ベルリン・フィル12人のチェリスト

■昨夜は『ベルリン・フィルの12人のチェリスト』コンサート(マリオス大ホール)。CDで聴いているのとまったく同じ音が大ホールに響いたときは、ざわざわっとした。

第一部
ユリウス・クレンゲル  :12人のチェロのための《讃歌》
ボリス・ブラッヒャー :12人の独奏チェロのためのブルース、 エスパニョーラ、   ルンバ・フィルハーモニカ
ガブリエル・フォーレ :パヴァーヌ
グレン・ミラー :ムーンライト・セレナーデ
オラシオ・サルガン :ア・フエゴ・レント(とろ火で)
アストル・ピアソラ :リベルタンゴ/フーガと神秘

第二部
ジョルジュ・ユルメール  :ピギャール
クロード・ドビュッシー :月の光
ドミトリ・ショスタコーヴィッチ :リリック・ワルツ
モーリス・シュヴァリエ :パリの花
ミシェル・ルグラン :女は女である
エルヴィス・プレスリー/ヴェラ・マトソン :ラヴ・ミー・テンダー
エディット・ピアフ/ルイ・グリェーミ :ばら色の人生
ジョージ・ガーシュウィン :クラップ・ヨー・ハンズ
三枝成彰 :ラグタイム
デューク・エリントン/フアン・ティゾール :キャラヴァン

アンコール
ピンクパンサーのテーマ
荒城の月

一口で言うと、趣味のよいコンサート。趣味のよいコンサートには、ときとして「厭味」な感じがすることもあるが、それがまったくなかった。希有なコンサートである。
ブラッヒャーがよかった。
アンコールの「荒城の月」は、拙著『銀輪の覇者』 (ハヤカワ文庫)で主人公が弾いている曲なので、嬉しかった。

■しかし、客の入りは半分。東京ではチケットが売り切れるコンサートなのだが。

■ちなみにチェリスト12人の移動には24人分の旅費が必要。チェロが一人分の座席を必要とするからです。

■ベルリン・フィルのコンサートが11月に東京でひらかれる。指揮はサイモン・ラトル。
E席 16,000円
D席 21,000円
C席 26,000円
B席 31,000円
A席 35,000円
S席 40,000円
これでは買えないなあ、と溜息をついているうちに即日完売。値段にも驚いたが、これにもびっくり。

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ご来場ありがとうございました。

■練習不足のまま本番を迎えてしまったことを大いに反省しつつも、いい演奏会だった。
堂々たる名演を披露してくださった馬場雅美さん(ヴァイオリン)、存在がフルートそのものの鈴木かなえさん、血を吐くような猛練習をしな がらも我々の前では終始笑顔を見せていた遠藤幸一さん(オーボエ)、そしてゲネプロ終了後「今までの練習は忘れて、本番を楽しんでください」と、素人集団 をまとめあげた指揮の寺崎巌さん。
こういう素晴らしい仲間たちと音楽の悦びを分かち合うことができた。身に余る幸福であり、贅沢の極みである。

■パンフレットに第一ヴァイオリン奏者の熊谷奈々子さんが団員を代表して「ごあいさつ」を書いている。その文章がまた素晴らしい。ぼくは演奏前に読んで涙してしまった。こういう仲間がいることを誇らしく思った。

832954412_218 フルーティスト鈴木かなえさんの右奥でヴィオラを弾いてるのがぼくです。

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田園フィルハーモニーオーケストラ・コンサート

第5回田園フィルハーモニーオーケストラ・コンサート

平成20年6月8日(日)  開場13:30 開演14:00 矢巾町田園ホール

【第1部】 
  ◆ヴィヴァルディ:フルート協奏曲二長調「ごしきひわ」
   (フルート/鈴木かなえ)

  ◆バッハ:オーボエとヴァイオリンのための二重協奏曲
    (オーボエ/遠藤幸一・ヴァイオリン/馬場雅美)

【第2部】 
  ◆ 高橋信哉:Jalan-jalan ~神々の島の幻影~(矢巾中学校吹奏楽部)

  ◆ 内藤淳一:ブライアンの休日 ほか (盛岡南高等学校吹奏楽部)

【第3部】 
  ◆ ヘンデル:水上の音楽 (トランペット/牛腸和彦)
     賛助出演/矢巾中学校吹奏楽部 バディヌリジュニア弦楽オーケストラ
            北上吹奏楽団  盛岡南高等学校吹奏楽部

■全席自由 
■一般 800円 中高生 400円(当日各200円増)
  ※小学生無料 

ぼくはヴィオラで参加します。バッハがまだ弾けませんげっそり
チケットあります。ほしい方はメッセージをください。当日、受付で清算できるように手配しておきます。

出演者など詳細はこちら

Photo

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バッハのカンタータを堪能する

昨日のバッハ・カンタータ・フェラインの演奏会は本当に素晴らしかった。
何か「凄味」のようなものが漂っていることに気がついた。アマチュアの演奏会で、これはあまりないことだ。
後で『目と耳のライディング』に書きます。

さあ、今週末は田園フィルの本番だ!

