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クラシック三昧

・サン・サーンスのヴァイオリン協奏曲では伊藤奏子さんのヴァイオリンを堪能。
・全体を通して密度の濃い、いい演奏だった。ことに第5番は切れ味がよかった。第3楽章に聞き惚れた。
・マチネは眠くなるから苦手で、なるべく行かないようにしている。ましてモーツァルトとなると…案の定、モーツァルトのピアノ協奏曲で睡魔に襲われた。まわりの席は知人だらけだったから、明日には「斎藤純はコンサート中に寝ていた」という評判がひろがっていることだろう。
・昨日はいわてフィルでベートーヴェンの第5番に感銘を受けたが、今日の第3番ではベートーヴェンが「ウィーンの作曲家」であることを改めて認識させられた(ついドイツの作曲家と思いがちだ)。昨日の演奏はドイツ的だったのに対し、今日の演奏はみごとなまでにウィーン的だった。私は一瞬、モーツァルトを聴いているような錯覚に陥った。
・第2楽章の中盤以降にあらわれるフーガをなんと表現したらいいだろう。「めくるめく迷宮の世界へ誘う」と筆が滑りそうになるが、あのフーガは綿密に計算された数学的世界だから、迷宮とは対極にあるというべきだろう。
・昨日の5番の第3楽章にもフーガがあった。フーガといえばバッハと思ってしまうが、ベートーヴェンこそがフーガの作曲家なのかもしれない。
・全曲、指揮者なしでの演奏だった。驚いた。

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