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弦楽三重奏のコンサート終了

15日のカルテットから松原さんが抜けた3人(鈴木弘一、小畠茂隆、田中雅弘)による弦楽三重奏コンサートを、岩手町立久保小学校(全校生徒33名+父兄ら)と岩手町立石神の丘美術館で行なった。

久保小では初めて聴く弦楽器の生演奏に、子どもたちが目を丸し、口をポカ~ンとあけて聞き入っていた。リズムのいいところにくると子どもたちの体が自然に揺れる。
「迫力があった」とか「音がきれいだった」という嬉しい声が聴かれた。

1312704529_60 終演後、私が持っていったヴァイオリンを子どもたちに自由に弾かせた。みんな音が出ると大喜び。そんな中でただ一人、「ここではないどこか」に運ばれたような表情になった女の子がいた。開放弦を鳴らし続けているだけなのだが、自分の手でヴァイオリンの音を出していることに「喜び」を感じているのがよくわかった。「もういいでしょう」と返してもらうのがためらわれた。
できればその子にヴァイオリンをプレゼントしたかったが、あいにく借り物のヴァイオリンだ。後ろ髪を引かれる思いで久保小を後にした。

石神の丘美術館にも40人ほどの方にお越しいただいた。この日の白眉は田中さんによる「文楽」。黛敏郎が残したチェロ独奏用の超絶技巧曲である。この難解な現代音楽に、聴衆は大きな感銘を受けていた。

〈石神の丘美術館のプログラム〉
モーツァルト: ヴァイオリンとヴイオラのためのデュオ ト長調 1楽章
ヘンデルーハルヴォーセン:ヴァイオリンとチェロのためのパッサカリア
バッハ:無伴奏チェロ組曲より
黛敏郎:文楽
ベートーヴェン:弦楽三重奏ニ長調 作品8 セレナーデより

長谷川恭一編曲:ひょっこりひょうたん島
           七つの子

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コメント

はじめまして。
初めてコメントなるものを書きます。
昨日、石神の丘美術館のコンサートに出掛けた者です。斎藤さんのブログを拝見し、是非聞きたくなったのです。
チェロ独奏の「文楽」に圧倒されました。ヘンデルの曲も素晴らしかった。CDを探そうと思います。
千円では申し訳ないように思いました。

投稿: fuyuka | 2009年10月17日 (土) 23時33分

fuyukaさん>どうもありがとうございます。私のおしゃべりは邪魔でしたよね。「文楽」は堤剛氏の演奏でCD化されているようです。

投稿: 斎藤純 | 2009年10月18日 (日) 10時10分

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