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必聴! バッハのカンタータ演奏会

珠玉のカンタータ~バッハからの贈り物』

盛岡の宝、いや、日本の宝である盛岡バッハ・カンタータ・フェライン演奏会があります。
盛岡市民文化ホール(大ホール)
6月1日、日曜日午後3時開演

[曲目]
カンタータ第18番 『雨や雪が天から降るのと同じように』BWV18
カンタータ第187番 『皆 あなたを待ち望んでいます』BWV187
カンタータ第78番 『イエスよ、あなたは私の魂を』BWV78
カンタータ第182番 『天の王よ、歓迎します』BWV182

合  唱 盛岡バッハ・カンタータ・フェライン
管弦楽  東京バッハ・カンタータ・アンサンブル
オルガン 劔持 清之
指  揮 佐々木正利

昨年のヨハネ受難曲演奏会についてはこちらをご覧ください。素晴らしい体験でした。
またあの感激を味わうことができると思うと、胸が高鳴ります。

[チケット]

S席:4,500円(指定席)

A席:3,500円(指定席)

B席:2,500円(自由席)

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ヴィオラを聴く

Crw_4598小澤征爾氏と故ムスティラフ・ロストロポーヴィチ率いるコンサート・キャラバン2002 のメンバーとして、岩手に印象的な足跡を残していったヴィオリスト(ヴィオラ奏者)赤坂智子さん(ミュンヘン国際コンクール第三位)のリサイタルがあります。

ヴィオラのリサイタルは東京でも少ないコンサートです。バッハやモーツァルトが愛した楽器ヴィオラの魅力を堪能するのにとてもいい機会だと思います。また、地元演奏家との共演によるテレマンのヴィオラ協奏曲の演奏も、コンサートキャラバンからのつながりで実現したもので、大いに楽しみです。

2008年5月18日(日)16:30赤坂智子ヴィオラ・リサイタル
盛岡啄木・賢治青春館 入場料3,000円

テレマン ヴィオラ協奏曲
シューマン  おとぎの絵本
ショスタコービッチ ヴィオラとピアノのためのソナタ 作品147
バッハ 無伴奏チェロ組曲第4番
ブラームス  ピアノとヴィオラのためのソナタ第1番

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『マタイ受難曲』を聴く

クリスチャンでもないのに、この曲を聴くたびに敬虔な気持ちにさせられる。

この手のものは、よけいなことを考えさせずに、その音楽世界(あるいは、もしかすると宗教的世界)に浸らせてくれる演奏が理想だろう。本盤はその代表的な一枚。

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一夜明けて

シャコンヌ(バッハの無伴奏ヴァイオリン・パルティータ二番から)のさまざまな編曲版を4曲も聴く(オリジナルも含めると5曲)というマニアックなコンサートにもかかわらず、たくさんの方にお越しいただいた。企画にかかわったひとりとして、お礼申し上げます。

バッハがそうさせるのか、気迫のみなぎる演奏ばかりだった。ぼくはまばたきをするのを忘れて目が乾き、体が火照って喉も渇いた(打ち上げのビールがことのほかおいしかった)。

順不同に感想をメモしておく。

木村悟さんは右手を手術後のリハビリ中で、この大曲を弾くには充分な体調とはいえなかったが、極めて高い集中力で、力強い演奏をした。山口あういさんのシャコンヌは何度か聴いているが、今回のバロックボウによる演奏は今までにない勢い(スピード感)があった。

弦楽合奏団バディヌリによる弦楽合奏版は、この曲のピアノ版を編曲したブゾーニ以上に濃密なロマン派で、これもバッハのひとつの解釈だと思う。たっぷりと泣かせてもらった。

滝沢善子さんは、ブゾーニ版を演奏中に足の裏が痙攣したにもかかわらず、中断することなく弾ききった。舞台袖にひっこんでくるや否や倒れ、しばらく立つことができなかった。ピアニストというのは恐ろしい人種だと、はたで見ていて感動すると共に畏怖の念を抱いた。

左手だけで演奏するブラームス版は、ブラームスのバッハに対する深い尊敬と愛情が感じられる。情感に流れず、抑制のきいた演奏でありながら、滝沢さんはロマン派のピアノ音楽の精髄をこの曲から引き出した。

