大清水多賀本店の保存に向けて
盛岡を中心に活動するNPOや市民団体などが連携し、「大清水多賀本店保存推進協議会」を立ち上げました。代表は盛岡自転車会議代表の斎藤純。
譲渡先の大和ハウス工業株式会社へ保存要望書を郵送。本日、9時30分には、盛岡市に対して提出します。大和ハウスが建設を予定しているマンションとの共存についても提案します。
<大清水多賀本店の保存を推進する理由> ※市民のみなさんにも重要な遺産であることを知っていただきたいと思っています。
1.「大清水多賀本店」は、「岩手県の近代和風」平成19年3月、岩手県近代和風総合調査報告書で重要遺構のひとつとされている建物です。この調査は文化庁が平成4年から着手した全国調査の一環として、県内の実態を把握し、近代和風建築の保存に資することを目的に実施されました。
平成17年 予備調査―所在確認、第1次調査―所在状況、第2次調査―重要遺構調査。
平成18年 重要遺構の選定、詳細調査の実施、盛岡市の選定した19件のひとつ。
2.盛岡市指定庭園と建造物の経緯
「大清水多賀本店」は、盛岡市の保存指定要請に対して所有者が断
3.この地区の重要性
この地区は、明治 17 年の河南大火(肴町、八幡町地区周辺の大半を焼失)後に、武家屋
4.民間でありながら公的な施設の役割も持った施設
本館は小さなうなぎ料理店から、大正 13 年(1924)に、東北で始めて大規模な庭園をもつ料亭として建
5.盛岡の食文化の拠点
「大清水多賀本店」の調理部門の評判は高く、明治後半から昭和の
盛岡まち並み塾 理事長 村井 軍一
文化地層研究会 代表 高橋 智
FeelDoいわて 代表 北田 耕嗣
盛岡自転車会議 代表 斎藤 純
盛岡いしがき文化祭推進フォーラム 下玉利 元一
いわて景観まちづくりセンター 代表理事 三宅 諭
いわてアートサポートセンター 理事長 坂田 裕一
盛岡自転車会議が入っているのを奇妙に思う方がいらっしゃるかもしれないが、1906年にフランスで可決された「自然景観保護法」は、フランス・ツーリング協会というサイクリングクラブが作成していた「美しい景観の一覧表」がきっかけとなっている。ちなみに、フランスではこれより先1887年に建物を保存する法律もできている。自転車乗りの「目」が真価を発揮したといっていい。
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コメント
鉄道にしろ、商店にしろ、廃止、閉店するとなると、ある種の人びとは騒ぎだす。所有者の苦渋の気持ちを考えた行動をしてもらいたい。
投稿: 偽善者 | 2013年9月 1日 (日) 09時00分
偽善者さま
おっしゃるとおりです。私も仲間たちも経営者を知っているだけに苦しい思いを抱きつつ行動しています。
こんな言葉も紹介しておきたいと思います。
「一つの建物には二つの要件がある。建物の効用と、建物の美しさである。効用の方は、建物の所有者に帰属するが、建物の美しさはすべての人に帰属する。したがって建物を破壊するということは所有者の限度を超えることなのだ」ヴィクトル・ユゴー
投稿: 斎藤純 | 2013年9月 1日 (日) 09時47分
跡地はお決まりのマンションでしょうか。
ため息が出ます。
投稿: S43 | 2013年9月 3日 (火) 12時16分
S43さん
マンションが建ちます。
投稿: 斎藤純 | 2013年9月 4日 (水) 05時50分