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『無法松の一生』を観る

プラザあい(駅ビル)で、被爆経験を聴く会と『無法松の一生』上映会。
被爆経験の「語り部」のお話は淡々としていたが、胸に迫るものがあった。あの方たちの反核(原発も含む)の意志の強さに圧倒された。決して声高ではないが、とにかく全廃ありきである。

『無法松~』をスクリーンで(しかもフィルムで)観るのは初めて。音声が今ひとつで残念。
最後の祇園太鼓(小倉)のシーンがもっと長かったような印象があり、その点についてほかの方も同意見だった。このフィルムではカットされていたのだろうか?

上映に先立って私がお話ししたのは下記の点について。
・この映画の関係者から戦後にすごい映画がつくられている。したがって、この映画は日本映画の発展のもととなる太い幹といえる。
・そういう重要な映画に園井恵子が出ていた。
・園井恵子は宝塚時代から老け役、3枚目(美人なので2枚目半)役が多かった。これは演技力があったということ(シリアスな役より喜劇はずっと難しい)。
・園井恵子は森繁久弥と同じ年。ということは、もし生きていれば『屋根の上のヴァイオリン弾き』で共演していたかもしれない。
・戦争は人の命を奪い、文化を壊す。
・この映画は戦中のため検閲によってカットされた場面がある。また、戦後もGHQによって「封建的」という理由で封建的にカットされた場面がある。したがって完全版ではない。

話し忘れたのは、美しい標準語のこと。あの時代、松尾村で生まれ、川口で育った彼女がどうやって標準語を身につけたのか。

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