今朝の朝日新聞

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第17面に掲載されている辻本清美議員の談話(聞き書き)は近年まれに見る読み物だと思う。
辻本議員が本音で語った内容はもちろんのこと、これを関西弁でまとめた記者(鈴木繁)の技量も秀逸。世間では新聞離れが進んでいるが、読んでみると面白い記事があるという実例のひとつだ(たまに、だけど)。


このように書くと、私が社民党を支持している、と早合点する方がいないとも限らないので、一応、「社民党支持には非ず」とお断りしておく。
辻本議員のおっしゃったことは、党派を超えて理解される内容だと思う。日本の政治屋(誤字に非ず)にはとことんウンザリしているのだが、こういうちゃんとした政治家がいるのだから、まだ捨てたもんじゃないですネ。

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新型インフルエンザ対策を求める声明

日本ペンクラブは下記声明を出しました(お知らせが遅くなりましたが)。

「新型インフルエンザ対策を求める声明」

 人類は、黒死病(ペスト)やスペインかぜなど、これまで幾度とな く、世界的な規模の疫病の大流行(パンデミック)に見舞われた。その度に、人類は犠牲者たちの死屍累々の惨状を目の当りにし、人々の幸せや平和な生活が脆 くも崩れ、文化や芸術が大きく停滞するのを体験して来た。
 いままた人類はこれまで遭遇したことがない未曾有の疫病、高病原性H5N1型強毒性鳥インフルエンザの脅威に直面している。
 日本ペンクラブは、世界の人々の幸福や平和な生活、そして人類の相続財産である芸術や文化を守る立場から、新しい疫病の脅威に無関心ではいられない。
WHO(世界保健機関)は、H5N1型鳥インフルエンザ・ウイルスが、ヒト型ウイルスになるのは時間の問題であるとしている。
 すでにアジア地域を中心に、人がH5N1型ウイルスに感染した事例が380件以上もWHOへ報告されている。その致死率は58パーセント以上という高い も のだ。
 強毒性鳥インフルエンザがパンデミックになれば、社会の担い手である人々が感染して倒れ、諸官庁も一般企業 も機能を停止する。感染患者が殺到して、病院や 医院など医療体制や救急体制は麻痺状態に陥る。
 担い手の不足から交通機関や輸送機関が動かなくなり、輸出入も止まるだろう。食糧自給率が4割にみたぬ日本は、輸入が止まればすぐに深刻な打撃を受け る。 食糧備蓄が尽きれば、病死以外に餓死者すら出ることになるだろう。水道や電気、ガスなどのライフラインも危うくなる。水源地がウイルスに汚染されることも 想定しなければならない。
 警察や自衛隊も脆弱になるので、治安は乱れ、犯罪も多くなる。日本の社会は政治的経済的にも、社会的にもパニックとなり、大混乱に陥るだろう。こうした 事 態は国や社会の存亡の危機でもある。
 新型インフルエンザ対策として最も有効なパンデミックワクチンは発生後から生産が始まるもので、現状では1億3千万人の国民全員に行き渡る分を作るため に は、どんなに急いでも半年以上はかかる。この半年の間、国民は新型インフルエンザの二波、三波の猛威に晒され、多数の死者を出すことになろう。
 それを防ぐにはプレ・パンデミックワクチンしかない。プレ・ワクチンはパンデミックワクチンのような効き目はないが、新型ウイルスへの基礎免疫を作る効 果 があるとされている。それを接種していれば、たとえ感染して発症しても、全身感染や多臓器不全は起こらない。致死率も低くなる。プレ・ワクチンを打って人口の7 割の国民が免疫を持っていれば、パンデミックは防ぐことが出来るという試算もある。
 日本ペンクラブは、パンデミックワクチンが出来るまでの間、この危機的事態を乗り切るため、プレ・パンデミックワクチンで対応すべきであると考える。
 政府・厚生労働省は、このプレ・パンデミックワクチンを3000万人分しか生産備蓄しないとしているが、日本ペンクラブとしては、アメリカやスイスのよ うに、 全国民分のプレ・パンデミックワクチンの増産に踏切ってほしい、と切に要望する。併せて、プレ・パンデミックワクチンの接種を希望する国民、在住外国人全 員に行き渡るようにしてほしいと強く訴える。

