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大人のサイクル・ウエア

TwinSixのWEBサイトでこんなコピーを見つけた。

「プロチームのレプリカジャージや原色使いの派手なデザインはたくさん見てきましたし、それには飽きました」

同感。で、私はRapha愛用している。これは古くさいデザインといわれてしまうかもしれないが、別の言い方をするならばオーソドックス゛。あるいはノーブル。落ち着いたデザインであるうえ、細部に実用的かつ現代的な工夫があるので気に入っている。

昨今のサイクリング・ウエアの状況は1990年代初頭のオートバイ・ウエアの状況と似ている。当時はサーキットからの「お下がり」のようなウエアしかなかった。美術館やレストランにそのまま入っていっても恥ずかしくない、大人のオートバイ・ウエアが出揃うのは90年代も末になってからだ。オートバイ乗りの要望に追いつくまでそれだけ時間がかかった。

自転車がブームで、ロードバイクが売れ、自転車雑誌がたくさん発行されているが、輪界(自転車を取り巻く環境)はかつてのオートバイ・シーンのように未成熟だ。自転車関連書籍にいわゆるハウツー本が多く、じっくり読ませる本が少ないのもその現状をあらわしている(かつてはオートバイ関連本もハウツー本やツーリング案内書ばかりだったが、じょじょに質の高いエッセイや小説が出てきた)。

もっとも、もうすぐ自転車ブームも落ち着き、それにつれて、大人の自転車乗りが読む本や大人の自転車乗りが着たくなるウエアも続々と出てくるに違いない。ブームを生き残った人たち(淘汰されて残った自転車を真に愛する人たち)が、それを求めるからだ。


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