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人生で一番感激した言葉

昨日、岩手町で『銀輪に花束を』出版祝いの会をひらいていただいた。
昨年末にこの話をいただいたとき、「処女出版や文学賞をもらったりしたとき以外、お祝いはやらないもの」と固辞したのだが、「岩手町で出版パーティはめったに(初めて?)ないことだから、ぜひやらせてほしい」とゴリ押しされた(実は「飲み会」の口実であることが後に判明するわけだがあせあせ)。

3月に予定されていたが、震災で延び延びになっていた(立ち消えになったものと思っていたのに岩手町の飲んべえはシブトイ)。

会の前にミニ講演をした。その際、小学館の担当編集者Aさんにもスピーチをお願いした。
「斎藤純の最高傑作は、斎藤純という生き方だ」
この言葉に、一瞬、目眩を覚えるほど感激した。

いや、身に余る言葉でお恥ずかしい。

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猫の画家 高橋行雄展

岩手町立石神の丘美術館で、今週末からいよいよ『猫の画家高橋行雄展』が開幕!
30日は高橋行雄さんもお見えになります。

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企画展開催中、猫の写真を募集しています。ご持参ください!

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沿岸へ

復興支援センター長として、盛岡市役所復興支援室の担当者らとともに宮古市役所、山田町役場、大槌町役場、釜石市役所を訪問してきた。
各自治体の抱えている悩みや課題を改めて知ることができた。私たちセンターの活動については、一様に「ありがたい」、「助かる」という声をいただ いた。それぞれの自治体の「支所・出張所と思ってコキ使ってください」と挨拶をしてきた。ちなみに、沿岸から盛岡に避難しているのは約00世帯。宮城・福島から避難している方を含めると600世帯ほどになる。

大槌町役場では旧知のSさんと会うことができた。
釜石中村屋で、幼なじみのYちゃんとばったり。その直後、盛岡市中央公民館館長とばったり。それぞれの立場で、さまざまな支援協働活動が行なわれているのを実感した。

沿岸の自治体巡りをしている最中、大槌でのこと。交差点や道ばたで、住民が自衛隊を見送る光景に胸が熱くなった。式典も大切だが、このような住民の自発的な行為が私には尊いものに感じられた。

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アートデオヤコ@釜石

岩手県立美術館が実施しているアートデオヤコに参加する親子に便乗して、釜石の栗林小学校へ行ってきた。
最初は目をつぶって積み木を手にとり(つまり、選べない)、それをボンドで接着して作品にする。ちなみに、この積み木もボランティアのみなさんがつくったものだ。

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子どものたちのようすを見るために行ったのに、私のほうが熱中してしまった。これは巨大な工場のイメージなのだが、スケール感を出せなかった。

みんなの作品を並べると、素敵な「まち」ができる。この「まち」には、アートデオヤコに参加すると住む権利を得る。
アートデオヤコは沿岸各地で出前ワークショップを行なっていて、やがてはすべての作品を岩手県立美術館に結集して「大アートデオヤコ展」を開催するらしい。

みなさんも機会があったら、ぜひ参加してください。

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さようなら、中村とうようさん。

中村とうようが亡くなられた。
十代半ばから二十代前半にかけて、私は中村とうようから強い影響を受けた。加藤周一と吉田秀和氏を知るまで、中村とうようは師匠であり、信頼できる相談相手だった。

大急ぎでお断りしておくと、この三人とおつきあいがあったわけではない。書物を通しての私淑にすぎないが、心の拠り所にしていた。つまり、私にとって中村とうようは加藤周一や吉田秀和氏と同様に、評論家という枠を遥かに超えた存在だった。

感謝とともに、心からご冥福をお祈りします。
それにしても、自殺とは。09年に加藤和彦、10年に今野雄二……。


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ホットクラブオブ盛岡ライヴ・スケジュール

週末はライヴにお出掛けください。ホットクラブオブ盛岡のライヴ・スケジュールです。

23日午後1時から道の駅石神の丘(岩手町)でチャリティライヴ。

23日午後8時から、盛岡の桜山神社前クロスロードで月例公演。

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海辺にて

『モーツァルトを「造った」男 ケッヘルと同時代のウィーン』(小宮正安著/講談社現代新書)に、ケッヘルが残したこんな詩が訳出されていた(ケッヘルはモーツァルトの作品目録をつくった、当時の知識人・ディレッタント)。

大きな息をふたたび吸いこみ

安らぎを知らず 深い怒りに満ちた海よ!

何をどんなに壊しても まだ満足できないのか?

激しく泡立ちながら 眼前のものを喰らい

荒々しく押しては返し 波の山を作り

後ろ立ちになって 激しく波を崩す

この怒りは 収まるところを知らないのか?

すべてはおまえの前に 壊されるしかないのか?