客席には東京ゾリステンのコンサートマスター長谷部雅子さんもいらしていて、「滝沢さんが素晴らしかった」とおっしゃっていった。

自画自賛めくが、こんな素晴らしいコンサートを仲間たちでひらけるのだから、盛岡というところは大したものだ。

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今宵はシャコンヌ三昧

注:新しい日記はこの下にあります。19日まではこの日記が常に頭に表示されます。

Photo ユニークで意欲的なプログラムのコンサートがあります。

「今宵は Chaconne(シャコンヌ)三昧♪」

プログラム
・ヴァイオリン独奏 山口あうい
J.Sバッハ:無伴奏ヴァイオリン パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より  シャコンヌ

・ピアノ独奏 滝沢善子
J.ブラームス:5つの練習曲より No5 バッハのシャコンヌ(左手の為の)

・ギター独奏 木村悟   
J.Sバッハ/A.セゴビア:無伴奏ヴァイオリン パルティータ 第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ                      

・ピアノ独奏 滝沢善子   
J.Sバッハ/F.ブゾーニ :無伴奏ヴァイオリン パルティータ 第2番         ニ短調 BWV1004より シャコンヌ

・弦楽合奏 弦楽合奏団バディヌリ 
J.Sバッハ/Luiji Schinina :無伴奏ヴァイオリン パルティータ 第2番        ニ短調 BWV1004より シャコンヌ

というわけで、バッハの名曲〈無伴奏ヴァイオリン パルティータ第2番 ニ短調 BWV1004より シャコンヌ〉のさまざまな編曲版を聴き比べようという内容です。
同じ曲を何回も聴くのでは飽きるのでは? と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。編曲者の個性があらわれているので、バラエティに富んでおり、とても聴き応えがあります。

ちなみに、ぼくが司会をつとめます。みなさんと一緒にシャコンヌ三昧を楽しみたいと思っています。マリオス小ホールでお会いしましょう。

2008年3月20日(木〉 盛岡市民文化ホール(マリオス〉小ホール 午後7時開演  前売り1500円 当日2000円  

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『魔笛』を観る

いわぎん75周年スペシャル プラハ国立劇場オペラ 『魔笛』の感想を岩手めんこいテレビ公式サイト連載中の『目と耳のライディング』に書きました。

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読み物

■昨日の盛岡ブランド・フォーラムは「盛岡ブランド」に限定せず、文化と地域活性化に特化し、中身の濃い内容だった。

赤坂憲雄東北芸術工科大学大学院長が基調講演のなかで「盛岡、仙台、山形に現役の作家が30名~40名もいる」と触れた。実は会場に昨年の横溝正史賞受賞者の大村友貴美さんがいらしていた。講演後、赤坂さんに紹介すると「どんどん出てきますねえ」と嬉しそうだった。

■昨年末のマーラー『復活』コンサートのことを岩手めんこいテレビ『目と耳のライディング』に書きました。

1月19日に疋田智さんが盛岡にいらした。そのときのことを盛岡タイムス『自転車びより』に書きました。

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ありがとうございました。

おかげさまで第一回水原記念演奏会を成功裏に終えることができました。どうやら、来年も第二回を開催できそうです。

658282744_154 チャイコフスキーのトリオの演奏の際、ヴァイオリンの弦が切れたり、ステージと楽屋の温度差のため、チェロのペグが緩むなどハプニングがありましたが、いずれも楽章間のできごとだったのでことなきをえました。
「天国の水原洋さんがイタズラしたんじゃないか」
終演後、 そんな声も聞こえてきました。
いいコンサートでした。

お越しいただいたみなさん、どうもありがとうございました。

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第1回 水原洋記念演奏会

07 昨年2月急逝された故水原洋さんがつくったギターは、瑞々しい音がすると評されている。今も世界のどこかでその豊かな音が鳴り響いているに違いない。去年の追悼演奏会(盛岡タイムスの記事)につづいて、水原ギターで奏でるコンサートがあります。今回も司会をつとめさせていただきます。
お誘いあわせのうえ、お越しいただければ幸いです。

・ムダーラ:ルドビーゴのハープを模したファンタジー (バロックギター)

                           

 ・ショパン:練習曲第3番「別れの曲」ほか (ピアノ)

                           

 ・パガニーニ:協奏曲風ソナタ (ヴァイオリン、ギター)

                                                       

 ・チャイコフスキー:ピアノ三重奏曲イ短調「偉大な芸術家の思い出」より (ヴァイオリン、ピアノ、チェロ)

石原 博史 :チェロ
木村  悟 :ギター
佐藤  俊 :ギター、バロックギター

佐藤 由美子:ピアノ

水原  良子:ピアノ

山口 あうい:ヴァイオリン

12月18日(火) 盛岡市民文化ホール(小ホール)
開場:18時 開演:19時 (終演予定:20時30分)

