クラシック・ア・カペラ「アウラ」を聴く
昨夜はAuraのコンサート。
いやあ、CDで聴いているだけではやっぱり本当のところはわからないものです……常々、そのように公言しているぼくでさえ、昨日はマイった。いいグループであることはわかっていたつもりだったが、思っていた以上に素晴しいグループだった。
伴奏なしのア・カペラは別に珍しくない。彼女たちは、一味もふた味も違う。クラシックの名曲にラテン語、フランス語、イタリア語の詩を引用して歌詞にして歌う。
その曲が並大抵のことでは歌えそうにない曲ばかり。バッハの小フーガト短調とか、ヴィヴァルディの『四季』からの「春」、チャイコフスキーの『くるみ割り人形』からの「花のワルツ」なんて、ちょっと信じられないような演奏だった。
もちろん、技巧だけのグループではない。シューベルトの「アヴェ・マリア」では涙が溢れてきて、我ながらいったいどうしたことか、と慌ててしまった。
終演後、彼女たちが所属するトエラの社長/プロデューサーの岸さん、メンバーの二人と一緒に冷麺を食べた。
岸さんはEPICソニー時代に、上々颱風を手がけた方で、ぼくは二十年来のお付き合い。十年ぶりくらいでお会いしたので積もる話もあり、ぼくとしては珍しく日付が変わるまで飲んでしまった。
まだデビューしたばかりで知名度は高くないにもかかわらず、マリオス小ホールはほぼ満席。はじめのうちは「なんだか反応が今ひとつなので、受けているのかどうかわからなかった」が、曲が終わるごとに拍手に熱がこもってくるのがわかり、「盛岡の聴衆に、自分たちの力を引き出してもらった」と、とても満足そうだった。きっとまた盛岡にいらしてくれるに違いない。
昨日、聞き逃した方は、そのときにぜひ。
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コメント
羨ましい素晴らしい是非今度機会を逃さず聴きたいです やはりアカペラは生じゃないと…です
投稿: ジュリア | 2008年12月20日 (土) 10時53分
>やはりアカペラは生じゃないと…です
そうなんですね。再認識しました。
投稿: 斎藤純 | 2008年12月21日 (日) 06時24分
初めて書き込ませていただきます。
斎藤さんの一読者として、そしてかつてのライダーとしていつもブログを拝見しています。
20日土曜日に東京Hakuju Hallでアウラのコンサート拝聴しました。
実は、20日朝この記事を読ませていただき、アウラのHPを見て、これは行って聴かねば後悔すると思い立ち、当日券発売の時間を目指して会場に行きました。
斎藤さん仰るとおり、素晴らしかったです。まさに神が降りていると感じるほどでした。アウラの皆さんのいきいきとした楽しそうに歌う表情にも、素晴らしい声にも感動しました。
コンサート終了後にロビーでCDを購入し、メンバーの皆さんとお話しする機会にも恵まれ、今朝斎藤さんのブログで知ってきたことを話しましたら、非常に驚き、また喜んでくれました。
これまで私にはご縁の無かった声楽、しかもクラシックのア・カペラに感動するとともに、こういうご縁を下さった斎藤さんとアウラの皆さんに感謝です。
長々と失礼しました。
投稿: NC01 | 2008年12月23日 (火) 15時10分
NC01さん>これはアウラにとってはもちろんですが、ぼくにとっても大変嬉しいコメントで、感激しています。
こちらこそ感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございます。
投稿: 斎藤純 | 2008年12月24日 (水) 11時38分