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マナー守られぬ自転車 歩行者と事故、10年で3.7倍

(asahi.comから)

 歩行者を巻き込む自転車の事故が絶えない。昨年は全国で2934件。10年間で約3.7倍に増えた。自転車は幅広い年齢層が愛用するが、マナーが守られ ているとは言い難い。「エコブーム」で自転車人気はさらに広がるが、万一に備えた保険の加入率は上がらず、専用レーンなどの整備も進んでいない。

■一瞬の油断、命奪う

 「禁固2年執行猶予3年」――。12日、東京地裁が43歳の男性会社員に有罪判決を言い渡した。1月に自転車で走行中、東京都大田区の交差点で75歳の女性とぶつかった。女性は転倒して頭を打ち、5日後に死亡した。

 男性はサイクリングが趣味で、多摩川に向かう途中だった。車道の左側を走っていたが赤信号に気づかず、横断歩道を左から渡ってきた女性とぶつかった。5メートル手前で女性に気づいてブレーキをかけたが間に合わなかった。

 普通の会社員から刑事被告人に。「慎重な性格だったのに」と、昨年結婚したばかりの妻も肩を落とす。夫婦で近くの神社に通い、犠牲者の冥福を祈るしかなかった。

 一方で、遺族の悲しみは癒やされない。「私は被告人に母を殺された」。女性の長男で会社員の東光宏さん(40)は重い処罰を望んだ。

 自転車事故で適用される罪は多くの場合「重過失致死罪」。最高でも5年の懲役か禁固だ。「ならばせめて実刑を」と裁判で訴えたが、受け入れられなかった。判決を聞き、東さんは法廷で「不満です」と声を上げた。

■守られぬマナー、検挙急増

 警察庁によると、自転車と歩行者の事故は1999年は801件だったが、翌年に1827件に急増。最近は2千件台の後半で推移している。

 交通事故全体は減る傾向だが、自転車事故は2009年に15万6373件(21.2%)あり、全体に占める割合は増えている。

信号無視など自転車側に違反があった割合は66.7%。死亡事故に限ってみると74%とさらに高くなり、マナーの悪さが目立つ。被害も深刻だ。死者数は695人に及び、64%は65歳以上の高齢者だ。

 最近では、携帯電話で通話やメールをしながら運転していたケースや、簡単にスピードが出やすい電動自転車の事故も目立つという。

 事故が増えた原因について警察庁は、「自転車が通行する環境の悪さなどが指摘されているが、原因は検証できていない」という。だが警察関係者は「免許が不要で手軽に乗れる半面、ルール順守の意識がまだまだ低い」ことが背景にあるとみて対策に乗り出している。

 全国の警察による自転車事故の検挙件数は05年は326件だったが、09年は1616件と5倍近くに増えた。

 また警察庁は08年に30年ぶりに教則を改正。走行中にヘッドホンで音楽を聴く行為や携帯電話の使用、傘差しなども禁止と明示した。自治体とも協力し、交通安全講習の回数を増やすなどしている。(佐々木学、歌野清一郎)

■意外に守られていない? 「自転車安全利用5則」(政府の交通対策本部作成)

 1)自転車は車道が原則、歩道は例外

2)車道は左側を通行

3)歩道は歩行者優先で車道寄りを徐行

4)安全ルールを守る(飲酒運転・2人乗り・並走の禁止/夜間ライト点灯/交差点での信号順守と一時停止・安全確認)

5)子どもはヘルメットを着用

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桜山問題

昨日の「お城を中心にしたまちづくり懇話会」の記事が、盛岡タイムスに出ていた。
紙面には出ていないが、この懇話会に関するマスコミ向けの案内(プレスリリース)を出していなかったことに私は意見した。マスコミを通して市民も情報を共有することが大切なのに、市はそれを怠った(というか、避けた)。市民が重大な関心を寄せているのに、こういう対応はマズい(ちなみに、取材に来ていたのは盛岡タイムスと毎日新聞盛岡支局のみ。鼻の効く記者がいて心強い)。

桜山問題に関して、思いつくままに事実関係を列挙する。
〇現在の桜山商店街は、国指定の史跡にあたっているので、本来は「公園として整備」しなければならない。つまり、これまで見てみぬふりをして問題を先送りしてきた。
ただし、いずれは決着をつけなければならない。3年後に地権者と店子の「更新時期」を迎えるので、それが期限の目安ということになろう。

〇まず大前提として、地権者の合意形成が必要。地権者は桜山神社、盛岡市、複数(40人前後)の土地所有者。

〇市は市が示した案にこだわっていない(「白紙撤回」とは明言していないが、事実上、一から話し合う姿勢を見せた)。

〇対立構図をあおるような動きが目立つが、地元の人々は冷静に対応を検討している。

〇市の進め方はいかにもマズかった(下記の記事参照)。それは市側も充分に認識している。

〇第三者があいだに入って「対立から対話へ」と向かっているという。

以下、私見。
〇「たたき台」として示した土塁と勘定所の復元は無意味。あんなもので観光客が集まると本気で思っているとしたら、市の担当者はよほど世間知らず。 勉強しなおしてほしい。

〇一方、観光の目玉となる「歴史文化館」が来年オープンする。ここには飲食施設がないので、桜山商店街の飲食施設が必要。

〇ただし、現状維持も困難だと思う。なぜなら、建物の立て替えが認められていなかったため老朽化が著しく、耐震性や火災時の問題もある。

 

桜山参道将来像、地元との協議へ交渉 盛岡市の懇話会でも委員から対応に批判

 史跡盛岡城跡・桜山参道地区の将来像(整備計画案)について、盛 岡市と地元が協議の場の設置へ向けて水面下で交渉が進められている。早ければ12月はじめにも協議の実施について基本合意が図られる見通し。地元が求める 計画の白紙撤回の部分が条件になりそうだ。25日市内で開かれた10年度お城を中心としたまちづくり懇話会(座長・倉原宗孝県立大学教授、委員8人)でも 将来像について議論があり、市側の対応をめぐって批判的な発言が相次いだ。

