音楽書を読む
音楽は(クラシックだけでなく、ジャズも)聴くだけでなく、読んでもおもしろい。
とてもいい本と出会った。
読み終えるのが惜しく、読み終えた後、すぐにまた読み返したくなった。こういう経験はめったにあるものではない。音楽への愛情に加えて、随所から知性と深い見識を感じる。
言及されている音楽をすべて聴きたいと思った。そう思わせる本だった。
*
マーラーが生きた時代のウィーン社会を振り返ることで、作品が生まれた背景を知り、その本質に迫ろうという内容。 コンパクトな文庫本ながら、読みごたえがあり、再読再々読に値する。当然だろう。これまで渡辺裕の著作に裏切られたことは一度もない。
ただ、第13章「ワルター神話を超えて-《第四》演奏史の分析-」は、この本にそぐわず、全体の調和を乱している。 新たにマーラー以外の楽曲にも言及しつつ、時代によって変遷する指揮論あるいは演奏論として展開すべきだったと思う。
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コメント
ぜひ読んでみたいです。音楽書というタイトルで、とてもワクワクします。書名は何ですか?
投稿: オオノ | 2009年12月22日 (火) 12時39分
オオノさま>もしかして携帯でご覧になっていますか?
パソコンだとリンク先が表示されるのですが……。
『バロック音楽』/皆川達夫
『マーラーと世紀末ウィーン』/渡辺裕
投稿: 斎藤純 | 2009年12月23日 (水) 09時14分
携帯でした。PC版で確認しました。
投稿: オオノ | 2009年12月27日 (日) 10時01分