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ブラームスの苦悩を聴く

ブラームスのチェロ・ソナタ集を聴いている。

懐かしい。
これは私がクラシックを本格的に聴き始めた1995年(38歳のとき)に買った。後に、小澤征爾・ロストロポーヴィチ/コンサートキャラバンで、親しく言葉を交わさせていただくことになろうとは夢にも思っていなかった。
コンサート・キャラバンと併せて、ロストロポーヴィチの実演は3度接した(回数でいうとキャラバンでは5~7回聴いた)。ルドルフ・ゼルキンの実演は残念ながら聴いていない。
ちなみに、子息のピーター・ゼルキンの演奏は2011年のサイトウキネン音楽祭(松本市)で聴いた。ピーターはルドルフに反抗し、ルドルフも手におえず、小澤征爾氏に「預けた」格好になったのだった。

さて、この一番は、「亡くなった母への追慕や悲しみ」の思いが反映されていると昔はいわれていたが、クララ・シューマンの手紙が見つかって以降は、ブラームスのクララへの想いと悩みが切々と告白されているものと理解されている。
ロストロポーヴィチの演奏はその切なさをよく伝えてくれる。

二番も、年齢を重ねるとともに逆に若返っていくブラームスらしい作品だ。二人の名演奏家がお互いの音を楽しみ、尊重しあって極上の名演奏を聴かせてくれる。



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