  同懇話会では、お城を中心としたまちづくり計画の進行状況の説明と盛岡城跡周辺の現地見学が行われたが、桜山問題に時間が多く割かれ、委員が活発に議論した。

  参道地区で店舗を経営する市議の高橋司委員は、協議の場について「いい方向へ少しずつ進んでいるとは思う。希望的観測は持っている」と述べた。市と地元とが交渉していることを示唆した。

  市側は説明で「参道地区は地元との合意を図り、文化庁の指導もいただきながら保存管理計画の策定に取り組む」と述べた。

  櫻山神社宮司の坂本広行委員は「住んでいる方に立場や歴史観、生活感の違いを感じる。説明会などで発言するのは店子、また貸しの方が多い。(土地の貸し主 の)神社と直接契約している方の発言は少ない。早めに協議の場を設ける必要がある」と主張。これまで公の場で閉ざしていた重い口を開いた。

  「3年後(2014年)に神社との賃貸借契約期間が切れる。今後の土地活用について判断を迫られるのも半年から1年以内であり、先延ばししない」と説明し、双方の歩み寄りに期待した。

  四季亭おかみの林晶子委員は「(将来像を)新聞発表で知り、自分はこの懇話会の委員じゃなかったのかと思った。すっかり地元との関係がこじれてしまった。 今後は慎重に進めないと」「観光客にとっては名物があり街中で交通の便が良く喜ばれている。観光面では貢献している」などと話した。

  作家の斎藤純委員は「発表が唐突。なぜこのタイミングなのか。一番市民に近い行政機関の市役所が国の出先機関になったかのような発言だ。それを受け取る側 の感覚として残念だ。たたき台があまりにもお粗末で、誰が喜んで、将来像にある観光施設へ来るのか」と疑問を呈した。

  倉原座長は「市と地元との状況を見守りつつ、必要なら懇話会で意見を出したい。今後のまちづくり、都市づくりへ乗り越えるべき糧、必要な経験として丁寧な説明をし、互いの信頼を高め合えるようにしてほしい」と訴え、時間をかけて協議するよう求めた。

  今野孝一公園みどり課長は「協議の場について、対立でなく対話構造になるよう努めたい」と応じた。

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晩秋の散歩道


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石神の丘は、木の葉もすっかり落ちて、冬が間近にきていることを告げている。

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秋の展覧会巡り

ギャルリーためなが『デュフィ展』
デュフィはマティスと並んで大好きな画家だ(デュフィとニコラ・ド・スタールが私を美術好きにさせてくれたのです)。 いろいろな美術館から借りてきて展示しているもの半分、画廊の持ち物半分だという。画廊のものには値段が書いてある。ただし、40Mとか7Fというように、符丁を用いているのでちょっとわからない。
「一枚いかがですか」と言われたが、「あいにく私のほしい絵はすでに人様の手に渡っているものなので、今回は諦めて帰ります」と逃げ帰ってきた。

ブリヂストン美術館でセーヌの流れに沿ってー印象派と日本人画家たちの旅展。
ブリヂストン美術館のコレクションを中心にひろしま美術館や大原美術館などの所蔵作品を加えた好企画。日本には印象派の名作がたくさんあるんですね。
ここ数年、マルケが気になる。

常設展にあったザオ・ウーキーも、もっと観たい(同美術館で04年に開かれたザオ・ウーキー展で、私は初めてこの画家を知った)。

サントリー美術館で歌麿・写楽の仕掛け人 その名は蔦屋重三郎』展
これは見応えがあった。浮世絵もさることながら、黄表紙(版本)も数多く見ることができた。
江戸時代に日本は文化の頂点を迎えたと私は愚考しているが、それを裏付けてくれるような内容だった。こういう芳醇な文化を明治維新によって断絶させられたのは、かえすがえすも残念でならない。

三井記念美術館円山応挙』展
新しくできた日本橋三井タワーに入っている美術館で、旧三井本館の部材が一部再利用されている。
さすが三井財閥、みごとなコレクションだなあ、と嘆息。そしたら、三井家の祖先が応挙のパトロンだったそうで、なるほど。
応挙は繊細さとダイナミズムの両方を合わせもつ。室町以来の水墨山水画のエッセンスを自分のものにしているうえに、写生を基本とする現代的な要素もある。遠近法に取り組んだ「眼鏡絵」を初めて見た。

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感涙! ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ

19日、銀座の王子ホールでローゼンバーグ・トリオを聴いてきた。
マヌーシュスィングのバンド活動を始めてちょうど2年になるが、実は本物の演奏を聴いたのは初めてだ。しかも、大好きなストーケロ・ローゼンバーグを生で聴けるというわけで、開演前から私はもう興奮状態だった。

開演前のステージを見て、アンプ類がないことに気がついた。クラシック専門のホールだから、もしかするとPAを使わないで演奏するかもしれないと思っていたが、それが当たった。

コンサートは、まずベースが出てきて演奏を始め、次いでセカンドギター、リードギターと続いて3人揃ったところで「マイナーブルース」のテーマが 始まるというスタイル。ここで気がついたことがもうひとつ。私が知っているローゼンバーグ・トリオのメンバーとはベースとセカンドギターが異なる。
これはストーケロ・ローゼンバーグ・トリオといって、別のバンドなんですね。知りませんでした。
もっとも、それで内容が損なわれることはまったくなかった。それどころか、モゼス(ローゼンバーグの弟)のなかなか達者なギターも聴けてよかった。

