タイガース出演映画を観る

ザ・タイガース ハーイ! ロンドン』を観た。
マイブーム60年代探求のための一本。1969年のロンドン・ロケ。スィンギン・ロンドンのようすを期待して観たが、外れた。もしかするとロンドン滞在時間は数時間だったのではあるまいか。ビージーズのバリー・ギブが握手シーンの数秒間だけ出演するシーンにも笑った。
共演している久美かおりのことをすっかり忘れていた。当時、タイガース・ファンからずいぶん嫌がらせを受けたらしい。

杉本エマが異様に美しかった。

 

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『大統領の執事の涙』を観る

映画『大統領の執事の涙』を観た。上映20分前に行ったのに、前側の席しか空いてなくて、3列目しかとれなかった。スクリーンを見上げる位置で、観ずらかった。

以下、気がついたこと。
〇歴代の大統領とファーストレディは、それぞれ雰囲気がよく似ていた。最も似ていたのはナンシー・レーガンだが、ジェーン・フォンダだとは気がつかなかった。
〇気がつかなかったといえば、レニー・クラヴィッツとマライヤ・キャリーもわからなかった。
〇主人公は「セシルCecil」なのだが、「シセル」と聴こえた。私の耳がおかしいのだろうか。
〇この邦題はあまりよくない。原題通り『ザ・バトラー』でもよかった。あるいは、『大統領の執事』か。
〇事実を基にしているそうだが、どこまで事実なのだろうか。
〇公民権法が成立したのが1964年。ついこのあいだまで前近代的な人種差別を公然と行っていたわけだ。「実は遅れた国だったんだな」と思ったが、その45年後にはアフロアメリカン系の大統領を出しているのだから、やはり進んでいる国だな、と思いなおした。

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『ラッシュ』を観る

映画『ラッシュ』を観た。

さすが、ロン・ハワード監督。レース映画は人間にスポットを当てるともったりとなりがち(『栄光のル・マン』)だが、レースシーンとその裏のバランスがみごとこれは徹底的にニキ・ラウダジェイムス・ハントの二人に絞り、ほかのF1ドライバー(アンドレッティなど)にほとんど触れていない脚本のお手柄でもある。
1970年代半ば当時、私は必ずしも熱心なF1ファンではなかったが(とはいえ、一般の方よりは興味をもっていたと思う。なにしろ、この一時代前のジム・クラークなどが私のアイドルだったから)、「あんなこともあったな」とか「そんなこともあったのか」と懐かしかった。
ニキ・ラウダ役のダニエル・ブリュールは、ネルソン・ピケにも似ている。

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シナトラ一家の映画を観る

マイブーム中「60年代」ものの映画をDVDで観た。
フランク・シナトラの私立探偵がオープンカーを乗り回しているなど、いかにもあの時代っぽくていい。ストーリーはどうってこともない話だが、不似合いにシリアスな部分が私には邪魔に思えた。
大物俳優と浮名を流すことで女優の座にいつづけたB級大物女優ジル・セント・ジョンは、この時期、シナトラとも仲むつまじかったそうだ。
エルケ・ソマーをはじめ、お色気だけが取り柄のトホホ映画(ディーン・マーチンの劇中歌も魅力的ではある)だが、私好み。 シナトラ一家のひとり、ディーン・マーチンはアクションシーンの動きがシナトラよりも悪い。

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『アラベスク』を観る

WOWOWで『アラベスク』を観た。マイブーム中「60年代もの」の一本。

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競馬場のシーンで、ソフィア・ローレンがニコンの小さな双眼鏡を使っていた。私のと色違い。
真っ赤なエナメル・コート(衣装はクリスチャン・ディオール)を着たソフィア・ローレンが乗る真っ赤なメルセデス・ベンツSL230が美しい。やっぱりベンツは縦目に限る。

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それにもまして素晴らしい、ソフィア・ローレンの脚線美。

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『ナック』のサントラを聴く

1月11日に紹介した映画『ナック』のサントラ盤だ。

ミッシェル・ルグランか? と思ったらジョン・バリーだった。そういえば、ちょっぴり007シリーズのテイストも感じる。とってもよくて、もっと早く知りたかった。

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1960年代がマイブーム中

スパイ小説や冷戦を扱ったノンフィクションを読むのも、今回紹介する映画が好きなのも1960年代に興味を抱いているからだ(私がギターでおさらいをしているホワイトブルーズも60年代の音楽だが)。

