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気落ちしているところに

■気落ちているところに、ありがたいお便り(『銀輪に花束を』献本の礼状)が届いた。

一通は尊敬する高田宏さんからで、高田さんが自転車(いわゆるママチャ リ)でずいぶん走り回っていることを初めて知った。 「遠野盆地のほぼ全域を二日かけて走った」、「八ヶ岳の山荘から東京の自宅まで笹子峠の廃道経由で走ったときはへろへろになりました」とのこと。

もう一通は名女優の内館牧子さんからで「まさしく『風のように透明な物語たち』であり、このイメージが純さんと重なるのですから、純さんはトクしてるなァ」ですと。

■昨日は「第九」練習の後、岩手県立美術館へ。クリスマス・バロック・コンサートを聴いた。

◆「クリスマス・バロックコンサート」 

日 時:12月18日[土] 18:00-
出 演:劔持清之氏(チェンバロ)、山口あうい氏(ヴァイオリン)、三浦祥子氏(チェロ)
曲 目:Ⅰ.B.マルチェルロ (1686-1739)
     チェロと通奏低音のためのソナタ 第4番 ト短調
    Ⅱ.J.S.バッハ (1685-1750)
     ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ 第5番 ヘ短調 BWV 1018
    Ⅲ.シャコンヌとパッサカリア
     J.K.F.フィッシャー(ca.1670-1746)
      1.シャコンヌ  ヘ長調    組曲「オイトロペー」より
      2.パッサカリア  ニ短調   組曲「ウラニア」より
     L.クープラン(ca.1626-1661)
      3.シャコンヌ  ヘ長調    
      4.パッサカーユ  ト短調
     J.C.de.シャンボニエール(ca.1602-1672)
      5.シャコンヌ  ヘ長調
    Ⅳ.A.コレッリ(1653-1713)
     ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ 第9番 イ長調

山口あういさんは新作のバロック・ヴァイオリンを、三浦さんはモダンチェロにガット弦を張って、このコンサートに挑んだ。お二人とも弓はバロックボウ(現在のものとは弓の反り方が逆)。ピッチは415㎐。

バロック音楽は、挑戦的なところが少なく、人間の感覚に無理なくフィットしていると思う。現在の音程より半音ほど低いピッチなのも耳に心地よい。

残念ながら、古楽器の魅力を伝えるというよりも、その扱いの難しさを喧伝する効果のほうが大きかったように思う。あのお二人でも、当時の再現楽器を鳴らすのは難しいようだ。
クリスマスと銘打っていたので、もう少しクリスマスっぽい曲があってもよかったかも。
劔持清之さんのチェンバロは素晴らしかった。

いずれにしても、私にとってはオアシスのようなひとときだった。

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