ローゼンバーグは速いし、正確だし、もう何も言うことはない。彼の奏でる音楽は、プリミティヴな要素を濃厚に残しつつ、モダンな和音も駆使する し、レパートリーの幅も広い(スティーヴィー・ワンダーのナンバーまで!)。パット・メセニーやパコ・デ・ルシアなどのように、ジャンルを超えた現代のギ ター音楽全体の巨匠の一人と言っていいと思う。

PAを通さない生音で聴けたことも嬉しかった。これは、もともとそういう音楽なのだ。
ギターソロのとき、ストーケロに比べて、モゼスの音量が小さくて、やや聴こえにくいところはあったが、PAなしの演奏というのはそういうものだ。CDのものを「音楽」だと思いこんでいると、こういうコンサートのときに「バランスが悪かった」などと誤解を生むことになる。

王子ホールに、私は十年ぶりくらいで行った。以前は決して音響のいいホールではなかった。が、改装して「響きをよくした」という。改装前のホールだったら、PAなしではちょっと厳しかったかもしれない。

【プログラム】
1.  MINOR BLUES
2.  SUNNY
3.  WEBSTER
4.  NUAGES―HUNGARIA
5.  READY’N ABLE
6.  DOUBLE JEU
7.  BODY AND SOUL
8.  BLUE BOSSA
9.  RELAXIN’ AT CAMARILLO
10.  FOR SAPHORA
11.  I WISH
12.  STRANGE EYES
13.  ARTILLERIE LOUDRE
14.  SPAIN

【アンコール 】
LES YEUX NOIRS
MINOR SWING

ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ
Stochelo Rosenberg (Lead Guitar)
Mozes Rosenberg (Rhyhm & Lead Guitar)
Sani Van Mullem (Double Bass)

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ラストラン

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今日は紫波サイクリングに行ってきた(ルートはルートラボに)。健脚かつ晴れ男の二人が付き合ってくれたおかげで、好天に恵まれた。今後のスケジュールからすると、これが今シーズンのラストランということになりそうだ。

久しぶりに乗ったせいか、尾てい骨が痛い(尾てい骨はサドルに当たらないのだが)。往復45キロ程度でこういう痛みを感じるのは初めてだ。

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自転車の運転「免許」義務化 事故被害者、加害者にならないで

中日新聞の記事から。 実践的な啓蒙活動のひとつだと思います。 盛岡では白百合中学が同様の取り組みを行なっていますね。試験に落ちた人は、受かるまで何度もトライすることができるのだそうです。


 春日井市の春日井工業高校が11月から、自転車通学の生徒に独自発行の「自転車運転免許証」取得を義務づけ、指導に乗り出した。4月に男子生徒が マイクロバスにはねられ、重傷を負う事故が起きたのがきっかけ。春日井署や地元自動車学校の協力も得て講習や学科・実技試験で安全向上を図る。学校挙げた 取り組みは県内初(署交通課)という。

 学校側によると、全校生徒760人のうち自転車通学は684人。自転車が絡む交通事故は毎年15件ほどあり、歩行者にぶつかって加害者となるケースもあった。

 自転車運転免許証の導入は、東京都荒川区で2002年から官民挙げて取り組んでいる自転車免許証制度(小学4年生以上対象)に着想を得た。

 免許取得は1年生から開始。282人のうち自転車通学の240人余が10日に校内講習会を受け、14日に市内の昭和自動車学校で学科・実技試験に挑んだ。教習コースを使った実技では、一時停止や安全確認など基本ルールの順守が審査された。

 近く合格発表があり、交付される名刺大の免許証には万一の際の緊急連絡先、顔写真、血液型も記載する。

 免許の有効期限は在学期間いっぱいだが、2人乗りなどの道交法違反が発覚した場合は免許停止(自転車通学停止)の処分もある。

 1年内田響君(16)は「歩行者とぶつかりそうになってヒヤリとしたことがある。(免許取得後は)これまで以上に交通ルールを守り、事故に遭わないようにしたい」と話した。署や自動車学校側も「他校の生徒や地域の人たちの模範になってほしい」と期待している。

 (谷知佳)

 

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三上亜希子展のこと

昨日、NHKの取材(東北6県向け)があり、記者と一緒に改めて三上亜希子展を観た。
こうして何度か観ているうちに、イラストと文章で楽しく描かれている釜津田(岩泉町)の暮らしから、、これを描いた三上亜希子さんその人へ興味が増してきたのがわかる。それと共に尊敬の念も。
三上さんは本当に暖かな人だと思う。だからこそ、多くの人から共感を得ているのだろう。
記者と一緒に三上展を観終えたとき、何か豊かな気持ちになっていた。これも三上マジックのひとつといっていい。

展覧会を通して、三上さんの深い人間性に触れていいだければと思う。三上亜希子展は今月28日まで開催中。

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石神の丘美術館文章講座開講

初級は座学で、基本的な心構えや原稿用紙の使い方などをお話しします。中級は実技(添削)指導です。中級の詳細は後ほど。

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「平成22年度 石神の丘美術館文章講座(初級編)」

日  時:全2回 ①12月12日(日) ②12月19日(日)
     両日13:00~14:30まで

場  所:ゆはず交流館 2階視聴覚室

定  員:30名(定員を超えた場合は抽選となります)

受 講 料:5,000円

講  師:作家・石神の丘美術館芸術監督 斎藤純

主  催:石神の丘美術館 友の会

共  催:岩手町教育委員会

申込み先:12月6日(月)までに、石神の丘美術館へ
     TEL.0195-62-1453

■お問い合わせ先
岩手町教育委員会 社会教育係 担当/菅原
TEL.0195-62-2111(内線343)

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気分は師走?