                  入場料:2000円(前売・当日共)
                  主催:水原洋記念演奏会実行委員会 019-647-3886

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高田元太郎、バッハを弾く

明日、下記のコンサートがある。第一部で高田さんが使うギターをつくった水原洋さんは盛岡在住のギター製作家で、去年2月に亡くなられた。
洋前売り券はもう売り切れたが、当日券があるそうなので、ぜひどうぞ。

22186103_67 アルトフィールド・コンサート・シリーズ第2回
「高田元太郎ギター・リサイタル~Plays Bach & More...~」

■日時:2007年9月7日(金) 開場:19時 開演:19時30分
■チケット:前売り3000円 当日3500円
■チケット取り扱い・お問い合わせ:
 現代ギター社GGショップ(TEL03-3530-5342)
 メディアカーム(TEL:03-3255-5281)
■会場:日暮里サニーホール (TEL03-3807-3211)


プログラム
第1部(水原洋作19世紀ギター使用)
●無伴奏チェロ組曲第1番(バッハ~高田編)
●無伴奏チェロ組曲第3番(バッハ~高田編)

第2部(今井勇一作モダンギター使用)
●5つの南米風前奏曲(カルレバーロ)
●ブエノスアイレスの四季・全曲(ピアソラ~アサド編)

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室内楽ファンに贈る

渡辺和さんの楽しくて、ためになる情報満載のブログをぜひどうぞ。

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伊藤奏子のブラームス

Dsc_0533 濃厚、緻密、重厚、そしてときに繊細な響き。一生モノの音楽体験でした。伊藤奏子さん、マーティン・ストーリーさん、オーケストラのみなさん、寺崎巌さん、おつかされさまでした。そして、ありがとうございました。
あなた方にぼくはどんなに励まされ、救われていることか(きっと、たくさんの方がそう思っていることでしょう)。

詳細はいずれ改めて『目と耳のライディング』に書きます。

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伊藤奏子のブラームス

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宮古市出身でカンザスシティ交響楽団のコンサートミストレル(コンサートマスター)をつとめる伊藤奏子と、バーク大学音楽部教授のマーティン・ストーリーによるブラームスの二重協奏曲の演奏会が8月16日岩手県民会館大ホールで行なわれる。

昨夜、その練習を見学してきた(実はコンサート実行委員会の一人なので、その打ち合わせもかねて)。

ブラームスの「ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲(ドッペルコンチェルトと呼んだりします)」は、ぼくの大々々大好きな曲だ。
もともと交響曲にしようとしていた曲だけあって、協奏曲ながらオーケストラがとても充実していて、ソロとあわせて聴き応えがある。
ブラームスはときどき素晴らしい「すすり泣き」の旋律を聴かせるが、この曲ではその本領が存分に発揮されていて、甘くとろけさせてくれる。
しかも、「20世紀の作曲家」といっても通用するような新しい響きも持っている(ぼくはそういうところに一番惹かれているような気がする)。

昨夜の練習では、伊藤さんとマーティンの夫婦ならではの息のあったところが聴けた。オーケストラは盛岡の弦楽合奏団バディヌリを中心に、県内のアマチュアで特別に組まれたオーケストラ・アンサンブル 2007だ。ときおり「もっと盛り上げて」と指導しながら、オーケストラとも 気持ちよさそうに演奏していた。

伊藤さんと指揮者の寺崎巌さんのやりとりをみていて、ふとコンサートキャラバンのときのロストロポーヴィチさんと小澤征爾さんの姿を連想した。お互いに尊敬し、信頼しあっているのだ。決して「仲良しクラブ」ではなく、音楽に向き合う厳しさがある。

伊藤さんもさることながら、マーティンのチェロが素晴らしかった!

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NHK-FM

今日午後7時30分からのベストオブクラシックは、チェリストのスティーヴン・イッサーリスのリサイタルだ。ドビュッシーのチェロ・ソナタやブリテンの無伴奏チェロ組曲第三番など、意欲的なプログラム。これはエアチェック(毎度、死語でごめんなさい)しないと。

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シェーンベルク、再び

前にシェーンベルクが好きだと書いた
バッハ演奏で知られるグレン・グールドはシェーンベルク弾きでもあった。そのグールドがカナダ放送協会で「シェーンベルク連続放送」というラジオ番組のつくっている。グールド自身の台本、出演、ピアノ演奏による連続講座だ。

この放送が本になっているのは知っていたが、残念なことに日本語訳が出ていなかった(こういうとき、英語や仏語ができる人を心底羨ましく思う)。何とかして読みたいと思いつつ半ば諦めていたら、今春、『グルードルのシェーンベルク』の邦題で訳書が出た。筑摩書房は偉いです。
これを少しずつ読みながら、シェーンベルクを聴く。最高の贅沢である。



