう8月半ば以降だったから準備期間が短く、かなり不安を感じていたが、スタッフの努力によって上映作品はなかなか充実したものが揃った。

オープニング『ハッピーフライト』、クロージング『櫻の園』もおもしろかったし、それぞれ矢口監督、中原監督をお迎えしてお話を聞くことができたことも評価していただけることと思う。

相米監督特集4本に、助監督として長年連れ添った榎戸監督が解説をつけてくださったことも、この映画祭を特徴づけるものになった。「魚影の群れ」は、CS日本映画チャンネルで組む相米特集(全13作品のうち12本放映)にも入っていないので、映画ファンに喜んでもらえた。

それにしても、矢口監督、中原監督、榎戸監督には本当に感謝の言葉もない。来年以降の映画祭に向けての大きな糧になった。
そして、十文字香菜子監督(東京芸大大学院)の『八咫鏡』は、この映画祭の最終上映に相応しい作品だった。というよりも、この格調高い、緊張感に満ちた作品の上映によって、映画祭がさらに意義深いものになった。十文字さんに感謝すると共に今後のさらなる活躍を心から期待したい。

もちろん、宣伝がまったく行き届いていなかったなど反省点も多い。ホームページの立ち上げが遅れたことも恥ずかしい限りだ。

おかげさまで、幸いなことに数字的にはどうにか赤字にならずにすんだ。映画上映にしぼってイベントを組まなかったからだが、これではちょっと物足りない。宣伝不足と合わせて、来年以降の課題にしたい。

いろいろな偶然が重なって、いい映画祭になった。が、それは偶然ではなく、やはり必然だったのではないか。いや、偶然を招く力を持つ映画祭なのではないか、とぼんやり思っている。

参加していただいたお客さまにも感謝申し上げます。あいにくの天気のなか、本当によく来ていただきました。ありがとうございました。
それぞれの映画の上映後に起こった拍手が、耳の奥に残っています。来年もまた「もりおか映画祭」でお会いしましょう。

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もりおか映画祭最終日

雨ですね。
お出かけの予定を中止した方も少なくないと思います。ぜひ、もりおか映画祭にお出かけください。
スペシャルメニューを提供している映画サロン「シネマ・チネチッタ」も好評です。

26日

野獣死すべし(中劇、12:00~)

お引越し(ピカデリー、12:30~)上映前に榎戸監督(当時助監督)のトーク。

狂い咲きサンダーロード(中劇、14:40~)

風花(ピカデリー、15:10~)相米慎二監督の遺作。映画上映前に榎戸監督(当時は助監督)と斎藤純によるトーク。榎戸監督はお話がとても面白い。トークショーの場を別に設けるべきだった。

櫻の園(ピカデリー、18:00~)中原俊監督の舞台挨拶。

昨夜、中原監督にお会いした。「『櫻の園』を観て、泣きました」と言ったら、「あなたは心が純な方です」と微笑された。酒を酌み交わしながら、いろいろと話し合った。優しい映画を撮る方だが、社会問題に対しては鋭い意見と見識をきっぱりとおっしゃる。また、本映画祭にも有益なアドバイスをしてくださった。

八咫鏡(フォーラム、21:00~)十文字香菜子監督(二戸市出身。盛岡三高、岩手大学大学院卒業、現在東京芸術大学大学院)の舞台挨拶。      

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もりおか映画祭『ハッピーフライト』

昨日はオープニング・セレモニーの後、矢口監督のトーク(これがまたおかしかった!)に続いて『ハッピーフライト』を上映。監督自ら「ハリウッドとは違う航空映画を撮りたかった」とおっしゃっていたように、いわゆるスチュワーデスものやパニックものとは異なる、監督ならではの世界を描いている。

意外だったのは、スリリングな展開と場面の迫力と緊迫感だ。また、メインの女優らの存在感も見事だったが、脇役(管制塔など)のリアリティに感銘を受けた。
『ウォーターボーイズ』、『スイングガールズ』とは違った力を持った映画だ。

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もりおか映画祭『櫻の園』

全国公開〈11/8〉に先駆けて、『櫻の園』が10月26日〈日〉午後6時から、もりおか映画祭のクロージングで特別上映される(映画館通りのピカデリー)。

今どき珍しいほどまっとうな、清々しい、そして美しい作品だ。ぼくは二度泣いてしまった(涙もろいなあ)。
上映に先だって中原俊監督の舞台挨拶がある。ぜひご来場ください。

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もりおか映画祭情報

いよいよ、明日、もりおか映画祭が開幕する。
そこで、とっておきの情報を。

期間中、ピカデリーの向かいのサンドイッチ屋の奥・シネマ横丁に3日間だけ出現するカフェ、「カフェ・チネチッタ」にゲストは集っていますヨ。

Cafee Cinechita (チネチッタ=イタリアの映画撮影所、マカロニウェスタン発祥の地)
ここはイタリアの映画撮影所の中にあるカッフェ&バール いろいろな映画関係者が通う店です。本格的なイタリアンを中心に 食事からデザート、ワインやカクテルを提供します。
映画の中で美味しそうな一皿や飲み物、 印象に残る一皿を 。