先週は忙しかった。今年最後の講演(今年は講演が6回あった)、今年最後のクロスロードでのライヴが終わった。あとは18日ボジョレー解禁日のライヴ(於ダコッタ)と12月26日の「第九」コンサートを残すばかりだ。

毎年、師走に向かって忙しくなっていくが、今年は逆だ。いい傾向だ。
が、まだ今年最後のツーリングと今年最後のサイクリングをやっていない。今のところ18日と21日の日中が空いている。お天気の神様に祈ろう。

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マヌーシュスィングを聴きながらボジョレー・ヌーボーを

11/18日(木)はボジョレー解禁日。そこで欧食酒堂dacotta(ダコッタ)から、お知らせ。

dacottaでは、ボジョレー祭りを開催。グラス600円から気 軽に味わえるヌーボーのほか、ルロワ、ルイ・ジャドー、ドミニク・ローラン、ルー・デュモン、ジョセフ・ドルーアン、JLカンソンなど、お店だから仕入れ られるちょっと特別なヌーボーも! また、ワイン3種類、5種類、7種類にチーズをプラスした、『ヌーボーセット(2000円~)』もご用意しておりま す。このほかに、イタリアのウマニ・ロンキ、フェウド・モナチのノベッロももちろん入荷!

ホットクラブ盛岡によるマヌーシュ・スィングを聴きながらボジョレー・ヌーヴォを味わってください。ライヴチャージも会費などもありません。ちなみに、これがホットクラブ盛岡の今年最後のライヴです。

2010


欧食酒堂 dacotta(ダコッタ) 盛岡市菜園2-3-22プラザバンベールビル2F(ホテル・ロイヤル向かい) 019-653-3338
※ライヴは午後8時30分と9時30分の二回。入れ換えなし。

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顔面神経麻痺日記(たぶん最終回)

7月末に発症した顔面神経麻痺(軽度)の自覚症状が、ほぼなくなった。まだ若干、顔の左側の筋肉に違和感を覚えるが、それは使われなかった筋肉の反応が鈍いからだろう。
ガーニングで、顔の筋肉のリハビリに励もう。

休養が何より、という医師の指示に従って、「サボール宣言」をした。結果的にあちこちに迷惑をかけてしまった。その分を取り返そうとすれば、また無理を重ねることになる。そんなわけで、これを機会にこれからもサボールしつづけていくつもりだ(爆)。

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銀輪の死角:反響特集 安全、どうつくる

(毎日新聞の記事から)

自転車と歩行者の事故がここ10年で3・7倍に急増する中、自転車側に高額賠償を命じる判決が相次ぐなど、影響がじわりと広がっている。こうした問 題を取り上げた毎日新聞のキャンペーン「銀輪の死角」に、手紙やファクス、メールなどで多くの反響が寄せられた。当事者や読者の体験と思いを紹介するとと もに、識者インタビューを交えながら、自転車にも歩行者にも優しい社会のあり方を考える。【馬場直子、北村和巳、森禎行】

 ◇交通弱者に配慮を--福岡市の大学職員・内海泰弘さん(39)

 福岡市の東にある福岡県篠栗(ささぐり)町の職場まで約7キロの道のりを毎日、自転車で約25分かけて通勤する内海さんは、車に何度もひやりとさ せられ、ついに今年9月、事故に遭った。「日本は交通弱者への配慮が足りない。車は自転車に、自転車は歩行者に、もっと気を配るべきだ」と訴える。

 学生時代から自転車好き。「乗ると心身がすっきりする」と言う。だが、交通ルールに従って車道左側を自転車で走りながら実感するのは、車のドライ バーの自転車に対する認識不足だ。追い越せずにいらいらしている車からクラクションを鳴らされたり、幅寄せされたり。「歩道を走れ」と怒鳴られたことも あった。

 危険を感じて大通りを避け、ヘルメットもかぶるようにした。それでも9月、交差点を左折しようとしたワゴン車と歩道の縁石に自転車ごと挟まれ、右 手足に打撲の軽傷を負った。身をもって危険を知り「自分の子に『交通ルール通り車道を走るように』と指導することは、正直できない」と話す。

 以前に1年滞在した米国では、歩行者や自転車を無理に追い越す車はなかった。「日本は意識の面で(米国に)負けている気がする。もう少し、弱者に優しい社会になってほしい」と語った。

 ◇保険に入っていたら--名古屋市の自営業男性(48)

 9月上旬、名古屋市内で自転車に乗っていた自営業の男性は、別の自転車と衝突して頭を打って以来、物事に集中できなくなった。相手は保険に加入していなかった。症状は今後どうなるのか、治療が必要なら相手に費用を負担してもらえるのか、将来に不安を抱える。

 事故は、自転車で取引先に向かう途中で起きた。JR名古屋駅近くの交差点で高齢男性の自転車と衝突した。男性によると、歩道から車道に出て横断歩道を横切ろうとしたところ、右側から渡り始めようとした相手の自転車とぶつかり転倒、後頭部を路面に強く打ち付けたという。

 自分で費用を負担して病院の診断を受けた結果、異常はないと言われた。しかし、考え事をしようとしてもまとまらず、興奮すると頭がズキズキ痛む。

 精密検査を受けたいが、ためらっている。治療費を相手に負担してもらえるか分からないからだ。交渉は誰も助けてくれず、当事者同士で何度か話をしたが、白熱してくると頭痛がして、十分な話し合いはできていない。

 自転車事故は責任があいまいになることも実感した。「相手が保険に入っていたら、(その後の処理は)もっと簡単だったはず。車の事故なら、みんな保険で対処されるのに」と、肩を落とした。

 ◇「あかん」と言おう--大阪府寝屋川市の井上三男さん(80)

 勤めていた会社を20年前に退職した井上さんは、大阪府寝屋川市内で自転車の交通ルール違反に対する声掛け運動を続けている。これまでに無灯火で約5000人、信号無視で約2000人に対し、ルールを守るよう注意した。

