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おでってリージョナル劇場『わたしの盛岡』

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プラザおでって開館10周年記念
第10回おでってリージョナル劇場『わたしの盛岡』

原案:松本 源蔵
作:道又 力
演出:坂田 裕一

プラザおでってホール 2010年10月30日 午後6時開演

昭和15年から20年頃の盛岡が舞台。貧しいけれど愛情に包まれて育った主人公が肉親の死を契機として、一人前の大人になっていくまでの物語。
「街もりおか」に長年にわたって連載された松本源蔵氏原作のエッセイが題材の作品です。
盛岡にゆかりのある人物、歴史、風土などを題材にとりあげ、地域の持ち味を最大限に活かした作品を舞台化している「リージョナル劇場」。今回は市民エキストラも加わり全編にわたり盛岡弁がふんだんに盛り込まれています。

これはオール盛岡弁による演劇。以前、関東出身の某局アナウンサーが初めて観たときに「3分の1くらいしかわからなかったが、ストーリーはだいだい理解できた」と言っていた。
字幕が出るわけでもないので、「盛岡の人にわかればいい」と割り切っている。
こういう演劇が10回もつづいていて、しかも毎回満員というのが凄い。今回も全3公演が満員だった。

今回は盛岡のアマ演劇団員のベテランが勢揃いしていて、実に贅沢な気分になった。プロの役者と違って、みなさん仕事をお持ちだから、スケジュールの調整も大変だったろう。もちろん、スタッフもそうだ。
みんなで力を合わせた成果は上々だった。
脚本の道又力さんは、近年、乗りに乗っている。今回の本も原作をよく理解したうえで道又流のものになっていた。
坂田裕一さんの演出も奇をてらわず、正統すぎるほど正統。配役の妙とあいまって、実にいい舞台だった。

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