デザート 
クレーマークレーマー 「フレンチトースト」¥400
アメリ 「クレームブリュレ」¥400
マイブルーベリーナイツ「ブルーベリーパイバニラアイス添」¥480

food  
「幸せのレシピ」 ラザニア 1cut  ¥780
「銀河鉄道の夜」のトマトシチュー  ¥780
「グッドフェローズ」 超薄切りガーリックのペペロンチーノ ¥500
「かもめ食堂」もたいまさこが食べたおにぎり ¥480
「ディナー・ラッシュ」茄子のフジッリ・トマトソースパスタ¥780
「フォレスト・ガンプ」海老とオクラのガンポライス¥880  


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もりおか映画祭

木曜日まで、このブログがトップに表示されます。最新ブログはこの下にあります。

今週末、いよいよ「もりおか映画祭」が開幕する。準備期間が短かったわりには充実したプログラムになった。映画ファンからも「これは見応えがある!」と嬉しい声をいただいている。

まず、プログラムをご覧ください。

24日

ハッピー・フライト(中劇、18:00~)
矢口史靖監督、田辺誠一、時任三郎、綾瀬はるか出演

男たちの詩(フォーラム、21:00~)
短編映画集、吹越満、田口トモロヲ、ルー大柴、松方弘樹、松雪泰子出演

ベルリン天使の詩(ピカデリー、21:00~)
ヴィム・ヴェンダース監督、ブルーノ・ガンツ、ピーター・フォーク出演

青春の殺人者(ピカデリー、32:30~)
長谷川和彦監督、水谷豊、原田美枝子出演

25日

皇帝ペンギン(吹替)(中劇、10:00~)
リュック・ジャケ監督、ペンギン出演

戦艦ポチョムキン(フォーラム、10:00~、21:00~)
セルゲイ・エイゼンシュテイン監督

壬生義士伝(中劇、13:00~)
滝田洋二郎監督、中井貴一、佐藤浩市出演

セーラー服と機関銃(ピカデリー、17:00~)
相米慎二監督、薬師丸ひろ子、渡瀬恒彦出演

魚影の群れ(ピカデリー、20:00~)
相米慎二監督、緒形拳、夏目雅子出演

26日

野獣死すべし(中劇、12:00~)
村川透監督、松田優作、小林麻美出演

お引越し(ピカデリー、12:30~)
相米慎二監督、中井貴一、田畑智子出演

狂い咲きサンダーロード(中劇、14:40~)
石井聰亙監督、山田辰夫出演

風花(ピカデリー、15:10~)
相米慎二監督、中井貴一、浅野忠信出演

櫻の園(ピカデリー、18:00~)
中原俊監督、福田沙紀出演

八咫鏡(フォーラム、21:00~)
十文字香菜子監督

『ハッピーフライト』(上映前にオープニングセレモニー、監督ご挨拶の予定)、『櫻の園』(上映前にクロージングセレモニー、監督ご挨拶の予定)はロードショー公開前の特別上映。

『八咫鏡』の十文字監督は、二戸市出身。岩手大学・東京芸術大学大学院出身の期待の新鋭。

盛岡出身の相米監督特集にも期待してください。実行委員会でセレクトしている最中には、まさか緒方拳氏がお亡くなりになるとは思ってもいませんでしたが、『魚影の群れ』を追悼上映とさせていただきます。

個人的なオススメは『男たちの詩』と、岩手大学映画研究会のセレクションによる『狂い咲きサンダーロード』かな。また、一説によると『戦艦ポチョムキン』を盛岡の劇場で上映するのは初めてらしい(詳しい方のご指摘をいただければ幸いです)。

では、映画祭でお会いしましょう。

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三ツ石山トレッキング

妻のリクエストで三ツ石山へ。
基本的に登山は公共交通機関を利用することにしている。バスセンターから網張温泉行きバスで網張温泉へ。
網張温泉スキー場のリフトを三基乗り継いで、終点から歩く。ほとんど尾根伝いに行くから、きつい坂はない。
雲ひとつない秋晴れ。ただただ素晴しい。 三ツ石山荘は大変な混雑だったので山頂で昼食。風が強かった。
帰路は松川温泉へと下る。あまり利用されていないらしく、道がひどく荒れている。
松川荘(受付のおばさんに「斎藤さんですよね、いつもありがとうございます」とご挨拶される。前に行ったときから8年くらいたっているのに……)でサッとひと風呂浴びて、八幡平周遊盛岡駅行きバス(これは高速道路を通るから早い)で帰る。
盛岡駅からは都心循環バス「でんでん虫」で我が家のほぼ前まで。
これで今年の山行はおしまいかな。写真はいつものPicasaで。

