石神の丘から

今月末は石神の丘美術館で室内楽をどうぞ!

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ヴァインベルクを聴く

マイブーム中のヴァインベルク。近々、弦楽四重奏曲集が出るという。心待ちにしている。

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日々の糧(クラシック編)

毎日、こんなCDを聴いています(前に紹介しているCDがほとんどですが)。

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伊福部昭生誕100年

今年は伊福部昭の生誕100年。『ゴジラ』のテーマがあまりにも有名なため、逆に損をしていると思う。かくいう私も2枚しか持っていないのだが……。

伊福部は音楽の専門教育を受けていない。専門は林学で、森林管理の仕事についていた。私が伊福部を信頼するのは、そういうバックボーンを持つ人の音楽が好きだからだ。宮沢賢治も生きていれば、きっと伊福部のファンになっていたに違いない。

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『フーガの技法』を聴く

バッハの『フーガの技法』についてはこれまでにもこのブログなどに書いてきた。

バッハが残した楽譜では楽器が指定されていないため、チェンバロによるもの、ピアノによるもの、ギターの多重録音によるもの、古楽アンサンブルによるもの、4本のヴィオラ・ダ・ガンバによるものなどなどがあり、それぞれ楽しく聴いている。
この曲には日本人が持っている(あるいは、求めている)「侘、寂」あるいは「渋み、悟り」に重なるものがある。
その感覚を最も感じさせる演奏はジュリアード弦楽四重奏団によるCDだ。

縁起でもないといわれそうだが、私の葬儀にはジュリアード弦楽四重奏団による『フーガの技法』を流してもらいたいと思っていた。が、今は違う。葬儀不要と遺言することにしたから。

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訃報

ジョン・タヴナーが亡くなられたそうだ(ニュース)。

ペルトと並んで私の好きな作曲家だ。タヴナーを知るきっかけとなった『Protecting Veil』を聴いて、追悼しようと思う。
ヨーヨー・マの演奏もあるが、ここはやはりイッサーリス(この曲はイッサーリスのために書かれた)の演奏で。

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ブラームスの苦悩を聴く

ブラームスのチェロ・ソナタ集を聴いている。

懐かしい。
これは私がクラシックを本格的に聴き始めた1995年(38歳のとき)に買った。後に、小澤征爾・ロストロポーヴィチ/コンサートキャラバンで、親しく言葉を交わさせていただくことになろうとは夢にも思っていなかった。
コンサート・キャラバンと併せて、ロストロポーヴィチの実演は3度接した(回数でいうとキャラバンでは5~7回聴いた)。ルドルフ・ゼルキンの実演は残念ながら聴いていない。
ちなみに、子息のピーター・ゼルキンの演奏は2011年のサイトウキネン音楽祭(松本市)で聴いた。ピーターはルドルフに反抗し、ルドルフも手におえず、小澤征爾氏に「預けた」格好になったのだった。

さて、この一番は、「亡くなった母への追慕や悲しみ」の思いが反映されていると昔はいわれていたが、クララ・シューマンの手紙が見つかって以降は、ブラームスのクララへの想いと悩みが切々と告白されているものと理解されている。
ロストロポーヴィチの演奏はその切なさをよく伝えてくれる。

二番も、年齢を重ねるとともに逆に若返っていくブラームスらしい作品だ。二人の名演奏家がお互いの音を楽しみ、尊重しあって極上の名演奏を聴かせてくれる。



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作曲家の諸井誠さんが亡くなられた

諸井誠さんの作品を通して日本の伝統楽器である尺八の魅力を知り、ご著書『ロベルトの日曜日』で尺八のことを学んだ。また、会長をつとめられていたアルバン・ベルク協会の会報もひところ熱心に読んだものだ。

おつかれさまでした。そして、ありがとうございました。天国のミューズの腕の中で、ゆっくりお休みください。

■作曲界の重鎮・諸井誠さん死去…評論も手掛ける
(読売新聞 - 09月02日 13:37)

  国内作曲界の重鎮の諸井誠(もろい・まこと)さんが2日午前3時36分、間質性肺炎で死去した。

 82歳だった。告別式は近親者で行う。喪主は妻、登美子さん。

 東京都出身。戦前から活躍した作曲家、諸井三郎の二男。東京音楽学校(現東京芸大)で池内友次郎に師事。日本初の本格的な電子音楽に挑んだり、尺八など邦楽器を大胆に採り入れ、独自の作風で高い評価を確立した。代表作に二つの「協奏交響曲」や、尺八のための「竹籟(ちくらい)五章」など。

 音楽評論も手掛け、主著に「ロベルトの日曜日」「音楽の現代史」など。彩の国さいたま芸術劇場館長も務めた。1995年、紫綬褒章。兄は太平洋セメント特別顧問だった故・諸井虔氏。

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石神の丘から

昨日は石神の丘美術館で「室内楽の夕べ」があった。

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5時からの本番前に5分間ほど「室内楽と何か、女性作曲家がなぜ少なかったか、楽章間の拍手をしないのはなぜか」などについて私が手短に話した後、下記のプログラムが演奏された。

ピアノ:クノップ(長岡)直子
ヴァイオリン:クノップ・アンナ
チェロ:三浦祥子

【第1部】
ロベルト・シューマン  幻想小曲集から 「夕べに」 Op.12-1
Robert Schumann Aus Fantasiestücke “Des Abends“

クララ・シューマン   ロマンツェ Op.22 
Clara Schumann 3 Romanzen für Violine und Klavier Op. 22
Andante molto
Allegretto
Leidenschaftlich schnell

ロベルト・シューマン  幻想小曲集 作品73から1番
Robert Schumann Fantasiestücke Op.73-1 
Zart und mit Ausdruck

ロベルト・シューマン  ヴァイオリンソナタ イ短調 OP.105 
Robert Schumann Sonate für Violine und Klavier in a-moll Op. 105

Mit leidenschaftlichem Ausdruck
Allegretto
Lebhaft


【第2部】
クララ・シューマン   スケルツォ Op.14
Clara Schumann Scherzo Op.14

クララ・シューマン   トリオ ト短調 Op.17
Clara Schumann Trio für Klavier, Violine und Violoncello g-moll Op.17
Allegro moderato
Scherzo Tempo di Menuetto
Andante
Allegretto

【アンコール】

ロベルト・シューマン  幻想小曲集 作品73から

同 トロイメライ

同じプログラムで前日にもりおか啄木・賢治青春館で演奏している。率直にいって直子さんの演奏は今日のほうが安定感があったし、トリオにおける3人の演奏の密度も濃かった。
ピアノがグランドピアノだったこと(もりおか啄木・賢治青春館はアップライトピアノ。直子さんはアップライトピアノとは思えないような演奏をしたが、やはりグランドピアノのほうがニュアンスがよく出る。もちろん、響きも全然違う)、演奏家に「自分たちの音がちゃんと聴こえた」(三浦祥子さん談。会場の大きさの関係か)ことなどが要因かもしれない。 もちろん、回を重ねて「息が合ってきた」ことが一番大きい。
アンナさんは本番前は厳しい顔つきだったが、本番を終えると子どものような顔つきになった。その差がおもしろかった。 

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石神の丘から

今週末は岩手町立石神の丘美術館で室内楽をどうぞ。

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