目と耳のライディング」と「デジタルな旅、アナログの道」を更新しました。

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河原泰則さんと『小さな星の王子さま』

27日のブログでお知らせしたように、コントラバスのヴィルトゥオーゾ、河原泰則さんのコンサートがあります。

7月7日(土) 盛岡市民文化ホール・小ホール

   開場13:30 開演14:00

   全席自由:前売り¥4000円(当日¥4500円)

河原さんは「小さな星の王子さま」の新訳を出されている。この物語については改めて述べるまでもないと思う。世界中で、子どもから大人まで幅広く愛されている物語だ。ぼくはこれを読むたびに宮沢賢治を連想する。そのテーマや語り口はもとより、この物語の底にある精神が、宮沢賢治と共通しているような気がするのだ。
これは多くの方が指摘している。


〈あとがき〉に翻訳は原作を正確に読み取り、それを自分のなかで熟成させ、そして熟成したものを自分の言葉で再構築して読者に伝えることだ。その過程で充分に時間をかけ、努力を惜しまない姿勢が求められる。これは演奏と本質的な部分で同じだ、ということを書かれている。
ずいぶん乱暴にまとめてしまったが、8ページに及ぶこの〈あとがき〉を、音楽を志す方、実際に演奏されている方にぜひ読んでいただきたい。

このような姿勢で音楽と向かい合ってきたからこそ、今の河原さんがある。演奏会が楽しみだ。

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河原泰則さんがやってくる!

コントラバスのヴィルトゥオーゾ、河原泰則さんのコンサートがあります。

Image001 7月7日(土) 盛岡市民文化ホール・小ホール

   開場13:30 開演14:00

   全席自由:前売り¥4000円(当日¥4500円)

2004年に河原さんの演奏を聴いて、その超絶技巧にぶったまげました。といっても、決してマニア向けというわけではありません。騙されたと思って、聴いてみてください。あたらしい音楽の世界がひらけます。

ポスターに「小さな星の王子さま」が使われていますが、河原さんは、この名作の新訳も出されているのです。

というわけで、そのお話も聴けるかもしれません。

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田園フィル第四回定期公演終了

■昨日はご来場、ありがとうございました(目標の500人達成。ちなみにキャパは800名)。バロックの名曲を気持ちよく演奏しました。

477060076_73 「王宮の花火」での仕掛けは、バンダでした。客席の後ろに盛岡南高校吹奏楽部を配し、ステージの我々と同時に演奏しました(写真左=練習風景)。こっそり登場したので、客席の後ろからブラスが鳴り響いたときはみなさん、驚かれたようです。音楽による花火ですね。ステージと離れているため微妙にズレるのですが、「エコー」だと思っていただければ。

 

特別477060076_41ゲスト長谷川智之さんとツーショット。長谷川さんはロストロポーヴィンチ&小沢征爾コンサートキャラバンの際にホームステイした家族と6年ぶり、あるいは2年ぶりの再会をし、感激していた。


477060076_203s マルチェロの名曲オーボエ協奏曲のソリスト多田昭則さん(北上フィル)とブランデンブルク協奏曲5番でチェバロソロを弾いた長谷川恭一さん。


それにしても、今回は贅沢なプログラムだったと思います。それに、いかにも岩手の夏の雰囲気にふさわしいプログラムでもありました。 それでは、また来年をお楽しみに。

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いよいよ、明後日!

473910038_155 田園フィルハーモニーオーケストラ第四回定期公演 の本番が迫ってきた。この画像はある日のホール練習風景だが、当日は管楽器も加わるから、この二倍以上の人数になる。

「王宮の花火」ではアッと驚く仕掛けも用意しているので、ぜひ田園ホールに足をお運びください(花火が炸裂するようなことはありません。ホールは火気厳禁でして)。

2007年6月24日(日)14:00開演  矢巾町 田園ホール チケット(一般800円、中高生400円)

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田園フィルハーモニーオーケストラ第4回定期公演

ぼくが所属する田園フィルハーモニーオーケストラ(ここでヴィオラを弾いてます)の演奏会のお知らせです。

Photo_7 2007年6月24日(日)14:00開演 
矢巾町 田園ホール
指揮 寺崎  巖




ヘンデル トランペットと弦楽のための組曲
スペシャル・ゲスト 長谷川智之(トランペット) 昨年の日本音楽コンクール優勝者で、コンサートキャラバンオーケストラでも主席トランペット奏者を務めた若手実力派

バッハ ブランデンブルク協奏曲第5番
フルート 鈴木かなえ 
ヴァイオリン 馬場雅美   
チェンバロ 長谷川恭一

マルチェロ オーボエ協奏曲
オーボエ 多田昭則(北上フィルハーモニー管弦楽団)