創造主の力によって作られたもの

創造主の力によって保たれたものは

たとえ変容を遂げようとも 朽ちることはない

だから 大波を以て押し寄せるがよい

古い海よ そして壊すがよい 気のすむままに

おまえの衝動には 限りがある

壊されたものは やがて新たな世界そのものと化すのだ







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クマとホタルを見た

昨日は鞍掛山登山と小岩井ホタル観察会へ行ってきた。

鞍掛山に向っているとき、小岩井とお山の湯のあいだで、ツキノワグマの子どもが道路を横切った。道を渡る前に左右を確認する姿が、かわいかった。
しかし、仔熊の近くには母熊が必ずいる。子連れの熊は危険だ。止まったりせずに通りすぎたのは言うまでもない。

お山の湯で汗を流し、充分に休息を取った後、小岩井まきば園へ。「ジンギスカンとホタルの夕べ」というツアーに参加してきた。 この時期、小岩井ではヘイケボタルとゲンジボタルの両方を見ることができる。
ゲンジボタルは季節外れで数は少なかったものの、両ホタルの乱舞はみごとだった。

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久々の休日

午前中、紫波まで60キロばかり走ってきた。
風があって往路は快適だったが、帰路は陽差しが強くなり、風もなくなってつらかった。でも、久々のロードバイクだったから、終始、頬がゆるみっぱなし。

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後は、MISを扱ったドキュメンタリーの再放送をBSで見たり、本を読んだり、画集を開いたり。

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岩手町で宝探し

岩手町には旧式の金鉱山跡が点在している。藩政時代の図面を手に、昨日、ざっと調査をして歩いた。中には昭和30年代まで採っていた場所もあるが、ちゃんとした記録がない(江戸時代の記録はあるのに)。

釣り師で賑わう〇〇川は砂金が採れることでも知られている。「砂金で指輪をつくった」とか「耕運機を買った」というエピソードからわかるように、近年まで採れていたようだ(次回は、そのエピソードの本人にお会いしたいと思っている)。

調査のリーダーである橋本さん(元岩手町教育委員長)と盛岡遺跡学び館副館長の千田さんが、砂金採りに挑戦した。砂金採りに使うゴールド・パン(というらしい)はアメリカ製。さすがゴールドラッシュの国だ。

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岩手町にはこのような「史跡」や「文化遺産」が数多く眠ったままになっている。それらを掘り起こしていくのは、まちの「宝探し」と言っていい。盛岡のそれらは、ほぼ掘り尽くされた感があるが、岩手町はこれからだ。岩手町に通う楽しみが増えた。

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東北を元気に! 「小岩井 お笑い&わかものチャリティライブ」 ~お笑いと若者のパワーで明日への元気をもらおう~

東北を元気に! 「小岩井 お笑い&わかものチャリティライブ」
~お笑いと若者のパワーで明日への元気をもらおう~

■日時:平成23年7月18日(月曜日・祝日) 10:00~15:30頃 (雨天決行)

■場所:小岩井農場まきば園

■主旨:ザ・ギースら若手の本格派芸人さん達のスペシャルライブと、県内の大学生サークルなど若者たちのステージで、岩手県を&東北を元気にしてもらいましょう!

このイベントはチャリティ活動として実施され、寄せられた募金はIBC震災募金に寄付させていただきます。

■出演:ザ・ギース,夙川アトム,ゴー☆ジャス,弾丸ジャッキー
岩手大学ア・カペラサークル VOIVOI
岩手大学ストリートパフォーマンスクラブ ISPC  など

総合司会:岩手大学放送研究部 細谷翠

■主催:小岩井お笑い&わかものチャリティライブ実行委員会

■協力:小岩井農牧株式会社
IBC岩手放送
岩手大学

■協賛:キリンビバレッジ株式会社
株式会社興和電設
Music・Bar・CUE
マイタと愉快すぎるなかまたち

■当日のスケジュール(出演団体は今後増える可能性あります。)
10:00~    岩手大学ア・カペラサークル VOIVOI
11:00~ 岩手大学ストリートパフォーマンスクラブ ISPC
12:00~ 岩手大学ア・カペラサークル VOIVOI
13:00~ 岩手大学ストリートパフォーマンスクラブ ISPC
14:00~    小岩井・お笑いチャリティーライブ
・弾丸ジャッキー
・ゴー☆ジャス
・夙川アトム
・ザ・ギース

■問い合わせ先:
イベントに関する問い合わせ先:小岩井農場まきば園 019-692-4321

■実行委員会代表連絡先:五味壮平(岩手大学人文社会科学部)
Tel. 090-7938-4538
e-mail:gomi@iwate-u.ac.jp

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もりおか復興支援センターがオープン

このたび、もりおか復興支援センターのセンター長に就任することになりました。

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盛岡には東日本大震災で被災された約1400人(福島・宮城からの方も含めるとおよそ2200人)のみなさんが避難しています。ふるさとを離れて、心細く、不安なことも少なくないことと思います。
復興支援センターは盛岡に避難されているみなさんの役に立つ情報を提供することはもちろん、交流の場としてご利用いただきたいと思っています。
ふるさとを離れて暮らしていても、ふるさとの復興を願う気持ちはみなさん同じだと思います。私たちも微力ながら、被災地の復興に向けて、みなさんと一緒に力を尽くしていきたいと思っています。
私たちは「おもてなしの心」で、みなさんをお迎えします。どうぞ気軽に足をお運びください。