 「小さな積み重ねだが、ルールを定着させ、他人を思いやる気持ちを広めたい」と力を込める。

 退職後、街を歩く余裕ができて気付いたのは、自転車の無謀運転が多いことだった。犯罪や非行の防止に取り組む法務省の「社会を明るくする運動」に参加したが、青少年に社会のルールを守らせるには、身近な交通ルールの順守を徹底させることから始めるのが効果的だと考えた。

 当初、自宅周辺が中心だった活動範囲は、02年にボランティア団体をつくって以降、市内全域に広がった。協力する仲間は現在約30人。自転車の夜 間点灯を呼び掛ける縦15センチ、横30センチのプレートを手作りし、活動時に乗る自転車の前かごに張っているほか、学校の自転車置き場や自転車販売店の 店頭に張るよう要請している。

 こわもての男性に肩をつかまれたこともある。それでも「モラル低下を嘆くのは簡単だが、『あかんもんはあかん』と声を出す勇気が大切」と話した。

 ◇通行のルール

 自転車は道路交通法上、車と同じ「車両」なので、車道の左側を走るのが原則。「歩道通行可」の標識がある場合や、13歳未満か70歳以上の人が運 転する場合、路上駐車で車道がふさがれるなどやむを得ない場合には歩道を走れるが、車道寄りを徐行しなければならない。徐行とは、すぐに止まれるスピード のことで時速7キロ前後とされる。

 自転車用通路には(1)車道や歩道と柵や縁石で分けた「自転車道」(2)車道に線を引くなどして区切った「自転車レーン」(3)歩行者も通れる 「自転車歩行者道」(歩道の一種)--がある。(1)と(3)は道路の左右どちらを走るか決まりはないが、対面通行を避けるため左側通行が望まし い。(2)は車線の一種なので左側通行しかできない。

 ◇自転車の保険

 自動車には、事故で相手を死傷させた場合に備えて強制的に加入させられる自動車損害賠償責任(自賠責)保険があるが、自転車にはない。自転車専用 の保険は団体向けなどに限られており、自転車事故で相手を死傷させたり物を壊した場合に備えるには、任意加入の「個人賠償責任保険」がある。火災保険や自 動車保険などの特約として付けるのが一般的。保険料や補償上限額は、保険の種類による。自分のけがに備えるには「傷害保険」がある。

 これらとは別に、自転車店で、資格を持つ整備士が安全と認めた自転車に張る「TSマーク」には、自分や相手が死傷した場合に備えた保険が付く。有効期間は1年だが、整備料も含み1000~1500円程度払えば、対人死傷で最高2000万円を補償する。

 ◇「反則金」導入してもよかった--日本道路交通情報センター理事長・矢代隆義さん(61)

 自転車事故は交通事故全体の2割、出合い頭事故に限ると4割を占める。自転車の走行秩序が乱れているからで、その原因は走行環境の不備。対策は何より自転車の走行スペース確保だ。従来、国は車の事故・渋滞対策に手いっぱいで、自転車に手が回らなかった。

 道路交通法の改正は、自転車が自由に歩道を走っていたので、ルールを明確にし無秩序状態改善の入り口にしようとした。取り締まりの上でも重要だった。

 自転車の利用者は子供から高齢者までいて、使い方もさまざま。これは日本の文化で、「大人の乗り物」とされる欧州と異なる。車道走行が原則だが、一律化は非現実的。歩行者優先を徹底して例外的に歩道を走らせることは必要で、悪いことではない。

 04年から車の交通量が減る一方、道路建設は進んでおり、走行空間の再配分が可能になっている。長期的には自転車の走行スペースは生み出される。

 交通ルール教育は時間がかかるが、繰り返していけば必ず状況は改善する。学校でもう少し時間をとってもらい、指導者を含め体系的に取り組めればい い。警察の取り締まりも不可欠だが、社会が受け入れるかという問題があり、現時点では「悪質な違反を許さない」というやり方が正解だ。

 道交法改正時、自転車にも反則金納付の行政処分を行う「交通反則通告制度」の導入を探る議論があったが、大量の違反を一律に取り締まる状況ではないと判断した。今考えると実現しておけばよかったかもしれない。大々的な対策の中でなら社会も受け入れた可能性がある。(談)

 ◆読者の主な声

 ◇マナー教育が必要--盛岡市の家事手伝い、西野章子さん(33)

 歩行者の感じる怖さと不安を記事にしてもらい感謝している。近所に小中高校があるが、(自転車を)横並びで運転するなどマナーが悪い。社会人になる前に教育すべきだ。

 ◇安心できる歩道に--千葉県八千代市の会社員、藤方厚子さん

 近所の高齢者が歩行中に自転車事故に遭い、重傷でつえが手放せず職も失った。相手は逃げて泣き寝入りだ。高齢者や幼児、障害者の人たちにも安全で安心な歩道にしてほしい。

 ◇右側通行は危険--大阪府門真市の自営業、土居武晴さん(47)

 車道を走る自転車の「右側通行」が危ない。通勤時は狭い車道の左側を自転車で走っているが、正面から逆走の自転車、後ろから自動車という恐怖をほぼ毎日体験している。

 ◇授業に取り入れて--東京都杉並区の無職、榊原茂典さん(63)

 自動車免許を持たない未成年に法律をどう伝えるかが問題。学校の授業に入れるべきだ。習わないまま「道路交通法に違反した」として処分や罰金を出しても、反発が出る。

 ◇警察は指導徹底を--群馬県館林市の無職、久田春枝さん(77)

 夫が自動車事故を起こしたので、自分は事故を起こすまいと自転車を使っている。乗って初めて、学生などの運転マナーの悪さを感じた。警察の指導が甘いのも問題だ。

 ◇罰則、過料が効果的--愛知県日進市の会社員、森貞夫さん(55)

