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原田智子リサイタル

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2010年10月29日 午後7時開演
盛岡市民文化ホール(マリオス)小ホール

[1]J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 BWV1016
[2]ヤナーチェク:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
[3]ヘンデル:ヴァイオリン・ソナタOp.1-3 HWV361

[4]ベートーヴェン:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ第7番Op.30-2

ヴァイオリン:原田智子
ピアノ:倉戸テル

盛岡市出身でオーケストラアンサンブル金沢に所属している原田智子さんと、チェリストの藤原真理さんの伴奏でしばしば岩手にいらしている倉戸テルさんの初共演。
[1]はちょっと硬い感じではじまったが、終盤になって硬さがとれた。この曲での「これぞドイツ音楽だ……」という印象は、[3]で確信となった。
が、その間にドイツ音楽とは根本的に異なるヤナーチェクをはさむあたりがいかにもハラトモ(原田さんの愛称)流だ。このヤナーチェクがまたよくて、この手の曲をもっと聴きたくなった。

[4]は演るほうはもちろん、聴きくほうにとっても難物だ。
が、二人が奏でるピアノとヴァイオンの響きにからめとられるように、その音楽世界にすっかり引きこまれ、我を忘れていた。

原田さんは表現力はもちろんのこと、音程がとてもいい。プロのヴァイオリニストのコンサートの感想にこんなことを書いては失礼なのかもしれないが、記しておく。

アンコールにクライスラーのワルツ(曲名失念)とバッハの「G線上のアリア」。
ちなみに、倉戸さんはピアノの蓋を全開にしていた。後でうかがうと、「蓋で音量を調整するより、弾き方で調整するほうがいいから」とのこと。また、蓋を半開にすると、指向性が高まってしまうという音響的な配慮もしているそうだ。いいことを教えてもらった。

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コメント

倉戸テル先生の演奏一度だけ聴いたことがあるのですが、素敵な音色でした。いつかレッスンを受けたいと思いつつ年月が流れてます。10年遅く生まれてれば教え子だったかも。
盛岡出身でオーケストラアンサンブル金沢の団員がいらしたのですね。そういえば演奏会のとき紹介されてましたっけ。
演奏会を聞き逃してしまって残念です。

投稿: さくらら | 2010年11月10日 (水) 23時23分

さくららさん、次の機会にはぜひどうぞ。

投稿: 斎藤純 | 2010年11月12日 (金) 10時03分

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