グールドを聴く
ハンク・ジョーンズが参加しているCDをいろいろ聴いているうちに、なぜかグールドを聴きたくなった。
これは、鍵盤の高さに顔がくるような低い低い特製椅子に腰掛け、鍵盤に体重がのらないようにして弾いた名作。この曲は、録音当時、単なる練習曲と思われていたらしい(同じくバッハのチェロ組曲も、カザルスによって演奏される前はそういう認識だった)。
この演奏が当時のクラシック界に与えた衝撃を追体験することは難しい。なぜなら、グールド以降、これがスタンダードな演奏となり、我々の耳に焼き
ついているからだ。
それでも、この演奏が常にみずみずしく聴こえることは驚嘆に値する。軽やかさと深さの両方を持ち合わせているのは、グールドその人の個性の反映で
もある。
また、バッハと同じくらいにグールドはシェーンベルクを愛した。この演奏を聴き、シェーンベルクを聴くと、その距離が意外にも近いことに気づかさ れる。
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コメント
この盤でも、グールドの鼻歌は聞こえますか?
投稿: サワ吉 | 2010年5月25日 (火) 00時45分
サワ吉さん>そういえば、この盤では聴こえませんね。
投稿: 斎藤純 | 2010年5月25日 (火) 07時31分