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沼宮内(石神の丘美術館)サイクリング

輪行するつもりで出かけたのに、道の駅石神の丘に着いて、輪行袋を忘れてきたことを知り、青ざめる。帰りは新幹線かIGRに乗る予定だったから、(ぼくにしては)速いペースで走り、体力を使いきってしまっていた。

無事に帰ることができるだろうか。

22553278_1621477475s
岩手町(沼宮内)の「道の駅石神の丘」で十分な栄養補給。トンテキですね。オニオンソースがおいしかった。

22553278_1079156006s ブルーベリー&バニラミックスソフト。疲れた体に甘いものが滲みる。
昼食後、併設された美術館「百瀬寿 百色百点」展を観る。百瀬さんの80年代以降の作品は馴染みがあるが、なんと60年代の油彩が出ていて、興味深く観てきた。

脚の疲れはとれないが、ゆっくりとジャイアントOCRコンポジット1を漕ぎだして帰路につく。

22553278_2978535778s 10キロほど走ったところで休憩。玉山のイオン内の足湯に、玉山のジジババらと一緒に浸かる。疲れがとれていくような気がする。足湯っていいものだナ、と初めて思う。

22553278_4060736751s 疲れているせいか、甘いものがほしくなる。今日二つ目のソフトクリーム。軍配はこちら。甘さは抑え気味なれど、深みがある。なめらかさもこっちが上。

というわけで、何とか帰ることができた。往路は二時間、帰路は二時間半。

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今日の走行距離は、ほぼ80キロ。最高速度は玉山区門前寺付近の下り坂で約57キロ。平均速度は20キロだった。

シャワーを浴びて夕食を軽くすませ、盛劇へ。盛岡文士劇の稽古にぼくは今日から参加。

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トラブル・カフェ・シアター観劇

トラブル・カフェ・シアター第8回公演『小津の國の妖術師』(盛岡劇場タウンホール、10月12日午後2時開演)を観た。

脚本がよかった。伝奇もののパターンを踏襲しているのだが、二転三転する骨太のストーリーに、恋愛、友情、兄弟間の感情のすれちがいなどが巧みに盛り込まれている。
もちろん、この劇団ならではのチャンバラもたっぷり。つまり、巧みな脚本をちゃんと演じる役者がいるということで、これもまた凄いことだ。

この芝居では、役者がいくつものキャラクターを演じ分けなければならない。それも見どころのひとつだった(人間よりも、「あやかし」になったときのほうが鬼気せまるものがあったのはなぜか?)。
早乙女貢、都筑道夫、横溝正史らの伝奇小説を目の当たりにしているようで楽しかった。

実は二カ所ほど涙が込み上げてくるところがあった。剣を交えながら「おまえに殺してほしい」「いや、俺には斬れない」というシーンだ。そして、ラスト。剣劇で泣かせるとは恐れ入りました。
なかほどに「ここはカットしてもいいな」と思うシーンもあったが。

ぼくが観たのは三回公演のうちの一回目だったせいか、動きに少しきごちないところがあった。おそらく、二回目以降は修正されたに違いない。
チャンバラは「動きの速さ」を重視するあまり、小さくなりがちだった。スピードを抑えて、もっと大きく見せるようにしたほうがいいだろう。

本を書き、難しい役で出演もしている鬼才遠藤雄史さんに拍手を送りたい。獅子丸役の福士春彦さんはまるでこの脚本のための役者のように思えた。高崎 美絵さん演じたクールな剣士の鉄も印象深かった(チャン・イーモウ監督で映画化するなら、マギー・チャンが演じるだろう)。

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県民サイクリング(サイクルトレイン)初参加

「県民サイクリング・サイクルトレイン」に参加してきた。過去3回は雨にみまわれたそうだが、今回は大快晴。雨男の汚名返上である。
写真はいつものPicasaに。

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心の休養

957955806_235s 八幡平~湯瀬温泉~安比~西根~盛岡というルートをドライヴ。八幡平の紅葉がみごとだった。今年は台風が来なかったから、木々がたくさんの葉をつけている。もこもことした広葉樹が色づいて、きれいだ。あいにく天気は今ひとつだったが、それでも涙が出てくるほど美しかった。

このコースは、毎年開催されている八幡平サイクリングのコースだ。来年の8/12~13にぼくも走る予定なので、その下見も兼ねて。
距離は180キロほどだが、八幡平アスピーテライン以外にも坂道が多い。「オレには無理だな」というのが正直な感想だ。60代半ばの方が何人も参加し、完走しているのだが。