ヘンデル  王宮の花火の音楽
友情出演 盛岡南高等学校吹奏楽部
客演 北上吹奏楽団

TRUMPET:長谷川智之さんのプロフィール
1980年函館市生まれ。東京芸術大学音楽学部卒業。
2003年第72回日本音楽コンクール入選。05年第22回日本管打楽器コンクール第2位。06年第75回日本音楽コンクール第1位、併せて岩谷賞(聴衆賞)受賞。
現在、ズーラシアンブラス、VIVID BRASS TOKYO、BRASS EMSEMBLE 1980、BRASS KINGDOM、喇叭座各メンバー。

好きな曲ばかりなので、練習のとき、弾きながら感激しています。ぜひ聴きにいらしてください。

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ストラディヴァリウスを聴く

岩手めんこいテレビ公式サイトに連載中の「目と耳のライディング」第150回に、ストラディヴァリウス・サミット・コンサートのことを書きました。

ストラディヴァリの名器11台が一堂に介し、重厚なストリングスで知られるベルリン・フィルのメンバーが奏でるというのだから、まさに「聴かずに死ねるか」的コンサートだった。

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原田智子リサイタル続報

来週末(26日)に盛岡でリサイタルをひらく原田智子さん。盛岡に先立って行なわれた東京(近江堂)でのリサイタルを、ギタリストの高田元太郎さんがとても褒めていらした。

なんでも、原田さんの活動拠点である金沢で、高田元太郎さんとデュオの演奏会をひらく予定らしい。高田さんは故水原洋さんがつくったギターを愛用されていて、水原さんのギターを用いたコンサートも盛岡で行なっている。

不思議な縁だ。金沢のデュオ・コンサートをできれば聴きたいものだが。

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ヤコブ・リンドベルイのリュートをFMで

今日、午後7時30分からのNHK-FMベストオブクラシックはヤコブ・リンドベルイ演奏会だ(2007年3月2日 神奈川・フィリアホールでDAT収録)。リュートの演奏会は盛岡ではめったに開かれないので必聴。共演者もユニークだ。このプログラムならクラシックファンあるいは古楽ファンじゃなくても楽しめるだろう。

マンドリン&リュート:ヤコブ・リンドベルイ

弦楽四重奏:クァルテット・エクセルシオ(a)
四弦琵琶:フェイ・ジャンロン=費堅蓉(b)
ポジティフオルガン:今井奈緒子(c)

モーツァルト:ディヴェルティメント・ヘ長調(a)
リュウ・ホンジュン=劉宏軍:マンドリンと四弦琵琶のためのデュオ「ざくろの丘」(b)
アリゴーニ :マンドリン、ヴァイオリンと通奏低音のための協奏曲ハ長調(a,c)
ヴィヴァルディ:マンドリン、弦楽と通奏低音のための協奏曲RV425(a,c)
ダウランド:ジョン・スミス卿のアルメイン/いつもダウランド悲しむ/ミニャルダ/ エリザベス女王のガリアード/エセックス伯のガリアード/ファンタジア/ラクメリ(涙のパヴァーヌ)/タールトンの復活/ 靴屋の女房/レディー・クリフトンの心/ウィンター夫人のジャンプ/ 前奏曲/ファンタジア

この日、リンドベルイが後半のプログラムで使用したリュートは1590年ごろに制作されたアウグスブルグのSixtus Rauwolfで、現役のリュートとしては最古の楽器だという。これも興味深い。

追記:今、放送が終わりました。

やはり、ライヴはいいですね。緊張感や客席との呼吸のようなものが伝わってくる。

レコーディングならとりなおしたり、修正したりするような箇所もライヴではそのまま流れる。別に「キズ」を聴いて喜んでいるわけではなく、そういうところも含めて音楽だとぼくは思っているので。

アンコールにビートルズとスコット・ジョプリンのナンバーを演奏するあたり、いわゆる「オーセンティック」を標榜する一派とは一線を画していると思った。たぶん、現代で古楽を演奏する意味というものを、いろいろと考えているのだろう。

古楽の音楽放送はまだ少ないので、ベストオブクラシックにはこれからも大いに期待したい。

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原田智子リサイタル

8cb493c82b382f181i90v81j 盛岡出身のヴァイオリニスト原田智子さんのリサイタルが5月26日に行なわれる。待ちに待ったこのリサイルは、東京オペラシティ近江楽堂、金沢市アートホールとまわった後、盛岡で開催されるもの。

会場となるもりおか啄木・賢治青春館の二階展示ホールは、今年2月にここで演奏をされた寺神戸亮氏も「ヨーロッパの古い教会のような響きが素晴らしい。ぜひまたここで演奏したい」と太鼓判を押していったところだ。