2008年6月20日

社団法人 日本ペンクラブ
会長 阿刀田 高

資料:
鳥インフ ルエンザから新型インフルエンザへ ー新型インフルエンザ対策における事前準備と大流行時の緊急対応ー

(国立感染症研究所研究員  日本ペンクラブ会員 岡田晴恵)

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自民党大敗

今回の選挙結果は「安倍内閣ひいては安倍首相にNo」のあらわれだと思う。つまり、「責任能力」を問われているのであり、続投は誰も(もちろん、自民党も)望んでいまい。

さらに(改めていうまでもなく)、今回の結果は「自民党が負けた」のであって、「民主党が勝った」のではない。

いずれにしても、今後は与党も強行採決などの議会運営はできなくなるだろうし(そんなことをして法案を通しても、参議院で戻されます)、野党も不信任案提出とか罷免請求とか乱闘などといった無駄なことはやらなくてもすむようになる。

不要論まで出ていた参議院の意義やありかたが、問われていくことになるわけだ。今回の選挙結果が、議会制民主主義を再生させるきっかけになることを願っている。

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立花隆氏、タミフルは第二の薬害エイズの可能性を示唆

頻繁なお茶うがいと手洗いで、今のところ風邪、インフルエンザ共に無縁で過ごしている。

だが、巷ではインフルエンザをめぐって物騒な事件が起きている。十代のインフルエンザ患者にタミフルの服用を禁じたが、この問題、第二の薬害エイズに発展しそうな気配がある。

日経netに寄せられた立花隆氏のレポートをぜひお読みいただきたい。

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盛岡市からのお知らせ

盛岡市は,行財政構造改革の推進にあたり,広く市民の皆さまから改革に対するご意見・ご提言をいただくため,「盛岡市行財政構造改革推進会議」を設置しています。

現在の委員の任期が,今年度末までとなっていることから,公募の委員3人について次のとおり募集します。

なお,委員は地方行財政の運営に関し識見を有する方など,公募委員を含め15人を予定しています。

詳しくは
http://www.city.morioka.iwate.jp/17gyoukaku/gyoukaku/topics/070124iinbosyu.html

この委員会が設立された当初から、ぼくは委員をつとめています。権限は限られているが、委員会の意見がきちんと反映されるので、決して形だけのものではないと思っています。それだけに重責でもあるのですが。

会議が平日に開催されるため、会社勤めの方には難しいと思いますが(先進的な企業では、就業時間中にボランティア活動やこの種の会合への参加を認めている。そういう会社が増えることを願っている)、一緒に市政のありかたを考えてくれる方の参加を心から待ち望んでいます。

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今夜必見

今夜の筑紫哲也NEWS23(TBS系)は、アメリカ前副大統領アル・ゴア氏を招いての特別番組「地球環境スペシャル(仮題)」だ。

ゴア氏の活動については12月24日のブログに書いたので、ご参照いただきたい。

ところで、このブログでテレビのことを話題にしたのは、もしかすると初めてかもしれませんネ。

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盛岡にLRTを走らせたい

これまで勉強会をつづけてきた「盛岡にLRTを走らせ隊」が正式に発足した(盛岡タイムスの記事をご参照ください)。

これまでの勉強会の成果を踏まえ、山田線の活用という具体案を出している。IGRが青山、巣子に新駅を設置し、乗客を増やしている実績を見れば、山田線の下米内~盛岡間に新駅を設置することのメリットも当然予想できる。さらに自転車の持ち込みも可能になれば、利用者にとって便利だ。

