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公開座談会終了

岩手県立美術館の公開座談会「大震災を前にして、美術に何ができるのか」(5月7日)に多くの方に足をお運びいただき(ほぼ満席)、ありがとうございます。

プログラムでは原田館長の基調講演につづいて我々の座談会ということになっていたが、いきなり座談会ではじまった。

原田館長は、沿岸の子どもたちに絵を描いてもらい、それを県立美術館で展示することを考えている。その際、地元の美術関係者や高校の美術部などと協働することで、地域との結びつきを深めていく。
また、「長期的に何年もかけて取り組んでいく」ともおっしゃっていた。

会場からも活発な意見が出され、有意義な会だった。この会は今後も行なわれる予定だという。また、美術館ホームページで内容も紹介されるようなので、ここでは私のメモを残しておく。

〇美術家の百瀬寿氏から「被災地で建物の上に観光船がのっているが、あれを保存して、モニュメントにしてはどうかと各自治体を説得してまわっている」という報告があった。手応えはあるそうだが、地元の人に納得してもらうことが課題。

〇弘前大学で美術を学んでいる女性が「春休みで帰省中、うちが津波で流されるのを目撃し、絵どころか何も手につかなく なった。が、絵を描くことを先生に薦められ、描いたところ生きる希望が沸いてきた。美術は生きていくうえで必要なんだということを身をもって再確認した」 という発言に会場から大きな拍手が起きた。

〇彫刻家の片桐宏典さんは「美術に何ができるか」ということは「何をしてきたか」を問うことでもある、と美術家の使命を示唆した。

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