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『第九』を聴く

今年(2010年)の年末に、ヴィオラ奏者の一人として、この曲を演奏する。
参考にしようとフルトヴェングラー、ベーム、ラトルなどさまざまな演奏を聴いたが、この演奏が一番勉強になる。全体的にテンポが遅いからなのかもしれないが、各パートの輪郭が明瞭なのだ。
これは1989年、ベルリンの壁の崩壊を祝った演奏会でのライヴ録音だ。喜びに満ちた合唱は、何度聴いても胸を熱くする。

実は私は第九があまり好きではなかったが、演奏して(全然ちゃんとは弾けないが)初めて好きになった。


さ、練習しなきゃ。



バーンスタイン(レナード), アンダーソン(ジューン), ウォーカー(サラ), ケーニヒ(クラウス), ロータリング(ヤン=ヘンドリク), バイエルン放送合唱団, ベルリン放送合唱団員, ドレスデン・フィルハーモニー児童合唱団, バイエルン放送交響楽団, ドレスデン国立管弦楽団員


1989年のクリスマスに、ベルリンの壁が崩壊したことを記念して、東西ドイツ、米、英、仏、ソ連などの音楽家たちが集い、バーンスタインの指揮で開かれたコンサートの模様を収録したライヴ盤。

"この10月14日で、バーンスタインが没してちょうど10年が過ぎた。おりしも20世紀最後の年、まるで今世紀のクラシック音楽を総決算するかのように、ユニバーサルから数多くの記念リリースが行なわれる。最後の演奏会ライヴを含む名演集『不滅の伝説』(UCCG-3016~208,000)、紙ジャケット仕様による円熟期の名盤『ベートーヴェン:交響曲全集』(UCCG-9004~99,600)、《不滅の名盤》全16タイトルなど、とても詳しく触れるスペースはないため、なかでも“時代の刻印”としての意味合いの強い本盤を取り上げたい。これは死の前年の89年末、東西ベルリン統合を祝っての演奏会ライヴで、当時西ドイツのバイエルン放響をベースに、当時東ドイツのドレスデン国立管のメンバー、そして各地のオーケストラ、歌手たちが参加した。声楽が参加するまでの、過ぎた時をかみしめるような遅いテンポ。「Freiheit(自由)!」と歌い変えられた“歓喜の歌”。感動的というほかない、まさに彼ならではの“遺産”だ。" (榊順一) --- 「CDジャーナル・レビュー」 2000年11月号より

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