駅の設置には行政の負担も大きいが、長期的な視野で都市交通の抜本的な構造再編に取り組むべきだろう。新交通システムがリードする形で、市民の意識改革を促していくことも大事だと思う。

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盛岡ブランド認証制度

このコラムでも何度か盛岡ブランドについて書いてきた。盛岡でつくられる食材、特産品、民芸品などについて意識を高める意味で、盛岡ブランドという取り組みには大いに興味を持っているし、また応援したいと思っている。

ただ、盛岡市が地域ブランド戦略として進める「盛岡特産品ブランド認証制度」(盛岡タイムスの記事をご参照ください)には違和感を覚えないでもない。これは「お上のお墨付き」のようで抵抗を感じてしまう。本来、ブランドとはそういうものではないだろう(たとえば環境に配慮した商品に認定証を発行するという制度ならわかるのだが)。

スローフード発祥の地イタリアはピエモンテ州にバローロという素晴らしいワインがある。少し前までは無名のワインだったバローロが、どのようなステップで世界の一流ブランドの仲間入りを果たしたのか。豊富な資金と人材が投じられたが、それを支えたのは「食はイタリアが世界に誇るアートである」というひとつの哲学だった。

その努力が世界のワイン好きに認められたわけで、決してイタリア政府やピエモンテ州から「お墨付き」をもらって世界にひろまったわけではない。

なんだか志が違いすぎるなあ。偏差値教育を受けてきた団塊の世代特有の「点数主義」がこんなところにまであらわれているような気がするのは、ぼくだけだろうか。認証を受けなければブランドとして認めないという風潮になったら、それもいやですね。

だいいち、「そんな認証など受けなくても、うちは盛岡ブランドとしてやっていける」という商店、生産者だって少なくないだろう。逆にいうと、「認証されなければブランドとして認知されない」程度のものが認証を求めるということになるかもしれない。

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IGR青山駅、巣子駅あす開業

明日、IGR青山駅、巣子駅が開業する(参照:盛岡タイムスの記事)。他の公共交通機関(つまり、バスですね)との連携などで「車→公共交通」への転換が進むことを期待したい(送迎のため、駅に自家用車が押しよせて渋滞をひきおこすというのでは--)。

IGRはサイクルトレインの実績があるので、これを機会に盛岡~近郊駅(たとえば、巣子)間に自転車の乗り入れ可能な車両を走らせてはどうか。もちろん、通勤時間帯は無理だろう。でも、土・日は利用者も減ることだし、技術的に可能ならば(ダイヤや線路の連結の問題など、ぼくたち素人には気がつかない課題がたくさんあるに違いない)試してみる価値はあると思う。

それにしてもIGRは料金が高い。これを解決するには税金による補助という方法があるが、現状ではなかなか難しいようだ。欧米では公共交通を「住民福祉」のひとつとして捉え、「安価」に、そして「充分」に提供することを大前提としているという。だから、税金を投入しても、「民間企業を援助するのか」という批判は起こらない。

そういう意味では公共交通の運営側に経営手腕を問うばかりでなく、住民の意識改革も必要なのかもしれない。

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祝々

今野敏さんが吉川英治文学賞新人賞を授賞された。敏さんはぼくがデビューしたときから、何かにつけて励ましてくれた大先輩だ。今回の授賞はご本人ばかりでなく、まわりの方もずいぶん喜んでいる。こんなにまわりの方に喜ばれる授賞も珍しい。ちなみに、ぼくは1994年に「百万ドルの幻聴」でノミネートされたが、落選した。

ギタリストの鈴木大介さんが芸術選奨文部科学大臣新人賞を授賞された。若手ギタリストの活躍が目ざましいが、なかでも鈴木大介さんは、ぼくの一押し。この授賞も本当に嬉しい。

水原洋さんもきっと天国で喜んでいるだろう。

水原洋さん製作のギターの音色がこのCDで聴けます。

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