カウント・ベイシーオーケストラin毛越寺を聴く
昨日は平泉へ行ってきた。
毛越寺本堂前の特設ステージに勢ぞろいしたカウント・ベイシーオーケストラの演奏は、大人の貫祿と余裕が感じられた(大排気量のV8エンジンを積んだアメ
車の音ですな)。恐ろしいまでのリズム感はもちろんのこと、特筆しておきたいのは、弱音の響きだ。デニス・マクレル(指揮)の手のひとふりで、オーケストラのサウンドがスッと弱くなる。
ムスティラフ・ロストロポーヴィチが「ピアニッシモは『小さく』ではない。囁くような音が客席の後ろにまでちゃんと届かなくてはならない」と、しつこく指導を繰り返した場面を思いだした。
それぞれのソロも聴き応えがあった。
震災後、ごぶさたしていたベイシーの菅原昭二さんにも会えた。毛越寺境内でジャズコンサートを開催するという奇跡を「こともなげに」実現させた方だ。まったくたまげる。
このチャリティコンサートは、ブルーノート東京などでのライヴ公演のために来日していたカウント・ベイシーオーケストラから旧知の菅原さんに、「岩手の人たちのために何かやりたい」と申し出があって実現した。
| 固定リンク
「クラシック」カテゴリの記事
- 石神の丘から(2014.05.13)
- ヴァインベルクを聴く(2014.04.30)
- 日々の糧(クラシック編)(2014.04.24)
- 伊福部昭生誕100年(2014.01.17)
- 『フーガの技法』を聴く(2013.12.29)
この記事へのコメントは終了しました。


コメント
知らなかったです。
日帰りでも行きたかったです、残念。
投稿: ユメタマ | 2011年9月19日 (月) 13時04分
ユメタマさん>JR東日本のパックツアーでいらした方もたくさんいらっしゃいました。
投稿: 斎藤純 | 2011年9月20日 (火) 07時39分