 罰則がないと、人は守らない。歩きたばこに条例で過料を科す形を、自転車にも取り入れるべきだ。取り締まり要員が必要になるが、雇用創出にもつながるはずだ。

 ◇すみ分ける道路を--名古屋市の会社員、浅井寿生さん(30)

 自転車には体を守るエアバッグがないなど、多くの利用者は車道走行を危険と感じている。取り締まりだけでなく、自転車と自動車、歩行者がすみ分ける道路整備が欠かせない。

 ◇法と現状に大きな差--堺市の大学院生、近岡辰次さん(63)

 道路交通法で「原則車道走行」とのことだが、車道を走ると大阪府警から「危険なので自転車は歩道走行を」と指導される。法律と現状に差があり、「原則車道」に違和感がある。

 ◇販売時に保険料を--福岡県春日市の大学院生、林直行さん(66)

 自賠責保険の自転車への導入は賛成だが課題もある。ナンバーがないし事故後に走り去る人が多い。自転車販売時に保険料を徴収し自治体が管理すれば効果的かもしれない。

 ◇自賠責導入には反対--熊本市の高校教員、堀哲郎さん(45)

 自転車の自賠責保険導入に反対だ。手軽に使えるものなのに(制度で縛ると)利用促進を制限する。加入手続きが煩雑なら廃棄自転車も増える。大規模な制度は不要だ。

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 ◇自転車を巡る主な動き

1919 街路の構造や、維持・修繕・工事方法などを定める「街路構造令」が制定され、自転車道の設置を規定

  38 旧東京市板橋区に自転車道を設置

  58 道路の新設や改築の際に道路構造の基準を定める「道路構造令」制定。自転車の車道通行量に応じて車道幅を広くするほか、自転車や荷車などのため「緩速車道」も規定

  59 自転車産業協会が建設相(当時)に自転車専用道路設置の要望書提出

  60 道路の交通安全や交通円滑化を図るための「道路交通法(道交法)」制定。自転車の車道走行を規定

  70 道交法改正。自転車は公安委員会が指定する歩道を通行可能に

  〃  道路構造令改正。自転車・歩行者とも通行できる「自転車歩行者道」を規定

  〃  「自転車道の整備等に関する法律」制定

  78 道交法改正。自転車の歩道通行の要件規定

  98 「自転車利用環境整備モデル都市」を指定

2001 道路構造令改正。自動車と自転車の交通量の多い道路での自転車道の原則設置を規定

  07 道交法改正(08年施行)。児童や高齢者、やむを得ない場合の自転車の歩道通行容認

  08 「自転車通行環境整備モデル地区」を指定

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 ■人物略歴

 ◇やしろ・たかよし

 元警視総監。警察庁交通局長時代の07年、自転車の歩道走行ルールを明確化する道路交通法改正に携わった

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デンマーク環境相:東京の自転車事情を視察「教育が重要」

(毎日新聞の記事から)

 世界有数の「自転車大国」とされるデンマークのカーレン・エレマン環境相(41)が国連生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)出席のため来日 し、東京の自転車事情を視察した。同国環境省は二酸化炭素削減につながるとして自転車の普及を支援しているが、自転車と歩行者の事故が急増している日本の 状況を「大変悲しい」と語り、「自転車専用通路の整備と子供からの交通教育が重要だ」と強調した。【森禎行、馬場直子】

 デンマークは人口100人あたりの自転車保有台数が約80台で世界3位とされる。首都コペンハーゲンでは市民約70万人の40%近くが通勤や通 学に利用し、全国で約3000キロの自転車専用通路が整備されている。日本は面積が約9倍ありながら、専用通路は約2800キロにとどまっている。

 エレマン環境相は、名古屋市で開催中のCOP10出席のため来日したが、これに先立ち26日、駐日デンマーク大使らとともに、自国のバイオメガ社製のモダンな自転車に乗り、皇居周辺や銀座など都心の約5キロを約30分かけて回った。

 視察後、エレマン環境相は「車が近づいても運転手と目を合わせれば(接触しないよう)気をつけてくれたので安全に運転できた。東京は自転車に適 した街」と感想を語った。一方で、日本では歩行者と自転車の事故がここ10年で3.7倍に急増していると聞かされ「事故減少のためには自転車専用の車線を もっと造るべきだ」と指摘。「コペンハーゲンでは自転車専用信号も整備されており、車より先に自転車が青信号に変わる。交通がスムーズになり事故も減っ た」と説明した。

 デンマークでは、親ではなく年長の子が年少の子に交通ルールを教えることで、子供のころから交通安全を意識付けし、夏休みには自転車普及を図る大規模なキャンペーンも行っているという。

 また、エレマン環境相は「専用通路の整備が進んだ地域では自転車が2割増え、車が1割減った。排ガスが減るだけでなく、自転車に乗って体を動かすのは健康によく、医療費削減につながり政府予算も減る」と、環境面だけでなく健康面でも効果があると指摘。コペンハーゲンは15年までに、通勤や通学な どでの自転車利用率を50%に上げることを目標にしているという。

 さらに「両国で魅力的な自転車の開発などで協力し、デンマークの自転車政策を日本に広めたい。日本人はゴミを捨てないなど自分を律する意識が高い。車を使う習慣も必ず変えられるはずだ」と語った。

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子供が衝突し賠償

(以下、毎日jpから)

 

自転車と歩行者の交通事故がここ10年急増する中、子供と高齢者の自転車同士の衝突でトラブルになるケースも出始めた。大阪市のパート勤務の女性(50) は、当時11歳だった長男が自転車で走行中、高齢者の自転車とぶつかり相手を骨折させる事故を経験した。長男は保険に未加入で、右側通行の交通違反を指摘 され、計約80万円の賠償金を支払った。女性は「子供が事故の加害者になるとは思いも寄らなかった」と話し、「自転車利用者はもっと交通ルールを知る必要 がある」と訴えた。