曲目にも注目していただきたい。バッハの代表作、というよりもヴァイオリン音楽の最高傑作が並んでいる。原田さんが満を持して演奏するバッハ・プログラムを、ぼくも楽しみにしている。

5月26日(土)  開場18:30,開演19:00  もりおか啄木・賢治青春館(全席自由 120席)  ¥3000円(前売・当日共)

主催:盛岡市 (財)盛岡観光コンベンション協会 日本弦楽指導者協会岩手県支部

盛岡公演プレイガイド:もりおか啄木・賢治青春館、 プラザおでって(019-604-8900)、松本伸ヴァイオリン工房(019-651-8862 メールでのご予約は右記アドへ ) info@m-stringshop.com 

〈原田智子さんのプロフィール〉 盛岡市出身。盛岡第一高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。同大学大学院修士課程修了。1989~1990 年、国際ロータリー財団奨学生としてRoyal College of Music に留学。在学中に最優秀の成績にてA.R.C.M.Honours を取得。第3回日本室内楽コンクール入賞。1997 年東京文化会館でのリサイタルは「音楽の友」誌上でも好評を得る。
 1998 年よりオーケストラ・アンサンブル金沢の団員となる。
2000 年、金沢での初めてのリサイタルを開催。2001年、「平成13 年度文化庁派遣芸術家在外研修員」としてドイツに1 年間留学。帰国後はオーケストラ活動の他、ソロ、室内楽の分野でも活躍中。

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さようなら、スラヴァ

ムスティラフ・ロストロポーヴィチ氏が亡くなられました(Yahooニュースの記事←数日でリンクが切れるかもしれませんが)。

202249_1292141079 こんな思い出があります。あの夏には多くのことを教えていただきました。

ブラームスのチェロ・ソナタを聴きながら、ご冥福をお祈りしようと思います。この演奏がぼくにチェロの魅力とブラームスの室内楽の魅力を教えてくれました。ありがとうございました。

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シェーンベルク

バッハと同じくらいシェーンベルクが好きだ。

といっても、全作品を網羅して聴いているわけではない。バッハの全作品も、すべてを通して聴いているわけではないから、あんまり大きな声で「好き」などと言ってはいけないのかもしれない。

シェーンベルクで好きなのは弦楽四重奏曲、同三重奏曲、ピアノ協奏曲、室内交響曲、それに「浄夜」の弦楽六重奏曲版だ。

我が家では妻のいるところでシェーンベルクを聴いてならない、という掟がある(「浄夜」を除く)。ま、普通は聴かない音楽だ。

ずいぶん前、パリで某レコード会社の方と食事をしたとき、「シェーンベルクが好きだ」と言ったら、音楽大学出身と勝手に決めつけられてしまった。で、帰国後に音大出身の方にその話をしたら、音楽大学でもシェーンベルクを聴いているのは作曲家と楽理の学生に限られるだろうと苦笑していた。

自分でもどうしてこういう音楽に惹かれるのか、よくわからない。シェーンベルクの12音技法や無調音楽について、原理を理解して聴いているわけでもない。ただ、シェーンベルクの音楽はとても透き通っていて、怖いほど美しい。

シェーンベルクに匹敵する透明感の持ち主は、武満徹くらいのものだろう。そして、武満徹の音楽もまた怖いほど美しい。

(シェーンベルクの12音技法については、ここに詳しく述べられている。)

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ジョン・ケージ:4分33秒

ジョン・ケージの「4分33秒」は有名なピアノ曲だが、そのオーケストラ版があるのを知った。しかも、実演した映像まである。楽章間の咳払いや、汗を拭う指揮者の立ち居振る舞い、楽章ごとに楽譜をめくる楽団員らの仕種など見どころ(聴きどころと言うべきでしょうか)がいっぱいだ。

ぼくはこの曲をギターで演奏できるように編曲に取り組んできたが、このほどようやく仕上がった。いつか演奏したいと思っている。おそらく、世界初演になるはずだ。

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フルートを聴く

バロック・フルート奏者の前田りり子さんから、下記、ご案内をいただきました。これはぜひ聴きたい。

 この度、単行本「フルートの肖像」を刊行したのを記念して、リサイタル・シリーズ 「フルートの肖像」を企画いたしました。ルネッサンスからロマン派まで、普段なかなか取り上げられることのない知られざる作曲家にもスポットを当て、楽 しいお話を混ぜながらヴァリエーション豊かなフルート音楽を聴いていただく予定です。
 末長いシ リーズにできたらと思っていますが、まず 第一弾は「オトテールの時代」と題して、バロック・フルート誕生直後のフランス音楽を取り上げて見ました。ルイ14世の壮麗なヴェルサイユ宮廷社会を彷彿させ る、艶やかだけどちょっとメランコリックなフルート音色を、ヴィオラ・ダ・ガンバ、テオルボ、バロック・ギターの響きとともに、しっとりとお楽しみ下さ い!