欲望』は60年代のロンドンがあらゆるシーンに横溢している。
主演のデヴィッド・ヘミングス(『ホワイトナイツ』のミハイル・バリシニコフに似ている)はブリテンのオペラ『ねじの回転』(もちろん、原作はヘンリー・ジェイムズの同名小説)の初演時に「マイルズ」役だった。当然、歌もうたっている。
同性愛者で美少年好みでもあったブリテンは、しばらくの間、ヘミングスに夢中になったと『ベンジャミン・ブリテン』(デイヴィッド・マシューズ著、中村ひろ子役/春秋社)に書かれてあり、驚いた。
リチャード・レスター監督の『ナック』は、同監督による『ビートルズがやってくる』、『ヘルプ』、そして上に挙げたアントニオーニ監督の『欲望』とともに60年代イギリス映画の大収穫。
無名時代のジェーン・バーキン、シャーロット・ランブリング、ジャクリーン・ビセットが出ている。ジャクリーン・ビセットは確認できなかった。
ジョン・バリーの音楽も素晴らしい。
※このケースにはカラー写真が用いられているが、本作はモノクロ作品。これより前に出ていたDVDのジャケットのデザインのほうが優れている。

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『狙撃』と『弾痕』を観た

友人が『狙撃』と『弾痕』のDVDを貸してくれた。貪るように観た。

まず、『狙撃』を観てのメモ。
・トヨタ2000GTが美しい。クラッシュするトヨタ2000GTはダミー。
・当時、加山雄三は若大将シリーズで人気絶頂だった。その加山雄三がニヒルな殺し屋をみごとに演じてハマっている。
浅丘ルリ子は日活で裕次郎映画にも小林旭の映画にも出ていたし、この当時はNHKの大河ドラマにも出ていた。
・浅丘ルリ子初の濡れ場か(一部、吹き替えのようだ)。衣装は紫基調(本人は紫が嫌いだった)。
森雅之がカッコいい(有島武郎の息子)。セリフがない。
・アメリカで評判がよかった(ロサンゼルス・タイムスで「『ブリット』と並ぶ傑作と褒められた。吹き替えがよかったらしい)。
・昭和30年代初頭、本物の拳銃を警察立ち会いのもとで撮影に使っていた。
・この時代にこれだけリアルな拳銃殺陣が撮影されていたことに驚いた(当時、21歳の国本圭一が担当)。スタームルガー、モーゼルをこの映画のためにつくった(オカケのインタビューから)。
・プロデューサーが銃をよく知っている方だった(オマケのインタビューから)。

つづけて『弾痕』を観てのメモ。
・若き日の太地喜和子のミニスカート姿を鑑賞できる。
森谷司郎監督は、『赤ひげ』で黒澤明の助監督。監督になってからは『日本沈没』、『八甲田山』などのヒット作があるが、53歳で亡くなった。
音楽は武満徹。谷川俊太郎作詩の「死んだ男の残したものは」が劇中歌で出てくる。新宿西口地下(?)で歌っているのは高石友也。
117クーペが突出して美しい。

 

こんな私好みの映画があることを知らなかった。己の不明をただただ恥じるばかりだ。

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お役目終了

北日本制作者フォーラム番組審査会があった。NHK盛岡、テレビ岩手、めんこいテレビ、岩手放送、岩手朝日テレビから1名ずつ出席。渕沢さんと久しぶりに会った。いつかもっとゆっくり話したい。

32作品から最終審査に残った7本のうち、6本が震災物(奥尻、能代も含む)。弘前の桜を守る樹木医の番組が秀逸だったが、大賞は逃し、優秀作に。
肩の荷がひとつ下りた。

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カシオペア映画祭参加!

昨日はカシオペア映画祭に参加(参加というのは一種の映画祭用語ですね)。

ゲストに宝田明さんを迎えて、当初はゴジラ特集を予定していたが、版権の関係で頓挫。『100発100中』、『月給泥棒』、『世界大戦争』が上映された。

怪獣映画にほとんど興味のない私としては、このラインナップのほうが100倍嬉しかった。特に『100発100中』は、都筑道夫・岡本喜八の名コンピによる脚本。このお二人ならではの世界を堪能した。こういう活劇がなくなったのは淋しい。
久々に映画を立て続けに3本観たが、さほど疲れなかった。

上映後は、宝田明さんとトーク(聞き手はいつもの内澤稲子さん)。腹にある銃創の話(ロシアの機関銃をマンドリンと言っていたが、正しくはバラライカ)から戦争反対の強いメッセージ、このごろの映画の作り方への批判、司葉子とのスキャンダルの真相、『放浪記』を撮影時の高峰秀子、成瀬巳喜男とのエピソードなど貴重かつ大切なお話をいっぱい聞くことができた。大きな収穫だった。

夜になって冷え込み、萬代館には暖房が入った。

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