 女性は00年10月のある日の夕方、長男、長女と3人で、大阪市天王寺区の道路の右側歩道をそれぞれ自転車に乗って走っていた。先頭の長男は前 にいた歩行者と駐車中の軽ワゴン車を避けようと車道に出て、対向してきた当時68歳の女性の自転車と衝突。高齢女性は自分の自転車に取り付けていた傘を差 す器具で胸を打ち、骨にひびが入って入院した。

 小学生の長男が自転車で人にけがをさせるとは思いもせず、損害賠償保険には入っていなかった。「誠心誠意できることを」と、治療費を求められるたびに負担し、毎日のように見舞いに通った。

 約1カ月後、高齢女性は退院したが、さらに「見舞金」として約50万円を請求された。当時、夫の仕事は不況のあおりを受け、女性もパートのかけ 持ちで家計を支え、その金額は大きな負担だった。雨は降っていないのに傘を差す器具をしまっていなかった高齢女性の「落ち度」も感じ、話し合ったが決裂。 大阪簡裁の民事調停に持ち込まれた。

 仲立ちする調停委員から思わぬ指摘を受けた。「自転車の通行は左側が原則。おたくに支払い義務がある」。右側走行が道路交通法に違反しているこ とを女性自身、知らなかった。車道走行が原則で、歩道は例外ということも。結局、治療費なども含め、計約80万円を支払うことになった。

 長男に自転車を買った時、一緒に交通ルールを確認すべきだったと思う。事故を契機に、家族みんなで保険に入った。今も後悔とともに、自転車の無謀運転を見るたび「ルール順守の意識が低い」とやるせなさが募る。

 今年8月21日、「銀輪の死角」キャンペーンで「自転車事故で高額賠償相次ぐ」という記事を読み、体験を思い起こして投稿した。子供と高齢者、 「交通弱者」同士の不幸な事故。訪れた記者に「自転車は加害者になることがほとんどないと思っていた。みんなそうだと思う。だけど今は『加害者になること もあるよ』と言いたい」。そして、こう継いだ。「事故の補償は保険加入が義務づけられている車よりも解決が難しい。それを多くの人に知ってほしい」【馬場 直子】

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『第九』を聴く

今年(2010年)の年末に、ヴィオラ奏者の一人として、この曲を演奏する。
参考にしようとフルトヴェングラー、ベーム、ラトルなどさまざまな演奏を聴いたが、この演奏が一番勉強になる。全体的にテンポが遅いからなのかもしれないが、各パートの輪郭が明瞭なのだ。
これは1989年、ベルリンの壁の崩壊を祝った演奏会でのライヴ録音だ。喜びに満ちた合唱は、何度聴いても胸を熱くする。

実は私は第九があまり好きではなかったが、演奏して(全然ちゃんとは弾けないが)初めて好きになった。


さ、練習しなきゃ。



バーンスタイン(レナード), アンダーソン(ジューン), ウォーカー(サラ), ケーニヒ(クラウス), ロータリング(ヤン=ヘンドリク), バイエルン放送合唱団, ベルリン放送合唱団員, ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団, バイエルン放送交響楽団, ドレスデン国立管弦楽団員


1989年のクリスマスに、ベルリンの壁が崩壊したことを記念して、東西ドイツ、米、英、仏、ソ連などの音楽家たちが集い、バーンスタインの指揮で開かれたコンサートの模様を収録したライヴ盤。

"この10月14日で、バーンスタインが没してちょうど10年が過ぎた。おりしも20世紀最後の年、まるで今世紀のクラシック音楽を総決算するかのように、ユニバーサルから数多くの記念リリースが行なわれる。最後の演奏会ライヴを含む名演集『不滅の伝説』(UCCG-3016~208,000)、紙ジャケット仕様による円熟期の名盤『ベートーヴェン:交響曲全集』(UCCG-9004~99,600)、《不滅の名盤》全16タイトルなど、とても詳しく触れるスペースはないため、なかでも“時代の刻印”としての意味合いの強い本盤を取り上げたい。これは死の前年の89年末、東西ベルリン統合を祝っての演奏会ライヴで、当時西ドイツのバイエルン放響をベースに、当時東ドイツのドレスデン国立管のメンバー、そして各地のオーケストラ、歌手たちが参加した。声楽が参加するまでの、過ぎた時をかみしめるような遅いテンポ。「Freiheit(自由)!」と歌い変えられた“歓喜の歌”。感動的というほかない、まさに彼ならではの“遺産”だ。" (榊順一) --- 「CDジャーナル・レビュー」 2000年11月号より

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冷戦時代のスパイ映画

このところ冷戦もののノンフィクション、小説、映画が気になっている。今回は映画の話。


ネオナチを絡めているが、典型的な冷戦時代のスパイもの。公開時(1966年)は007に対抗して、秘密兵器も水着美人も出てこない「硬派」のスパイ映画として喧伝された。
ま、そのとおりではあるけれど、ちゃんと美男美女を東西両陣営に配している。名優が脇をかため、いかにも映画音楽らしい名曲が渋く流れる。あのころの冷戦映画の典型といっていいかもしれない。
こういうのは、私の好きな世界だ。http://blogs.yahoo.co.jp/gh_jimaku/2000045.html



中国対アメリカだが、最近私がこっている冷戦ものの範疇と解釈しても大きな間違いにはならないだろうし、グレゴリー・ペックの主演作に駄作はない、と思って購入。この先入観がみごとに裏切られた。
脚本はまずいし、監督も「何をどう撮っていいやら」と戸惑っているような感じだ。見ているうちにグレゴリー・ペックがかわいそうになってくる。エンドマークが出たときは、「やっと終わってくれたか」とホッとした。http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=12842