 詳しくは「りり子の部屋」のリサイタルのページをご覧下さい。
http://www2.odn.ne.jp/~cco69970/index.html/lililko.html

前田りり子/リサイタルシリーズ「フルートの肖像」
  Vol.1 オトテールの時代
2007年5月13日(日) 14:30 開演
東京オペラシティ「近江楽堂」
前売り:3500円 当日:4000円
フルート:前田りり子
ヴィオラ・ダ・ガンバ:福沢 宏
テオルボ/バロック・ギター:竹内太郎

 J.M.オトテール: 組曲集第1巻より 第3番 ト長調 作品2の3
 M.ド・ラ・バール: 組曲集第1巻より 第5番 二短調 作品1の5
 J.M.オトテール: エールとブルネット集より
 C.B.ボワモルティエ: 組曲第1番 ホ短調 作品35の1
 L.A.ドルネル: 組曲第2番 ロ短調 作品2の2
 スペインのファリアによる即興
 J.M.オトテール: 組曲集第1巻より 第4番 ホ短調 作品2の4

前田りり子さんのコンサートをぼくは2005年に聴いています。「目と耳のライディング」第94回をご笑覧ください。



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バロックとフラメンコ

古楽器の第一人者・寺神戸亮コンサートのことを岩手めんこいテレビ公式サイトに連載中の「目と耳のライディング」第144回に書きました。

現在、日本公演中のアントニオ・ガデス舞踏団の『血の婚礼』観劇記を、日経BP社デジタルARENA「デジタルな旅、アナログの道」に書きました。

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モーツァルトとバッハを聴く

先週末は二つのコンサートがあった。どちらもとてもいいコンサートだった。

27日(土)は、長谷川恭一さんが中心になって活動をしているPoot Peopie`s Paperの第五回定期公演『モーツァルト・フォーエヴァー』(マリオス小ホール)。昨年はモーツァルト生誕250年で盛り上がったが、この日はモーツァルト250歳の誕生日。モーツァルトのピアノ三重奏曲などのモーツァルト作品のほかに長谷川恭一さんのオリジナルによるプログラムを堪能した。

28日(日)は、佐々木正利さん率いる盛岡バッハ・カンタータフェライン30周年記念『ヨハネ受難曲演奏会』(県民会館大ホール)。指揮に巨匠ヘルムート・ヴィンシャーマンを迎え、実に清らかなバッハを聴かせてくれた。

いずれも、後で岩手めんこいテレビ公式サイト『目と耳のライディング』にもう少し詳しく書く予定ですが、面白いのは長谷川さんと佐々木さんは盛岡一高の同窓生なんですよね。

それと、どちらのコンサートもお客さんがたくさん入ったことは特筆しておきたい。ことに後者は演奏する側はもちろんだが、聴く側にとっても難しい曲だけに、岩手の聴衆は大したものだと自慢したくなった。

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今週末は「ヨハネ受難曲」演奏会

昨日の坂田明「ひまわり」コンサートは胸が熱くなるコンサートだった。全人生・全人格がその音楽に凝縮されている。語り伝えたいことをしっかりと持っている人の音楽は強く、美しい(もちろん、小説もそうだが)。

何だか、「しっかりやれよ」とガツンと一発喝を入れられた感じがした。

さらに今週は1月28日(日)に楽しみな演奏会がある。盛岡バッハカンタータフェラインによる『ヨハネ受難曲BWV245』だ。『ヨハネ受難曲』は、『マタイ受難曲BWV244』、『ロ短調ミサ曲BWV232』、『クリスマスオラトリオBWV248』とともにバッハの四大宗教曲とも呼ばれる傑作だ。

指揮はオーボエ奏者でドイツ・バッハゾリステンを主催しているヘルムート・ヴィンシャーマン氏。盛岡バッハ・カンタータフェラインはヴィンシャーマン氏と何度か共演している。密度の濃い、息のあった演奏が期待できるだろう。

日時:2007年1月28日(日) 開演15:00(開場14:30)

場所: 岩手県民会館大ホール

指揮: ヘルムート・ヴィンシャーマン

独唱: 五郎部俊朗(福音史家),多田羅迪夫(イエス),小原浄ニ(ピラト,ペテロ),井上しほみヘラー(ソプラノ),佐々木まり子(アルト),鏡貴之(テノール),佐々木直樹(バス)

合唱: 盛岡バッハ・カンタータ・フェライン(合唱指揮 佐々木正利)

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