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美術館に行くということ

下記は2005年の秋に朝日新聞(岩手版)に書いたエッセイの抜粋です。盛岡には、いい美術館があるのに、行ったことのないという方がたくさんいます。せめて小・中学校の生徒たちには必ず足を運んでもらいたいと願っているのですが、「美術の時間が限られているので難しい」と先生がたはおっしゃいます。

しかし、美術館に行くことは「美術の勉強」のためなのでしょうか。ぼくは決してそれだけではないと思います。

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 今年も中津川に鮭が帰ってきた。
 上の橋のたもとから川原に下り、ここで200キロもの長旅を終えようとしている鮭を間近に眺めつつ歩く。生まれ故郷の川に帰ってきて、産卵し、死んでいく。神秘的であり、ドラマチックでもある。そして、ぼろぼろに傷ついた鮭の体は、生命の逞しさと尊さを私たちに教えてくれる。

 もうしばらくすると、息絶えた鮭が川岸に打ち上げられる。痛々しくて直視できない。けれども、それは自然の摂理だ。

 死んだ鮭がゆっくりと腐っていき、その養分が中津川の新しい生命を育む。これらは自然科学の分野だが、歴史に興味のある人なら、上の橋の擬宝珠に手のひらをあててみたりするだろう。

 与の字橋の手前で土手にあがれば、目の前に深沢紅子野の花美術館がある。盛岡の風土が生んだ画家の作品を、画家自身が好きだった中津川のかたわらで観ることができるのは、画家にとっても市民にとっても幸せなことだ。

 さらに川原を下って中の橋のたもとから上がり、もりおか啄木・賢治青春館で「京極夏彦・丸尾末廣“妖”イラスト展&高橋克彦“真景錦絵”盛岡五拾景展」を見た。 これが見応えのあるものだった。

 京極さんや丸尾さんは本職だからともかく(京極さんは作家になる以前はグラフィックデザイナーだった)、高橋克彦氏の作品は新鮮だった。実際に見るまでは「コンピュータ処理した写真」という程度の認識だったが、決してそんな安易なものではない。盛岡への思いが伝わってきて、見飽きなかった。

 中津川沿いをさらに下って、旧石井県令邸に行った。盛岡に残る最古の洋風建築物を、盛岡まちなみ塾が中心になって整備し、今回の公開に至った。邸内に入ると、油絵や版画などが展示されていて、その雰囲気は東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)を連想させた。そして、ここは「また来たい」と思わせる何かがある。

 今夏は県公会堂でもNPOによって意欲的なアートショーが行なわれ、とても好評だった。公会堂に入るのが初めてだという人も多く、この催しは歴史的建造物について再認識する機会にもなった。

 このように振りかえると、展覧会に行くことは単に「絵を見に行く」だけに終わらないのだと気がつく。
 芸術は風土と密接に結びついている。学校では、絵を見に行くことは美術の授業とくくられがちだが、実はそうではなく、理科や社会、さらには歴史などを総合的に学べ、しかも五感が磨かれる場でもある。

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カラヤンの38枚組ボックスセット

クラシックファンからは顔をしかめられそうだが、FMから流れてくるのを聴いて「ああ、この演奏はいいな」と思うと、たいていの場合カラヤンだ。カラヤンばかり放送されるからかもわかりませんが。
で、カラヤンなら安心という思いがある。

979 38枚組でこの価格は何ともすさまじいかぎり(笑)。中身はどうなんだろうか。ま、こういうときじゃないと、ブルックナー全集なんて絶対に手を出さないだろうから、いい機会かもしれない。

でも、もう置くところがないんですよね。

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『街もりおか』10月号出来

200810p01_4 今月も読みごたえのある内容です。盛岡はディープですね。

『街もりおか』は会員店に置いています。お買い物などのついでに、ぜひお手にとってご覧ください(ここをク リックすると会員展一覧にリンクします。アクセス後、スライドショーでご覧ください)。また、プラザおでって一階のおもてなしプラザで販売しています。一 冊250円です。

定期購読も受け付けています。
一冊 250円×12ヶ月に送料込みで 一年3800円です。
郵便振替番号02210-9-54909 杜の都社

電話番号&ファクス
019-625-5835

メールアドレス  morinomiyakosya@yahoo.co.jp

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種差海岸を汚すもの

名高い景勝地である種差海岸で悲惨な光景を目にした。

950167363_113 種差海岸は司馬遼太郎が激賞した景観地であり、東山魁夷ゆかりの地でもある。
その最も象徴的な場所に、八戸警察署と地元の交通安全協会がこのようなノボリを無造作に立てている。

交通安全を訴えることはもちろん大切だが、果たしてこれが正しいやり方だろうか。これは「景観に対する暴力」と言っていい行ないだ。容認している地元の人にも疑問を感じる。

去年の8月に行ったときは立っていなかったんですが……。

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