石神の丘から
『高橋和展 ー風跡ー』が開幕した。オープニング・セレモニーには、和さんの二高時代からのお友だちやかつての仕事仲間など、多くの方にお越しいただいた。
一昨年、和さんに展覧会の話をしたとき、「抽象画でもいいの?」と目を輝かせた。抽象画は敬遠されがちで、ことに地方ではなかなか展示する機会がない。
石神の丘美術館は、私が就任する前から、抽象画もよく扱ってきた。抽象画は難しいとよくいわれる。けれども、風景画を見て「きれいな風景ね」とわかったつもりになる(実はこれが危険だと思う)ことと、抽象画はわからない(むしろ、こっちのほうが健全といえば健全かもしれない)と言うことの間にさほど違いはない。
和さんは昭和10年生まれとは信じがたいような「若さ(いろいろな意味で)」をお持ちだ。実に羨ましい。
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