公開時(1973年)に観たときは「渋い! これぞスパイ映画」と思った。

スパイは不要になれば、たとえ仲間であろうと抹殺される。そんな非情の世界を、2人の名優が演じた。 が、今観ると、ちょっともったりしていて、せっかくのアラン・ドロンも何かの二番煎じの印象。バート・ランカスターも、この時期になると切れが悪い。 http://okapi.at.webry.info/200811/article_19.html

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手も足も出ない……

12月26日田園ホールで開かれるベートーヴェンの交響曲第九番演奏会に私もヴィオラ奏者の一人として参加する。
その練習が佳境に入ってきたが、手も足も出ないところがいくつもある。
1小節に16個も音符を書かないでくれ、ベートーヴェン! 
しかも、「できるだけ速く弾け!」という指示まで出すなんて、そんな殺生なベートーヴェン!
そのうえ、どうしてドに♭を付けるんだ?  ド♭はシだって、知らなかったのかベートーヴェン!
ミ♯ってのもあったぞ! ミ♯はファだって知らなかったのかベートーヴェン!
ただでさえ難しいのに臨時記号はやめてェ~! ベートーヴェン!!

ちなみに私は♯3つまでの曲しか弾かない(弾けない)し、♭は1つまでと決めている。プロの弦楽器奏者だって、♯3つからは割り増し料金、♭は2つから割り増しと業界では決まっているというではないか(←これは嘘ですので信用しないように)。

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チラシに私が写っている(これは3年前に『メサイア』を演奏したときの写真だ)。タワゴトを言ってないで、ちゃんと練習しなくちゃ!

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おでってリージョナル劇場『わたしの盛岡』

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プラザおでって開館10周年記念
第10回おでってリージョナル劇場『わたしの盛岡』

原案:松本 源蔵
作:道又 力
演出:坂田 裕一

プラザおでってホール 2010年10月30日 午後6時開演

昭和15年から20年頃の盛岡が舞台。貧しいけれど愛情に包まれて育った主人公が肉親の死を契機として、一人前の大人になっていくまでの物語。
「街もりおか」に長年にわたって連載された松本源蔵氏原作のエッセイが題材の作品です。
盛岡にゆかりのある人物、歴史、風土などを題材にとりあげ、地域の持ち味を最大限に活かした作品を舞台化している「リージョナル劇場」。今回は市民エキストラも加わり全編にわたり盛岡弁がふんだんに盛り込まれています。

これはオール盛岡弁による演劇。以前、関東出身の某局アナウンサーが初めて観たときに「3分の1くらいしかわからなかったが、ストーリーはだいだい理解できた」と言っていた。
字幕が出るわけでもないので、「盛岡の人にわかればいい」と割り切っている。
こういう演劇が10回もつづいていて、しかも毎回満員というのが凄い。今回も全3公演が満員だった。

今回は盛岡のアマ演劇団員のベテランが勢揃いしていて、実に贅沢な気分になった。プロの役者と違って、みなさん仕事をお持ちだから、スケジュールの調整も大変だったろう。もちろん、スタッフもそうだ。
みんなで力を合わせた成果は上々だった。
脚本の道又力さんは、近年、乗りに乗っている。今回の本も原作をよく理解したうえで道又流のものになっていた。
坂田裕一さんの演出も奇をてらわず、正統すぎるほど正統。配役の妙とあいまって、実にいい舞台だった。

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原田智子リサイタル

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2010年10月29日 午後7時開演
盛岡市民文化ホール(マリオス)小ホール

[1]J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 BWV1016
[2]ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
[3]ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタOp.1-3 HWV361

[4]ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第7番Op.30-2

ヴァイオリン:原田智子
ピアノ:倉戸テル

盛岡市出身でオーケストラアンサンブル金沢に所属している原田智子さんと、チェリストの藤原真理さんの伴奏でしばしば岩手にいらしている倉戸テルさんの初共演。
[1]はちょっと硬い感じではじまったが、終盤になって硬さがとれた。この曲での「これぞドイツ音楽だ……」という印象は、[3]で確信となった。
が、その間にドイツ音楽とは根本的に異なるヤナーチェクをはさむあたりがいかにもハラトモ(原田さんの愛称)流だ。このヤナーチェクがまたよくて、この手の曲をもっと聴きたくなった。

[4]は演るほうはもちろん、聴きくほうにとっても難物だ。
が、二人が奏でるピアノとヴァイオンの響きにからめとられるように、その音楽世界にすっかり引きこまれ、我を忘れていた。

原田さんは表現力はもちろんのこと、音程がとてもいい。プロのヴァイオリニストのコンサートの感想にこんなことを書いては失礼なのかもしれないが、記しておく。

アンコールにクライスラーのワルツ(曲名失念)とバッハの「G線上のアリア」。
ちなみに、倉戸さんはピアノの蓋を全開にしていた。後でうかがうと、「蓋で音量を調整するより、弾き方で調整するほうがいいから」とのこと。また、蓋を半開にすると、指向性が高まってしまうという音響的な配慮もしているそうだ。いいことを教えてもらった。

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さようなら、野沢那智さん

野沢那智さんが、30日午後3時36分、肺がんのため亡くなった。72歳だった。

私にとって野沢那智さんは声優としてばかりでなく、白石冬美さんと組んでいたTBSラジオの深夜放送「パックインミュージック」のDJとしての存在が大きい。
10代半ばのころ、それは確かに「もうひとつの別の学校」だった(ちなみに、一度投書を読んでもらったことがある。名前だけは何度か読まれた)。
気になりながらも、残念ながら野沢那智さんが主宰していた薔薇座の芝居はとうとう観る機会がなかった。

長いあいだ、ありがとうございました。ゆっくりお休みください。




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