開館時間 10:00~19:00
 休館日 月曜日(祝日に当たる場合は翌日)、年末年始
 住所 盛岡市内丸3-46
 電話 019-654-3521
 交通 バスの場合は県庁・市役所前で下車して徒歩1分。クルマの場合は、岩手公園地下駐車場の利用券1時間分をご用意しています。

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被災宅訪問

画家の三浦千波さんの大船渡のご実家へ行ってきた。

三浦さんは横浜に住んでいるので大事をまぬがれたが、お母様が実家で津波にのまれ、九死に一生を得た。その体験談をうかがいながら、二階まですっかり水に浸かったお宅を拝見してきた。

三浦さん(母)は「チリ地震津波のとき、うちの目の前まで水が迫ってきたから、今回も覚悟はしていた。が、まさか二階まで津波が押し寄せるとは」想像もしていなかった。
津波のスピードも想像以上に速く、アッという間に二階に押し上げられた。浮いているタンスに乗り、鴨居をしっかり掴んで、引き水に流されないようにした。
水が引いた後、外は二階までガレキが積み重なり、窓から逃げることもできなかった。

暖を取ろうと思い、マッチを探してどうにか見つけたが、濡れていて使えなかった。寒さに震えていると、飼っている猫のうち2匹がやってきて、濡れた体 を押しつけてきた。3月11日は雪の少ない大船渡にも珍しく雪が降り、とても寒かった。その2匹の猫と抱き合っていたおかげで、生き延びることができた。 後でわかったことだが、残念ながら、飼っていた5匹の猫のうち3匹が亡くなっ
た。

翌12日、親戚の人たちが山を越えて来た(道はガレキに覆われていて通れなかった)。親戚の人たちは、救助ではなく、「わたしの遺体捜索」のつもりで来たのだという。

生きていたのは半分は運。半分は「生きるぞ」という強い意志のおかげだった。「あのとき、もう駄目と思ったら、生きてはいなかっただろう」と三浦さんは言う。

三浦さん宅の周囲はガレキ撤去が進んでいるが、被災したお宅を現状に近いまま保存したいと考えている。「津波の凶暴さを伝えるものを残したい」からだ。

海辺なのに、きれいに残っているお屋敷があった(写真)。

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「津波が来たら、家の窓や戸をあけはなって逃げろ」という先祖代々の教えがあり、それを守った。結果、家の中のものはきれいさっぱり流されたが、家そのものはきれいに残ったのだという。おそるべし、先人の知恵。

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目黒のさんま

過日、目黒(東京)で食事をしたとき、こんなチラシを見かけた。

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毎年、目黒では「目黒のさんま」にちなんで、さんま祭りが盛大に開かれている。それにさんまを提供しているのが、日本有数のさんま漁獲量を誇る宮古だ。
そんなつながりで、目黒は宮古の復興を応援してくださっている。

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かわいキャンプ オープン!

かわいキャンプ

宮古市川井に、かわいキャンプがオープンした。田老、宮古、山田方面でのボランティア活動の拠点だ。
調理施設(若干の食器・鍋類、電子レンジなど)があるし、シャワー、洗濯機もある。 お弁当を予約することも可能。コンクリート床の屋根付き駐輪場があるので、オートバイで行っても安心だ。

写真はpicasaフォトアルバムで。

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宮古市川井地区にボランティアキャンプ 7月6日オープン

盛岡市災害ボランティアセンターでは、盛岡市から委託を受けて宮古市川井地区で「かわいキャンプ」を運営します。
「かわいキャンプ」は宮古市街へ約35分という立地条件を生かし、県内外からのボランティア希望者と被災地が望む支援内容との調整などを行う施設で、7月6日から開所します。

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詳しくはホームページ(←クリックしてご覧ください)を。

※SAVE IWATE  が運営のお手伝いをします。

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満員御礼

昨日のチャリティ講演会には、たくさんの方に足をお運びいただき、ありがとうございました。
それぞれの立場でどんなふうに震災と向き合っているか、真摯で率直な言葉が聞けて充実した内容でした。私の話は棚の上にあげておいて、参加してよかったと思っています。
久々に中村敦夫さんとお会いしたら、「私は十代を福島で過ごしているから、友人たちを見舞いに行ってきたよ」とおっしゃっていました。意外なつながりがあるものです。

盛岡ではさほど目立ちませんが、東京では節電の影響を随所で目にすることができました。東京が過度な「電装都市」であることがはっきりわかります。
しかし、なんとかしのげるものだ、ということも明らかになってきたように感じます。日本人の順応性の高さゆえでしょうか。

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