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さようなら、F君。

F君、君にさよならを言わなければならないのは、本当につらい。残念だ。悔しい。持って行き場のない、怒りに似た感情にも襲われている。そして、もちろん深い哀しみにも。

私たち盛岡自転車会議の仲間になってくれたとき、君はまだ岩手大学の学生だった。ちょっとシャイながら、芯の強い青年だと思った。今年、難関を突破して市役所に入ったという報せには、自転車会議のメンバーたちも一緒に喜んだ。

盛岡自転車会議の勉強会に参加した君は、交通政策を専門にしたい言っていた。最初の配属先は福祉関係の部署だったが、「それは将来、交通政策にもきっと役に立つよ」と私たちは話し合った。

1日の出勤前、早朝の自転車トレーニング中に、君は交通事故に遇った。意識不明の君を見舞いに行くことはできなかったが、心の内で「がんばれ、がんばって乗り切ってくれ」と祈りつづけていた。「君みたいないい青年が、こんなに早く……絶対にそんなことはありえない」と自分自身に言い聞かせていた。

昨夜、11時41分に君が息を引きとった、という知らせがあった。信じたくなかったが、受けいれなければならない事実だった。

君のお母さんから、メッセージをいただいている。それをここに紹介したい。

……は夏に変速付きの新しい自転車を買い、乗り回してました。
その日はヘルメットかぶってなくて、頭を強く打ってしまいました。
せめてヘルメットをかぶっていたら……と。
純サンにはヘルメットの大切さも広く伝えてもらえたらと願っています。

私などの想像を絶するような哀しみの中で、立派なお母さんだ。
君の死を決して無駄にしない、と約束する。天国から私たち盛岡自転車会議の活動を見守ってほしい。厳しい目で……。

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コメント

自分より年下のが無くなることは、悲しくもあり、悔しくもあります。
私も過去に、同じ会社の後輩が病気で無くなった知らせを受けたときには、「何故?」と思ってしまいました。
F君のご冥福をお祈りいたします。

投稿: とある町の交通指導隊員 | 2010年10月12日 (火) 17時38分

とある町の交通指導隊員さん、ありがとうございます。
週末に葬儀があり、お別れをしてきます。

投稿: 斎藤純 | 2010年10月13日 (水) 10時41分

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