『素晴らしきボサノヴァの世界』を観る

ボサノヴァ好きにとっては、たまらない映像が盛りだくさん。ホジーニャ・ジ・ヴァレンサの演奏シーンは初めて観た。

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このごろのお気に入り

年末にCDを整理していたときに出てきたもので、買った時期はおろか、持っていたことさえ記憶にない。
おそるおそる聴いて驚いた。いやあ、素敵すぎて、笑った笑った。セルジオ・メンデス・ブラジル66のスウェーデン版コピーバンドといったら叱られるだろうか。 アラン・コープランド・シンガーズの香りもする。
これを買ったときは、私の耳が原理主義にかたまっていたため、この「よさ」を理解できなかったのだろう。しばらく愛聴しそうだ。
それにしても、野暮ったいジャケット・デザインは損をしている。

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真夏の一枚

洗練の極み。
これほど「刺」のない音楽も珍しい。しかし、決して軽薄で軟弱な音楽ではない。深く染みこんでくるのは芯がしっかりしているからなのだろう。

2010年、猛暑の夏がこのアルバムでどれだけ救われたことか。

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ナラ・レオンの伝記

『ナラ・レオン 美しきボサノヴァのミューズ』を読んだ。「冬にボサノヴァの話題かよ」と思う型も少なくないと思いますが、いいボサノヴァは四季を通して、しみじみと聴くことができます。夏だけの音楽が「売り」のどこかの国のバンドとはそこが違う。

ナラ・レオンが1989年に亡くなったときは信じられなかった。それはボサノヴァ生誕30周年で盛り上がった直後だった。「生きたボサノヴァ伝説」の一人がなくなったといわれたが、それ以上に私は、小さいけど大切な宝石を失くしたような寂しさを覚えたものだ。

ナラは、形だけの保守主義、軍事政権による独裁政治、有名人に対する誹謗中傷、そして病魔と闘った。

ある面では確かに強い女性だった。
けれども、この本を読むと、CDで聴く歌声と同様に、ナラはあくまでも徹頭徹尾、美しく生きたのだと改めて教えてくれる。別の言い方をするなら、美しく生きるというのは、ナラのように生きることだ。

ルイ・カストロの著書で紹介済みのエピソードと重なる部分もあったが、ひとつのことが別の視点で語られているところが興味深い。

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小泉ニロさんのブログ

3月18日のブログに登場していただいた小泉ニロさんが、ご自身のブログでも書いてくださいました。

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ボサノヴァの夜

2265177_25 昨日、小泉ニロさんが来盛。彼女が新しく創刊する自転車のフリーマガジンの取材だ。ボサノヴァシンガーでありながら、そういうこともなさっている才色兼備の女性なのだ。

で、夜はモンドリアン(疋田智さんとフォークセッションをしたお店)で特別にボサノヴァを歌っていただいた。ぼくのボサノヴァギターのお師匠さんにも駆けつけてもらい、セッションで盛り上がった。
いい夜だった。

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ジョアン・ジルベルトが愛したサンバ

満を持して(というか今までなかったのが不思議なくらいだが)、ジョアンのレパートリーのオリジナル曲を収めたCDだ。
ジョアンにはオリジナル曲が実は少なく、レパートリーの多くがカバー曲だということは、ボサノヴァ関連の文献でもライナーノーツでもしばしば指摘されている。
が、「オール・オブ・ミー」など一部を除いて、ほとんどは、こんにち聴くことが困難だった。

これを聴くと、ブラジルのポピュラー音楽がかつていかに豊穣だったかがよくわかる。 田中勝則による秀逸な解説に加え、ブラジル本国でも復刻されていない曲が収められているというから資料価値も高い。


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『美しきボサノヴァのミューズ』を聴く

最近、ちょっと落ち込みがちだった。

ちまたには「元気出して」という、いわゆる「人生の応援歌」風の曲が多いが、そういう曲はぼくの中には入ってこない。

このアルバムで聴けるナラ・レオンの歌声は孤独だ。ナラは自らの孤独をボサノヴァのスタンダード曲で表現し、聴くものの孤独に救いの手をさしのべる。快活に「元気を出して」と声をかけてくるのではなく、ただひっそりと寄り添う。孤独を共有する、あるいは分け合うと言っていいだろうか。

当然、ナラ・レオンを聴いて「よっしゃ、イッチョやったるで」と意気盛んになるわけではない。かすかに涙した後、無闇に溜息をつくのをやめている。ほんの少し顔を上げる。それだけだ。でも、ぼくにとっては大きな前進だった。

このアルバムは以前も紹介している。

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初めての音楽ダウンロード

B0009vx5ra_01__aa240_sclzzzzzzz_ iTuneStoreで初めてアルバムを購入した。ジャケットを見て、驚かれたブラジル音楽ファンもいらっしゃるのではあるまいか。詳しくはデジタルARENAに連載中の「デジタルな旅、アナログの道」に。

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ジョアンが決めたこと

11月21日のブログで紹介したジョアン・ジルベルト来日公演のDVDは、発売が中止になった。詳しくは発売元のコメントをお読みいただきたい。

とても残念だけれど、仕方がない。他のファンも決して怒ったりせず、ぼくと同じように「ジョアンが決めたことだから」と小さく頷いているに違いない。

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